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テーマ:反・輸入盤規制法案(96)
カテゴリ:輸入盤規制問題、CCCD、DVDなど
福田さんが辞任したんだから、菅さんもいかんでしょ…? CDコレクターにとっては、どうでもいいことなのかもしれませんね。 こっちのほうがもっと深刻だから。 輸入盤規制法反対のシンポジウムや、署名の集まりなどに危機感を覚えたのか レコード協会や5大レーベルの連名で以下のような声明が出されました。 ----------------------------------- 現在、国会で「商業用レコードの還流防止措置」を導入する 著作権法一部改正法案が審議されており、この法案に対し、 一部の方々から「欧米諸国からの洋楽直輸入レコードが買えなくなるのではないか」 との不安の声が寄せられております。 しかし、私たちは、欧米諸国で製作され、日本に輸入された 音楽レコードを楽しんでいただいている日本の音楽愛好家の方達に 何ら不利益、不自由を与えることなく、今後ともこのような状況を維持し、 さらに多くの洋楽レコードを提供してまいりますので、ご安心いただきますようお願い申し上げます。 社団法人日本レコード協会 ユニバーサル ミュージック株式会社 東芝EMI株式会社 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント 株式会社ワーナーミュージック・ジャパン 株式会社BMGファンハウス 日本レコード商業組合 ----------------------------------- 一見、消費者に安心を与えるかのような内容ですが、 問題点をよく理解していらっしゃる方は、 このような声明はほとんど無意味であることがわかるかと思われます。 もう何度も言われていることですが、日本のレーベル(全てではないが…)には 輸入を保証できるような権限がありません。 アメリカの親会社が日本には輸出しないと言えば、 「はい、そうですか。」と従うしかないのでしょうかね。 6日のJ-WAVEの番組「JAM THE WORLD」に 音楽評論家の高橋健太郎さんが出演した時の内容が、このサイトに紹介されています。 特にこの発言は重要でしょう。(↓) 『あの、「規制はしません」、というような話もあるんですよ。 5大メジャーって言う、世界的に、 ソニー・BMG・ユニヴァーサル・ワーナー・EMIグループのレコード会社は、 この法律ができても日本に対して輸入盤規制を、 禁止の通達はしないっていうようなことも言っているんですけれども。 その一方で、全米レコード協会が、実はこの法律を、草案を作っている段階で、 文化庁に対して文書を送っていて、その文書にはアジア盤の還流だけに限らず、 広く並行輸入を規制する法律を作りなさいというような、 ある種の外圧みたいなものをかけてきていたんじゃないか、 という話が今浮上しているんですよね。』 また、シンポジウムで使われた法案の内容説明のパワーポイントファイルが、 作成者の藤川毅さんによって公開されています。 問題点がとてもわかりやすく整理されています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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