カテゴリ:連載小説
私の話を聞いて、弘志は言った。
「佐々木さんとかなり仲良くなったんだね。」 「・・・・うん、まあ、仲良くなったのかな・・。」 彼女の急激な距離の縮め方に最初は戸惑ったが、カフェの席について話をし始めた頃にはそれほど違和感はなくなっていた。話してみれば、なかなか気も合うし楽しかった。 私は弘志に聞いた。 「彼女って、どうして私と仲良くなろうとしたのかな。」 答えはわかりきっている。おそらく私と弘志との関係が知りたいからだろう。本当にただの友達なのか、それとも・・・・。 「どうしてって、仲良くなりたかったからじゃない?」 弘志はそう答えた。 「・・・仲良くなりたいのはどうしてかって話よ。」 「どうしてだろうね・・。」 弘志は普段はとても勘が鋭いのだ。その考えに思い至らないわけはないと思う。・・・とぼけているのだろうか?それとも自分のことになると鈍いのだろうか。 「・・・弘志に関係があるんじゃない?」 私は誘導するようにそう聞いた。すると、弘志は先回りして逆に聞き返してきた。 「んー。もしかして加代子は、佐々木さんが俺に気があると思ってる?」 「・・・違うの?」 弘志とあやちゃんがいい感じなら、それを応援したいと思っていたのだが、違うのかだろうか。 「別に、佐々木さんとはただの友達だね。」 「だって、一緒に食事に行ったりしてるでしょ。」 「それは、佐々木さんの相談に乗ってたの。友達として。」 えー、ただの友達?・・・本当にそうかなあ。 つづく ~~~~~~~~~~~~ んあ。迷走。 文章が上手く書けない病にかかりました。 やっぱ、始めからある程度流れを決めておかないとダメですね。 果たして立て直せるだろうか・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年09月21日 02時07分54秒
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