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2006年04月05日
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今回のボルネオ行きで、一番楽しみだったのがサンダカンでのステイ。
前回、セピロックオランウータン保護区に行ったとき、昼食場所になったサンダカン・ルネッサンスホテルに泊まるのだ!

なにしろ、絵に描いたような高台のリゾートホテル。椰子の木に囲まれたラグーンのようなプール。かの、ルネッサンスリゾート系列でもあり、サンダカンで一番の高級ホテルである。(現在は、ルネッサンスグループからは離れたようだが、「サバホテル」の名前で営業中)

周囲は熱帯の木々が生い茂る丘。人気の少ない広大な敷地には、街の喧騒はまったく届かない。

前回は、昼食だけで、コタキナバルへ日帰りで戻ってしまったが、今回はお泊りだ!

朝、前日リバークルーズをしたスカウ村を出発し、セピロックオランウータン保護区を訪問してお昼にホテルに到着。
ここの、プールサイドレストランでの昼食までが、ツアーに入っている。

食事前にホテルのチェックイン手続きを済ませたので、レストランではすでに食事が始まっていた。

さてさて!
実は、このスカウ村&サンダカンツアー、すべて英語である。
早い話が、日本人、そんなにここまで来ないのだ!
スカウ村まで案内してくれたゲーリー君とは、もちろん英語でのやり取りであった。
そして、今。今朝から合流している欧米系のお客さんたちと、昼食は一緒である。
4席空いているテーブルに座る。すでに4人の先客がいる。

自慢じゃないが、英語は、喋れる、というレベルではない!
英検3級の実力である。(高校のとき、2級の問題を見て、あまりの難しさにあきらめた。当時は準2級なんてものがなかったのである。)
大学受験英語は、まあ、やったけど、合格したのは国語と日本史のお陰のようなもんである。だから、漢文…中国語なら筆談でなんとかなるのだが、英語は、中学レベルの域を出ていない。

しかし!
日本人、rin家4人だけ、というこの状況!
まわりのひとたちは、にこやかに談笑しつつ食事を楽しんでいる。
黙りこくって食事をする、陰気な日本人、とよくない印象をもたれたらどうしよう。

そして日本代表のゼッケンを背負ったrinは、果敢にも会話に参入したのであった!
満面の笑みを浮かべて「Where did you come from?」

同席していたのは、オーストラリア人の60歳くらいのご夫婦。ドイツからあちこち回ってきたという若いカップル。

なに、意欲さえあれば、言葉なんてわからなくても通じるんじゃい!
家人1も、変な中国語はできるが、英語はさっぱりである。rinが通訳しつつ、なんとなくテーブルの会話は進むのだった。

こういうとき、子供は得である。黙っているだけで、可愛がって貰える。
オーストラリア人御夫婦とは、翌日空港でも一緒になった。写真を撮ってアドレスも交換した。帰国後、クリスマスカードのやりとりも続けている。子供が独立して、大きな家に部屋があまっているので、遊びに来い、と誘ってもくれるのだが。

とにかく、何を食べたか覚えていないほど、ひたすらしゃべりまくった。
微力だが、日本外交の役に立ったと思えば、苦労のしがいもあるというものだ!OK






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最終更新日  2006年04月05日 19時58分05秒
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