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テーマ:住宅コラム(1790)
カテゴリ:おうちを建てよう
「まったく道楽者め!」と怒られそうな、でも、ま、確かに道楽ではありますが(汗)。 おば~ちゃんが持っていた書画の表装ができてきました。 山岡鉄舟の書。山岡鉄舟は幕末から明治時代に活躍した人物で、書に優れていた方です。漢文で、よく読めないのですが、お寺のなにか法要にあたっての寄せた文のようです。表装の布地はおまかせで、パープル系にまとめてくれました。
こちらは、作者はわからないけれど富士山の絵。額に入れてみたら、絵だけのときよりずっと立派。よさげに見える(笑)。部屋が、ぐぐっと、格調高くひきしまって見えます。大きめの額なので、ホームセンターで買ったピクチャーレール(短いカーテンレールみたいなの。)を天井と壁の境の木の部分(廻り縁というらしい)にとりつけ、ワイヤー2本で吊ってます。壁に穴をあけたくない、強度的に心配、という場合は、天井からワイヤーで吊るのがおすすめ。ピクチャーレールでなくても、ねじや釘を打つだけでもOK。ワイヤーは長さ調節できるので、額だけでなく、いろいろなものに応用もききます。 どちらも、「鑑定団」に出したら、表装代分の価値、ってところでしょうか?こういうものにお金を使うのって、やっぱり、道楽だよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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日頃殆ど所に興味が無い私ですが5,6年前に友人と行った北京の故宮博物館で愛新覚羅溥傑の「一生感動」の書を2万元(当時1元14円)で衝動買いをしてしまいました。
私がこんな事をしたのは一生に一度でしょう。 (2010年09月17日 16時00分15秒)
山岡鉄舟の書が表装代の価値しかないなんてことはありえないですよ。
玲小姐さんのお持ちの書画でしたら、きっとご本人の鑑定済みでしょう。 状態が良さそうなので、オイラの鑑定では500万はくだらないお宝か、と…。 富士山の絵は、江戸時代の作というより明治画壇の大家の作品ですね。こちらは、鑑定額300万くらいでしょうか。 それにしても、洋間に書画があると、落ち着きますね。 オイラの家には、聖子ちゃんや荻野目ちゃんの書がありますが、鑑定額はどれくらいでしょうね。 (2010年09月18日 20時25分52秒)
ビジベンさん
真剣に鑑定団応募を検討中です(笑)。出演が決まったらお知らせします。 表装ひとつで立派になるものだと感心しました。聖子さんの書?も立派な額にいれてみてはいかがでしょうか? (2010年09月26日 13時55分05秒)
先月の国立劇場の「将軍江戸を去る」です。鉄舟は染五郎で、命をかけて慶喜に諫言する場面、吉右衛門に伍しての熱演でした。末尾に「幕末の三舟」のリンクもちゃんとつけておきましたよ。
鉄舟は明治16年(1883年)、維新に殉じた人々の菩提を弔うため東京都台東区谷中に普門山全生庵を建立したそうです。その全生庵を通して揮毫を申し込まれる分は引き受けていたそうですから、玲小姐さんのこの書もその関係ではないでしょうか。 (2010年11月10日 01時53分10秒)
TB代わりに上記の記事のURLを入れておきますね(^_^)/
http://blog.goo.ne.jp/pika1214/e/84ef04bb2f13c90ce430ad723b46bbc5 (2010年11月10日 01時56分43秒)
ぴかちゅうさん
ちゃんと読んだら、全生庵の由来についての文章でした。なぜ、これが打ちにあるのか、謎なのが残念です。うろおぼえの祖母からの話では、ウチの近所にある吉祥寺に、寛永寺の輪王寺宮が、日光に逃げるとき一時匿われていて、その縁で吉祥寺と山岡鉄舟のかかわりがあり、吉祥寺にこの書がやってきた。それが、ウチに来た、というはなし。 (2010年11月10日 07時59分48秒) |