011289 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

とりあえず乗ってみた

とりあえず乗ってみた

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

三十代おじ

三十代おじ

カレンダー

バックナンバー

カテゴリ

乗り鉄

(64)

日記/記事の投稿

コメント新着

三十代おじ@ Re[1]:【乗車記録015】255系しおさい(銚子→東京)(01/02) 背番号のないエースGさんへ コメントあり…
背番号のないエースG@ Re:銚子鉄道 『NHK「澪つくし」  ~ ああ銚子鉄…
Yoichiro-Honda@ Re:【乗車記録027】E259系成田エクスプレス(八王子→成田空港)(02/25) 僕は、下記の事業所(横浜鶴見工場)に在…
三十代おじ@ Re[1]:【乗車記録022】E7系かがやき(大宮→長野)(02/14) jiyma21さんへ コメントありがとうござい…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2024.05.20
XML
テーマ:鉄道(22083)
カテゴリ:乗り鉄

↑東海道からは完全に姿を消した700系。500系同様に多客時間を避けるように充当されている。






唐突にだが九州に行ってきた。

当初は四国遠征を予定していたのだが予算とか乗れる電車の事とか色々考えた結果、九州に行く事にした。

本ブログ執筆段階ではまだ九州に滞在中だった(5/14時点)。

※尚、最初に書き始めていた本記事を放置していた結果、この日記より後に書いた九州特急乗車記が先に出てしまっている。

元々はみんなの九州きっぷ今年も発売されないかなぁと思って期待していたんだが、特に発売されなかった。

代わりにこんな切符がJR九州公式で発売されていた。








↑大分と福岡の区間なら特急自由席まで乗り放題。特急指定席も3回まで指定可能。



た だ し 新 幹 線 に は 
            乗 れ な い




厳密には福岡大分DC企画の一環で発売された企画切符であり、JR九州も別にみんなの九州きっぷ代替案として考えたものではないと思う。

今回は此方を活用して九州の特急を利用しつつ、色々な事情で間に合いそうに無い事が多発したので、新幹線をピンポイントに利用してきた。






↑門司港はモダンな西洋建築と車止めに停車する個性的なJR九州車両の数々を撮影出来る。朝方早ければこの車止めに787系や783系が停車してたりする。







小倉~博多の移動には在来線特急と新幹線の二択がある。あとバスも強く俺達が思っている以上に激戦区となっている。

新幹線と併走してるのにガッツリ特急が走っている貴重な区間でもある。

これは簡単な話で在来線特急はJR九州が、新幹線は山陽新幹線としてJR西日本という形で、実質別会社が運行してるからだ。
 
一応競合に近い関係になっている。

小田原熱海までの東海道新幹線と東の踊り子や小田急の関係に近い。

但しあちらと違い完全な都市間移動での競合となっている為、割と火花を散らすような関係にもなっている。

名古屋~大阪間の近鉄と東海とも違い、乗降ターミナルがモロ被りしているのも大きい。







↑小倉駅の注意標識に映る区間快速。乗入れはまずないが、この区間の新幹線がJR西日本の管轄であることを示す一例と言える。







私的な話に戻すと門司港や旦過市場は見たし、オフろう福岡・大分DCきっぷを買ったからには博多要素が欲しい。

博多要素ならラーメンでいい(前も言った気がする)。

そんな理由だけでは無いんだが、今年に入ってN700系のお下がりも増えてそうだしそろそろ700系や500系も引退するんじゃないかなぁと言う気持ちも過り、乗り納めも兼ねて利用することにした。

と、思って記事調べたら700系はまだ暫く残るらしい(500系は減るらしいが)。







↑レールスターの異名。一応新下関6:11発で岡山行きひかりレールスターが残っている(本当にそれだけ)。狙って乗るには別記事で書いた東京九州フェリー+宿泊とかが便利。それだけの意味があるかは微妙だが。






