|
カテゴリ:株式投資
株主総会の招集案内がゾロゾロと届きますが、
ほとんど平日開催で、行くことはままならないので、 議決権行使書を返送することになるのですが、 数十社もあると、目を通して、判子を押すだけでも結構時間がかかります。 話題の企業買収についての議案は、 私の保有銘柄では1つもありませんでした。 (株主アンケートではありました) また各社いろいろ議案を見ていると、 会社提案とは別に、株主提案が増えているようです。 例えば、関西電力では、通常の会社提案は3案に対して、 株主提案は15案も提案されています。 内容も幅広く、会社提案が、 「利益処分案」 「取締役任期満了につく選任」 「退職取締役に対する慰労金贈呈」 という内容に対し、 株主提案は、不祥事対策もあって、 「本会社に、取締役12名以内を置く」 「本会社に、監査役5名以内を置く。 内1名を環境保護NGO等からの推奨とする」 「定款に「地球環境の保全」の章を新設する」 「定款に「原発震災対策委員会」の章を新設する」 「定款に「ライフラインの基盤強化」の章を新設する」 などなど。 他にも具体的に、配当を10円増やして、 別途積立金の新たな積み立てをしないようにする提案や、 秋山、藤の両取締役を解任する提案や、 プルトニウムの利用の禁止の提案などもあります。 提案の内容・理由、それに対する取締役会の意見を読むと、 その企業の姿勢がよく分かります。 ちなみに15の株主提案に対し、取締役会は全て反対しています。 厚生年金基金などが「もの言う株主」にシフトしているという 話はよく聞きますが、単に会社提案にNoを表明するだけでなく、 自ら株主提案を行うようになっていくのでしょうか。 それにしても関西電力、取締役26名も必要なのか? 前期は29名って、何を取り締まっていたのでしょうか? 甚だ疑問です。 ところで最近、また原油高が言われていますね。 NY原油、時間外取引で一時59.18ドル・最高値更新 OPECの増産表明も効かず、投資資金が戻ってきているとか。 リスクマネーがエネルギーや商品に向かうと、また株式は軟調になりますね。 三菱商事のHPを見てみると、 「MCCI世界商品指数」(略称:MCCI)の開発と発表について[pdf] というのがありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/06/20 05:55:29 PM
コメント(0) | コメントを書く
[株式投資] カテゴリの最新記事
|