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カテゴリ:使える心理学
色彩心理学の宿題で、ハウステストの絵を描いてもらいました。
彼女は、はじめに紙の真ん中に凸の形を描き、レンガ壁や窓を描いていった。 屋根はなく、屋上には観葉植物が繁っていて、池のような水場がある。 2階の左右のベランダも同様に観葉植物が。 道路に面した大きな窓が左、中、右、と3分割になっていて、 左には赤い車が見える。中央は木の扉(玄関)を描いた。 右にはこれまた観葉植物が見え、ここは温室になっているという。 外壁はテラコッタ色のレンガ、2階のカーテンは水色、3階のロールスクリーンは青。 子供向けの絵画教室を20年ほどやっている人。 わたしが教室を開く前に、どこか見学させてもらえるとこない?と友人に聞き廻って いて、紹介されてからお付き合いが続いている。5年ほど前、彼女の念願のログハウ ス+土壁の家を建て、御主人とお住まいなのだけど、諸般の事情で道に車の乗り入れ ができなくなり、不便な生活を強いられている。外へ出て、自分のやっていることを 広めて行きたい人なのに。 「これは都会なんですか?」「そうですね、ここは主に仕事をする場所ね」 住みたい家の絵、というテーマなのに仕事の場所になってしまったことに 意味があるとしたら… 「人の多いところに行きたいみたいですねえ」 多分、まわりに何も描かれてないことや、 れんが造りで屋根がない、屋上の観葉植物にも意味があるのだろう。 彼女に比べてわたしは自然児だ。ということに気がついた。 3/23の日記に描いた、山の中腹にある家のように 自然の中にいる自分が基準になっている。 そうかあ。理論を構築することや、男だから女だからとかいう話をすることが たまに空虚なことのように感じるのは(たまに、よ!←強調)そのせいかも。 中学生になってやけに男とか女とかみんなが意識しだすのが とっても不思議だったのよね。 流行歌がたいがい男と女の話というのも変!とか考えてたってのを 今の友人に言ったら 「小さいころから変わってたんだね」 えっ!みんなが変なんじゃなくてわたしが変、てことなわけ!?(/@ロ@;\) まあいいや。葉っぱの色がひと枝だけ違っていたり、 花びらの枚数がこの花だけ違うなんてことは、けっこうどこにでもあるさ。 このスタンスだから見えることの方が多いしね。 …とか、図らずも人を見ることは自分を見ることになったのだった。 「あなたが住みたい家」を描くとしたら、どんなことが出てくるでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年01月08日 01時47分43秒
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