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カテゴリ:本
昨日から今日にかけて見た夢
金庫の前に私はいた。たぶんその金庫を開けようとしていたのだろうか。 けれど突然吐き気と、吐き気をこらえようしたため窒息感に襲われた。 こらえ難くて、吐くのかと思ったところで目覚めた。 余りにも短かったが、これも悪夢のうちだろう。 実際に胃の不調があって、こんな夢を見たのかと懸念したが、そんな様子はない。 一昨日読み終えた本 ![]() あたしはメアリ・キャサリン・ブラックウッド。ほかの家族が殺されたこの屋敷で、姉のコニーと暮らしている…。悪意に満ちた外界に背を向け、空想が彩る閉じた世界で過ごす幸せな日々。しかし従兄チャールズの来訪が、美しく病んだ世界に大きな変化をもたらそうとしていた。 という前ふり。 そして桜庭一樹による解説文。 これこそ本当の恐怖小説。本の形をした怪物。 と言うほどのこともない読後感だった。期待はずれ。 ミステリーでもなく、サスペンスやホラーの要素が濃いわけでもなく 作中の出来事はすべて、視点人物メありの妄想という解釈も成り立つ構造はもう目新しさはない。 幻想小説として楽しむには文体がお粗末(翻訳のせいかもしれないが) 傑作だと言うので読んでみたが傑作ではなかったという、悪夢を見損なったような不全感が残るばかりの小説。 日本語としてヘンな言い方ではあるが、それしか言いようがない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.02.17 14:28:06
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