「大切なことは時を経ても変わらない」吉沢久子著
吉沢久子さんは、2019年3月21日に亡くなり、享年101歳でした。この本は、前に出版された3冊の本から抜粋して再編集したものです。年を取ると、病気とは違うこまかいところに衰えが出てきます。例えば、足がつれて思うように歩けなくなる日がやってきます。今、私もそう思う事が多く、弱音を吐きたくなることが出てきました。庭の草むしりをすると、腰や膝が痛くなり、疲れも溜まってすぐ回復しない。でも、できなかったことを数える引き算ばかりしていては、年をとったからこそできることを忘れてしまいます。できないことよりも「できること」を大切に。甘えず、あきらめず、ちょっと努力して。一番大事なことは「好奇心と感動する心を持ちつづける」こと。人生は「考え方」で変わる、食べ物は命そのもの、好きなことがあれば大丈夫~一人でも孤独ではない。この「大切なことは時を経ても変わらない」は、90代で書いています。90代でこんなに柔らかな心を持っているなんて…私は、出来るかな?庭に蔓延しているドクダミ草があります。天ぷらにすると美味しいと書いてあったので、試してみました。意外と美味しくて、ウドの穂先の天ぷらとよく似ていました。お料理の本には出てこない、こんなことを知るのが愉しいです。私もできないことを嘆かず、できることを喜んで暮らしたい。大病もしないで、これまで生きてきたことを感謝したい。そんな思いを確かめたくて、何度も読んでいる吉沢久子さんの本です。【中古】 大切なことは時を経ても変わらない /吉沢久子(著者) 【中古】afb価格:200円(税込、送料別) (2023/5/14時点)