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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2012.07.15
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カテゴリ:旅行
3日目です。
今日は台北市内をグルグルと攻める感じで行きます。

まず、向かったのがMRTの大橋頭駅。
重慶北路の問屋街へのアクセスは、この駅の開業で少し便利になりました☆

で、向かった先は、台北リピーターの間で「なんだ、あの店は?」と噂になっているお店です。


まずは対面から、写真を押さえます。

噂の現場


うーん、思っていた以上に白兵戦をしていましたね(^^;)
細い路地を一本挟むだけの隣に出ていたとは。


では、通りの反対側に向かいます。

林茂森茶行店頭


まずは、こちらに入ってみましょうか。


・・・というよりも、こちらに入らざるを得ませんでした。

なにしろ、このあたりを観光客と思しき日本人が歩いていると、写真に写っているおじさまたちが、

「お茶を買うなら、うちへ!」

と、お店に引き込むという、居酒屋の呼び込みのような光景が繰り広げられていますw


こちらのお店は、林茂森茶行。
昨年の夏にオープンしたお店です。

店名にもなっている、店主の林茂森さんというのは、隣にある林華泰茶行の創業家・林家の次男です。
ここ40年ほど、林華泰茶行のマネージャーとして経営の実務を取り仕切ってきた人です。
それが突如、独立しまして、このような近距離にお店を出したわけです。

店頭にかかっている赤い横断幕には、

「林華泰茶行で40数年、ただひとりお茶を選び、製茶を行ってきた4代目林茂森が、林華泰茶行の職人団を引き連れ、ここでお馴染みの味をご提供します」

といったことが書いてあります。


えー、上記のような様子で、ただ事ではないのは、お分かりかと思います。
#事情を詳しく知りたい方は、コメント欄に記載しておきますので、そちらを参照ください。

お店の中の雰囲気ですが、

林茂森茶行の店内


こんな感じです。
缶や棚は新しいですが、お隣とほぼそっくりのシステムです。
基本的には隣と同等のサービス、商品を提供する店と考えて良いでしょう。

こちらのお店には日本への留学経験もある、背の高い息子さん(次男)がいます。
日本語は世間話ができるほどに流暢です。
もっとも、お茶の説明は勉強中な感じですが。


その息子さんが、まずはこちらを・・・と見せてくれるのが、オーナーからの開店挨拶文(日本語)です。
内容をザックリ書くと、

・私は林華泰茶行で40年来、お茶の選別と経営をしてきましたが、このたび独立しました。
・今まで林華泰茶行で買っていたお茶は、林茂森茶行でのみ買えます。
・今後も家族みんなで頑張っていくので、どうぞよろしくお願いします。


といったものです。

息子さんの話によると、林華泰茶行にいた職人4名を連れてきたとのこと。
そういえば、客引きしてたおじさんたち、隣で見たことありますね(^^;)

「だから、品質は保証できます」と言います。

職人さんに、木柵と高山鉄観音の違いについて説明を受けましたが、お茶のことを熟知している方の説明だと感じました。
このあたりは、さすがに老舗のベテラン職人だと思います。


こちらのお店では「試飲もできます」とのこと。
試飲といっても、ざっくりティーサーバーで淹れる感じの簡素なスタイルで、一般のお茶屋さんの試飲とはイメージが異なります。
買うかどうか迷っているお茶の味の確認程度にはなるかもしれません。

ほか、真空パックにも応じてくれるなど、一般消費者向けのサービスは向上している印象です。
もっとも、販売単位が最低150g(4両)なのは、変わっていません。
問屋スタイルは維持しているようです。


さて、気になる品質についてです。
私がいつも林華泰で買っていたのと同じ1600元/斤の高山茶を買って試してみました。

挨拶文には「今までの林華泰と同じお茶を提供する」と書いてありましたが、私の飲んだ印象では、ちょっと違う傾向に振っているように感じました。
やや発酵が高め、焙煎が強めになっていて、水色は濃く、甘みを感じやすいお茶に仕上げられています。

同じ金額のお茶を林華泰で買ってみましたが、そちらは今まで通り清香の傾向にあったので、店の味として微妙に差別化を図っているようです。
品質にはさほどの差はなく、あとは好みの問題になってくると思います。


林茂森茶行
住所:台北市重慶北路二段195號之3
電話:02-2557-9887
営業:8:30~21:00
MRT大橋頭駅2番出口より徒歩5分




そのまま、隣のお店に入ろう・・・と思ったのですが、客引きおじさんたちの熱い視線を後頭部に感じたので(笑)、さらに南下してカルフールの交差点を左折。
典蔵陶藝行へ逃げ込みましたw


典蔵陶藝行は茶器メーカー・建展陶芸の台北での卸を行っていて、色々な茶器が卸値で買えます。
お店は狭いのでアイテム数は限られますが、鶯歌へ行く時間がない時には重宝するお店です。

今回は、店主の朱さんに、建展陶芸のこんな新商品を勧められました。

箱が魅力の茶器セット


茶器セットなのですが、この箱はイイ!
箱が2段重ねになっているのですが、上の部分が写真のように横に開くのです。
お出かけ茶会にもってこいな茶器セットではないかと。

一瞬考えましたが、荷物はこれ以上増やせないので、パスしました。。。

代わりにお土産用のTravelBuddyを購入しました。
ここは飄逸杯(ティーサーバー)や鑑定杯セットなどもお茶屋さんより安いのです。


典蔵陶藝行
住所:台北市保安街3之2号
電話:02-2555-9164
営業:11時ぐらいから?




典蔵陶藝行を出たあと、雨が強くなってきたので、カルフールで傘を買い、その傘で身を隠しながら、サッと林華泰茶行へ入り込みました。
客引きおじさんたちには、多分気づかれなかったと思いますw

林華泰店内


林華泰茶行、店内はそのままなのですが、確かにお店のスタッフがガラリと変わっています。
マネージャーは女性に代わっており、お茶を出してくれました。
今までの林華泰茶行なら、あり得ないサービスです(^^;)

日本語の少しできる方は、いつも通り勤務していました。
移籍せずに残ったのは、この人だけだったのかも。

買い物は日本語だけでもさほど不自由しません。
いつもの1600元/斤の高山茶を少々買います。


帰国してから飲んでみた感じは、今までとあまり変わりませんでした。
若干、火入れで味を引き出せていない印象があり、職人の引き抜きが多少影響しているのかもしれません。
が、誤差の範囲内だと思います。まあ、こんなものでしょう。


この後、「工場を見ますか?」と言われ、内部に案内されました。
これまた今までには無いサービスです(^^;)

大型の機械が色々と


工場の設備です


ふーむ、大きな機械がたくさんあります。
転がっている袋の大きさも、茶農家では見ないような大きさです。
大きなロットを扱う問屋ならではの光景だと思いました。


それにしても、「隣の話を全然してこないなー」と思っていたら、店を出る時に

「隣のお店はうちと全然関係ないですから、気をつけて下さいね」

と囁かれましたw

隣の開店の効果で、こちらもサービスは色々向上したようなのですが、どうもギスギスしてますねぇ。。。


林華泰茶行
住所:台北市重慶北路二段193号
電話:02-2557-3506
営業:07:30~21:00
MRT大橋頭駅2番出口より徒歩5分




続く。


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品質とサービスで競ってもらいたいものですがねぇ





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Last updated  2012.07.15 21:49:23
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