お墓参り
急いで食事を済ませ、レストランを出て。一直線に駅へ歩きます。次の目的地は、【太郎のお墓】!!マップで調べた駅で降りて。墓地を探します。この右側の壁の中が墓地です。入り口探し中・・・入り口を見つけて、開いていることにホッとしつつもちょっと怖いなーと思いながら中に入り。中には見たところ誰もいません。太郎のお墓・・・・一体どこ?墓地の中を彷徨い歩きました。何となく墓守りオフィス(?)に行く気にはなれず。はじっこから歩いて、お金持ちだったんだから墓石大きいんじゃないか?この家みたいになってるやつか?と一つ一つジロジロ見て、見つけました。太郎のお墓。見つけたけど。どうしていいか分からない(笑)お花くらい買ってくれば良かったな・・・命日なのに。太郎のお墓の前で、ボーっとしちゃいました。どうしていいか分からず。太郎、お墓から川が見えていいねえ、なんて思いながら。「エクスキューズミー!ミス!」急に後ろから大声で話しかけられ、ドキッ!!!!!飛び上がるくらいビックリ!!!墓守りさんでした。もう閉めるから、との事。オッケー、と言ってその場を去ろうとしてちょっと歩き、もう一度だけ振り返って太郎のお墓を見たら。あれ?太郎の墓石の上・・・左端に、なんかある・・・何か、キラッとした・・・太郎の墓石まで戻ります。やっぱり、石がある。白い石。子供の握りこぶしくらいの。何でこんな所に、石?誰かが置いたんだよね?てかさっきまで、何でこれに気づかなかったんだろう?迷いました。持って行こうか?ちょっと離れた場所で、墓守りさんが待ってる。どうしよう!?やめときました。またおばちゃんの疑い深さが出ました。悪魔からのプレゼントだったらやだ!と怖くなりました。最後にその石の写真を撮って、、、ちょっと迷った後、そっと石をナデナデして。その場を離れました。墓守りさんは私を写真好きな観光客だと思ったのか、出口に連れて行くついでに墓守りオフィス近くのチューリップ花壇に連れて行ってくれ、「俺待ってるから!写真撮っていいよ!」と言ってくれました(笑)墓守りのおじさんにサヨナラして墓地を出て、電車で家に帰りました。今日の一連の出来事は、一体何だったんだろう・・・と考えながら。今日が太郎の命日だったのは偶然?偶然図書館に行って、偶然今日が命日の人の肖像画を見てお腹ギューっとなっただけ?その人の建てた建物で弟が働いてるのも、偶然?あの石は何だったんだ?こういう、真剣に考えたり悩んだりしている時には、ギューは絶対に話してくれません。話しかけても無反応です。