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2007.07.03
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カテゴリ:思い出のNZ
日本へ帰る

日本に帰る日も近づいてきた時、
毎日のように自宅最寄りの駅から自宅に帰るまでの
道のりを夢にまで見ていました。
「もうすぐ、あの場所に帰れる」

日本を夢見て
日本がどれだけ私にとって大切な国か
というのを実感しました。

持っていた荷物を
まだいる人たちにあげて、荷物を最小限にし
バックパッカーでウキウキ最終荷物整理をしていると
フッとこみあげてきた焦り。

明日飛行機に乗るのはいいけれど
私何もしていない
日本に帰ったら何をしよう。
ステップアップのつもりでこっちに来て
度胸はついたし、英語もまあまあ話せるようになったけれど
ビジネスで使うレベルにはほど遠いし。

プライドの塊のようだった私には
約1年行ったからには、それなりな所に就職しなければ!
…という気持ちで焦りまくっていました。

そして、バックパッカーのバスルームに行くと
そこで出会ったのは60代の日本人女性。
興味本位で話しかけたのに
そのまま2時間立ち話になりました。

その女性は英語の先生をやっていて
定年を迎えたので一人旅に来ていると言うことでした。
バックパッカーの部屋に泊まり
NZを旅するなんて「なんてかっこいい!!」
私は夢が見つからないことなどを相談すると

「夢なんか、持っている人はすごく少ないし
もしあったとしても、その夢が簡単にかなったら
そこでもう夢とは言えないでしょ?
そんな人生つまらないわよ~。
好きなことを色々チャレンジして、そこでそれが
いつのまにか夢に変わっていくのではないかしら?」


と言ってくれたのが、私の肩から重い荷物を下ろして
くれた言葉でした。
最終日にたまたま会って、私が求めていた言葉を
くれたあの人は、私にあの言葉を言ってくれるために
NZに来たのでは??
と思ってしまうくらい、運命を感じたのでした。


書き切れてないことはまだまだ沢山ありますが
私のNZ体験はここで終了です。
22歳という年齢では感じれたことが少なくて
今行ったら全然違うようにとらえられたことも
あったと思います。
楽しいことの方が少なくて、なんとなく修行のような
1年というイメージがありますが、あの一年は
私にとってなくてはならない1年でした。

初めて家族から離れて、家族の大切さも分かったし、
自分のお金で生活する大変さも分かったし、
私の全てを知っている友達のありがたさも感じられました。
何より一番感じたのが、日本で抱えているトラブルから
逃げたつもりでいても、自分が変わらない限り
同じようなトラブルが起こると言うこと。
「自分からだけは逃げられない」ということを
身を以て感じました。

読んでくれた人へ
長い日記を読んでくれてありがとうございました。

数年後に行ったオーストラリアの旅も
アップしていきますので、また読んでくださいね☆
紫音さん、NZ生活楽しんでください!!!





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最終更新日  2007.07.03 12:02:54
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