そろそろサロマ湖について書いていかなくてはいけない時期になりましたね。
各地でのウルトラマラソンも控えていますから、参加するランナーの方には楽しんで頑張って完走してほしいですね!
さてサロマ湖。今年は30回大会ということでビックリするほどの人気でした!(30分以内は想定ないでしたが)僕も昨年のリタイアがあり、クリック合戦でなんとかなりました。
さて制限時間13時間と聞くととても厳しそうに感じますね。
僕のクリニックを聴いていただいた方にはいつもの『12時間50分プラン』をベースにお話ししているので、基本はそれしかありません。
制限時間14時間の大会に参加して完走してもギリギリだった場合に『サロマは無理かも?』と思う方もたくさんいますが、それは単純に『時間が余っているため』にゆっくりとエイドで過ごしてしまうのです。
サロマ湖は35キロまでは基本的に平坦です。それ以降もアップダウンはありますが、45キロ過ぎと50キロ手前、そして54キロ手前と60キロ過ぎに丘陵地帯を越えて行くイメージです。
なのであまり歩く場所は多くありません。走れる場所が多いんです。(僕は50キロの登りは歩きますが。)
エイドの充実は時間を使うことにも繋がります。当然使わないと走れないので、走るリズムを一定にしてエイドの分を加算しながら走りながら確認していきましよう。
僕は前半はウエストポーチのサプリメントを駆使してエイドにはあまり立ち寄りません。水分のみなので気温に応じてですが10キロまではエネルギーだけで走るリズムを確認します。
15キロ過ぎからは水分や固形物などを摂るようになりますし、トイレや被り水なども想定されます。
もしトイレに行って5分待ったならば、その区間のラップタイムが前のラップタイムプラス5分だったら、リズムは変わっていないですよね。(31分30秒→36分30秒)
またエイドの立ち寄りが始まって、30キロ以降は少し喋ったりスペシャルの補給などで3分掛かったのを確認して、走るペース+休憩のリズムで時間を確認します。(34分30秒ならば35分以内でOK!)
この休憩を入れたリズムでペースを確認します。50キロまでは35分以内。30キロ以降は前半の貯金を使って37~39分のラップもあります。しかし50キロ以降は40分以内の設定なので、休憩を入れて37~39分のリズムであれば『そのままキープ』すればいいわけです。そして80キロ以降は45分以内のリズムを作っていくという流れです。
貯金があるとドカッと休みたくなるのですが、あくまでもリズム重視でグランディアの休憩などは10分以内には済ませたいですね。時間の余裕次第では短くすることもしなくてはいけません。後々失速する可能性もありますから。
いつもお話ししていると『ゆっくり走る練習ばかり』になりがちな方がたくさんいらっしゃいます。特にフルマラソン3時間30分前後なのにキロ7分で走ろうという方。
脚がもたないかも?という不安からゆっくりゆっくりになっています。いつもの練習ペースがキロ5分で楽な方がキロ7分で走ることは逆に疲れてしまいませんか?遅くてもキロ6分でもゆとりはあると思いますので、今からでもどのペースで行くのか確認してみてくださいね。
またスピードがないです。という方は、少しでも良いのでスピードを磨いてください!7分半イーブンで行くならば、短い距離の練習ではキロ6分で!速く走らないとキロ7分半も楽にはなりませんからね。練習ではちょっと苦しんでください!本番楽になるためです!
僕のブログはたくさんの方に読んでいただいているので、非常に嬉しいです。今年は骨折もありギプスは取れていますが、昨年のリタイアのリベンジでもあります。なんとしても19回目の完走をしっかりと達成したいと思いますので、よろしくお願いします。
ウェアは『いちごオレ』は着ません。仲間がたくさん着ているので皆さんから見つけにくくなってしまうと思います。(笑)柴又で着ていたピンクのウエアが有力です!バンダナは被りますよ!よろしくお願いします。