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カテゴリ:きらきらマレーシア
前回、セピロックオランウータン保護区に行ったとき、昼食場所になったサンダカン・ルネッサンスホテルに泊まるのだ! なにしろ、絵に描いたような高台のリゾートホテル。椰子の木に囲まれたラグーンのようなプール。かの、ルネッサンスリゾート系列でもあり、サンダカンで一番の高級ホテルである。(現在は、ルネッサンスグループからは離れたようだが、「サバホテル」の名前で営業中) 周囲は熱帯の木々が生い茂る丘。人気の少ない広大な敷地には、街の喧騒はまったく届かない。 前回は、昼食だけで、コタキナバルへ日帰りで戻ってしまったが、今回はお泊りだ! 朝、前日リバークルーズをしたスカウ村を出発し、セピロックオランウータン保護区を訪問してお昼にホテルに到着。 ここの、プールサイドレストランでの昼食までが、ツアーに入っている。 食事前にホテルのチェックイン手続きを済ませたので、レストランではすでに食事が始まっていた。 さてさて! 実は、このスカウ村&サンダカンツアー、すべて英語である。 早い話が、日本人、そんなにここまで来ないのだ! スカウ村まで案内してくれたゲーリー君とは、もちろん英語でのやり取りであった。 そして、今。今朝から合流している欧米系のお客さんたちと、昼食は一緒である。 4席空いているテーブルに座る。すでに4人の先客がいる。 自慢じゃないが、英語は、喋れる、というレベルではない! 英検3級の実力である。(高校のとき、2級の問題を見て、あまりの難しさにあきらめた。当時は準2級なんてものがなかったのである。) 大学受験英語は、まあ、やったけど、合格したのは国語と日本史のお陰のようなもんである。だから、漢文…中国語なら筆談でなんとかなるのだが、英語は、中学レベルの域を出ていない。 しかし! 日本人、rin家4人だけ、というこの状況! まわりのひとたちは、にこやかに談笑しつつ食事を楽しんでいる。 黙りこくって食事をする、陰気な日本人、とよくない印象をもたれたらどうしよう。 そして日本代表のゼッケンを背負ったrinは、果敢にも会話に参入したのであった! 満面の笑みを浮かべて「Where did you come from?」 同席していたのは、オーストラリア人の60歳くらいのご夫婦。ドイツからあちこち回ってきたという若いカップル。 なに、意欲さえあれば、言葉なんてわからなくても通じるんじゃい! 家人1も、変な中国語はできるが、英語はさっぱりである。rinが通訳しつつ、なんとなくテーブルの会話は進むのだった。 こういうとき、子供は得である。黙っているだけで、可愛がって貰える。 オーストラリア人御夫婦とは、翌日空港でも一緒になった。写真を撮ってアドレスも交換した。帰国後、クリスマスカードのやりとりも続けている。子供が独立して、大きな家に部屋があまっているので、遊びに来い、と誘ってもくれるのだが。 とにかく、何を食べたか覚えていないほど、ひたすらしゃべりまくった。 微力だが、日本外交の役に立ったと思えば、苦労のしがいもあるというものだ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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