小倉から博多までの新幹線料金は自由席で2160円。

特定特急料金が適用されているので距離に反して安めになっている。

関東で言うと高崎~大宮相当。但し大宮~高崎の新幹線料金は3210円かかる(高崎~大宮の間には二駅ある)。







↑自由席付近は至って普通の平成新幹線の内装。






この辺り特急の方が安く本数もあるとは言うが、普通に買うと自由席で1910円(指定席で2440円)と実は新幹線と大差ない(勿論まずあんま無いとは思うが)。

九州ネットきっぷ等を使ったりネットに疎い層も往復タイプの二枚きっぷを買うなどする事で、片道大体指定席でも1470円くらいになる。

というより割引前提価格となっている。

流石に往復ランニングコストとなると新幹線の方が高くはなるが時間差がかなり大きい。

新幹線は往復あわせて30分ほど(片道15分)に対し、特急は最速ソニックを使っても90分(片道45分)かかってしまう。

この区間は高崎~大宮と違ってすべての新幹線が自由席(繁忙期とかはのぞみが使えなくなるけど)で、かつすべての新幹線が必ず停車するので特急より本数があるのも大きい。

ここまで来るとコスパ云々なら素直に多少時間をかけても在来線の快速とかになるし、早さならどのみち金をかけるので新幹線と言う感じに地元に住んでいたらなってしまうだろう。


但し最寄り駅が小倉ならの話。


車社会だから家族が多いなら車で………という結論まで出ると思う。






↑その結果、小倉(門司港)~博多向けの往復+買い物券付きの乗車券特急券が販売されている。てかこのなぁぜなぁぜって流行ってる訳?







ただ正直これを以てしても厳しい感は否めない。

車という強敵が立ちはだかるのが鉄道の常。

都内すらぶっちゃけ車>鉄道の図式で成り立っている現実。

わざわざ流行語(多分)使って宣伝してる位なんだから、こうしたお得きっぷもまだ免許持ってない層とか中高校生が休日に遊びに行くのを想定してるのだろう。

だが一方で、赤間や折尾黒崎など肝心な北九州主要地域からのこうした往復きっぷが設定されて無いのはそれこそなぁぜなぁぜ感。

折尾辺りまでなら2500円くらいにして買い物券つければ地元は喜びそうな感じもするが………。

門司や門司港も一般人が住んでる地域とは言いがたく、下手すると下関辺り住んでる層の方がこの往復きっぷの恩恵がありそうな始末。

要は明らかに特急需要がある駅とかには設定されておらず、JR九州の方向性が強く出ている側面とも言えるだろう。

地元の足以上に観光旅客への対応を重視しているのである。

ただJR九州に限らず、地方に住むと分かるがまず駅から家まで遠い問題がある。

民営化の結果は、時代の流れと共により顕著に出始めているのかも知れない(国鉄時代を知らないからアレだが)。







↑新幹線なら折り返し分岐も高みの見物。





また去年の10月までJR西日本ではこの博多~小倉間を新幹線よかよかきっぷとして往復3100円で販売していた。

トータルコストは高くついても、圧倒的な時間差と本数がある新幹線とよかよかきっぷの存在は圧倒的であり、割と小倉最寄りならソニックを使わなかった可能性が高い(去年は黒崎に泊まったから新幹線使わなかったが)。

一方で山陽新幹線の収益は年を追うごとに悪化しており、こうしたきっぷも採算性の関係から終売に至ったようだ。

そもそも速度の暴力によって在来線特急に一時間以上差をつけている。

終売しても買うやつはいる、寧ろ買わせるという路線に至るのはこの時世では自然な流れかも知れない。



実際俺は二回買わされる事になった。






↑あ っ と い う ま




 
博多についたら即座に駅改札外のラーメン街に。







↑旨いけどとんこつの匂いは苦手。




おそらく最も新幹線と特急の比較や差を感じる事が出来る小倉~博多間。

翌日では乗り遅れ(指定ミスだけど)したソニックを追いかける際にも新幹線は活躍した。

東京大宮とかと違って余裕で60キロは離れてるからほぼ最高速度の280キロで新幹線が動いてる区間なのも大きいだろう。

九州特急は好きだが、観光する上では様々な番狂わせとかが起きたりする事も多い。

博多~小倉間の最終手段として新幹線があることは、頭の片隅に入れとくと良いかも知れない。







↑この車両はそのまま博多南行きとして回送されていった………………。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.05.20 20:44:12
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.