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カテゴリ:その他
今日はハマスタへと行ってきましたが、3回に入る前に中断し結局雨天コールドとなりました。
試合が始まる少し前から大雨だったのですが、皆中止になると思っていたようですし、0-0だったので木内が出てきても「やっぱり」という感じでした。 中断中は、レフト側から1-9でも古い打順で野村謙二郎や浅井、町田などの懐かしい応援歌を久々に歌いました。 また森笠の応援歌も吹き、去年以来です。 ライト側からは98年優勝メンバーの1-9でレフトでも歌っている人がいました。 相手が横浜ということもありますが、レフトライト関係ないという感じでしたね。 最後は桑原義行が出てきて、「雨天中止恒例」となっているベースランニングがありました。 ウグイス嬢も「4番指名打者桑原義行」というアナウンスがあり、 まず初球はボールで見逃し。次は振り抜きレフトへファール。 架空の3球目を打ち、ヒットで出塁し、1,2回は牽制で塁へと頭から戻りました。 そしてヒットで二塁をかけぬけて、三塁へ。 ライトからは右打者汎用の応援歌が流れていましたが、出塁をしたらヒットが流れて、三塁に到達してからは、ローズチャンテが流れました。 このときはもうライトレフトと一致して、レフトからもメガホンの音が。 そして桑原義は犠牲フライでヘッドスライディングでホームへと生還しました。 こういうのは雨天中止のときのものだけですし、見れてよかったです。 交通費を返せ!と言いたいですが、応援歌&ベースランニングと十分ですね。 振替がいつになるかわかりませんが、ハマスタ最終戦になるなら外野自由が無料になるので、そうなってほしいです! さて、課題本がつまらなく投げだしたくなるのですが、自分が選ぶ本はすぐに読み終わります。 先日も広島に行ったとき、東京~広島で1冊を読み終わりました。テンポがよかったのですが、面白かったのでしょうね。 本の紹介です。 久々にやるのですが、被っていたら申し訳ないです。 ・高野和明「グレイヴディッガー」(講談社文庫) グレイヴディッガー あらすじ 改心した悪党・八神は、骨髄ドナーとなって他人の命を救おうとしていた。だが移植を目前にして連続猟奇殺人事件が発生、巻き込まれた八神は白血病患者を救うべく、命がけの逃走を開始した。首都全域で繰り広げられる決死の追跡劇。謎の殺戮者、墓掘人の正体は?圧倒的なスピードで展開する傑作スリラー巨編。 スピード感あふれる作品です。 この逃走劇というのは素晴らしいものというか、「こんなんありか?」と映画ぽいところがあります。 高野さんが映画関係者であるため、ありえるかもしれないのですが、結末は高野さんらしい。 コメディタッチで描かれているのも、読みやすい1つでしょうか。 そして、あとがきでも驚くべき事実がありました。僕は帰宅したら、このタイトルを検索しようとしていたのですけど、創造力がすごいと思います。 僕のお気に入りの1冊となった本です。 ・麻耶雄嵩「鴉」(幻冬舎文庫) 鴉 あらすじ 弟・襾鈴の失踪と死の謎を追って地図にない異郷の村に潜入した兄・珂允。襲いかかる鴉の大群。四つの祭りと薪能。蔵の奥の人形。錬金術。嫉妬と憎悪と偽善。五行思想。足跡なき連続殺害現場。盲点衝く大トリック。支配者・大鏡の正体。再び襲う鴉。そしてメルカトル鮎が導く逆転と驚愕の大結末。一九九七年のNo.1ミステリに輝く神話的最高傑作。 この世界観もそうですし、本の名前「鴉」から、「面白そうだな」ということで読みました。 結構長めの本なのですけども、非常にいい感じであり、この世界に入り込みました。 そして最後の結末なのですが、予想外のものであり上手く読者をミスリードさせたなというものです。 ただ、僕はこのような結末はあまり好きではないので、残念なところではありました。 でも面白い本であり、麻耶雄嵩の本を読みたくなるものです。 ・筒井康隆「ロートレック荘事件」(新潮文庫) ロートレック荘事件 あらすじ 夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。ロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが始まったかに見えたのだが…。二発の銃声が惨劇の始まりを告げた。一人また一人、美女が殺される。邸内の人間の犯行か、アリバイを持たぬ者は、動機は。推理小説史上初のトリックが読者を迷宮へと誘う。前人未到のメタ・ミステリー。 短い本なのですぐに読むことができます。 普通に読んでいると最後に・・・がありますけども、僕は騙されはしなかったです。 これを勧めているサイトでトリックがだいたいわかってしまい、「ハサミ男」を読んでいるような気持ちでもありました。 トリックがわかると、面白みが半減するとありますが、僕はそういうのはないのでね。 話変わりますが、以前「筒井康隆」と「筒井道隆」を混同にしてしまったことがありました。 本屋でもこの本を検索するときに、間違えて後者のほうで検索してしまいなかなか見つからないということがありました。 3冊を紹介しましたが、どれもいい本です。 良い本じゃなければ紹介なんかしないのですけども、終わり方は人それぞれ。 僕は高野和明さんみたいな終わり方が好きなのですけどもね。 次紹介するときは、「伊坂幸太郎」になるでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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