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テーマ:ノンジャンル。(2210)
カテゴリ:雑感
昨日、郵政解散が決まりましたが、ふと思ったことがあります。
反対票を投じた国会議員は、何を判断基準にしたのでしょうか。 支持基盤の意向で動いたのでしょうか。 国家100年の計、と言いますが、 反対した議員は本当に将来の日本を考えて判断したのでしょうか。 政治家の仕事は、選挙区や支持団体などに利益誘導することだ、 と勘違いしていないでしょうか。 情報システム構築という私の仕事でも、 各関係部門から推進メンバーが集まり、 プロジェクトを進めていきますが、 部署間の利害調整で苦労することがあります。 自分の役割は、プロジェクトに自部門の意見を反映させることだ、 (つまり、自部門に有利なようにプロジェクトの内容を決めることだ) と思い込んでいる推進メンバーがいます。 「この仕様じゃ負担が増えるからダメだ」 「こういう機能が必要だ」 「それはうちでやる作業じゃない」 これは大きな勘違いです。 推進メンバーの役割とは、プロジェクトの目的と目標を共有し、 自部門にそれを浸透させることです。 そしてプロジェクトで決まったものを、 いかに自部門にスムーズに導入するか。 政治で言うと、 今の、そしてこれからの日本にはこれが必要なんだ、 だから一時的に不利益になるように見えても、 長い目で見たら、全員が皆、よりハッピーになるんだ、 ということを訴えて、地元の理解を得るのが仕事です。 とても大変で、そして重要な役割です。 決して、地元の意見を吸い上げることではないのです。 でもそういうことを分かっている人は極めて少ないです。 (国会議員もそういうことは分かってはいるでしょうが、 再選できるか、支持基盤を失わないか、 といったことに囚われすぎているのでしょうね。 何が大切かの優先順位をつけられないでいるのかも知れません) しかし今日は日経平均も新興市場も上げましたね。 昨日の外国証券寄付前成行注文は170万株の買越、 今日も750万株買越の買越。 外国人は売ってはないようですが、 軟調な展開になりがちなこの季節をうまく乗り切りたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/08/09 10:49:05 PM
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