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カテゴリ:IT
人が手書きした数字と機械で印刷された数字
人間というのは不思議なもので、 資料や領収書や契約書など何でも、 金額や数量といった数字について、 手書きのものより、機械で印字されているものの方を 信じるという習性を持っているようです。 機械で印字してようが、手書きであろうが、 全く同じであるのに。 だってどちらも人間がやっていることだから。 システム開発に携わる仕事をしている私としては、 どちらかというと機械で印字している方が 怪しく感じる時が多いです。 (特に自分の作ったシステムは・・・) 人間は不完全な生き物です。 情報システムやITなんて、 所詮そんな人間が作ったものです。 (言い訳が入ってます) システム開発は、大雑把に分けて、 ・構想する ・設計する ・開発(実装)する ・テストする ・運用(販売)する というフェーズがある訳ですが、 この全てのフェーズを不完全な人間が行う訳です。 テストするったって、不完全な人間がテストするんです。 そんな情報システムを盲信するなんて、 人間を盲信することと同じことになります。 そして、騙そうとしてそうなっている訳ではない分、 たちが悪いものなのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/02/23 12:48:46 PM
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