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テーマ:ささやかな幸せ(6740)
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ここまで、書いた行為を、ほんとうに実行してみる。
すると、変化した自分の姿というのを感じると思う。 いつまでも、日払いの生活で、夢を見ることさえ忘れていた日々とは、 明らかに違ってきているはずだ。 世界中、どこにでも役に立つ自動車の修理というスキルも身についているはずだ。 また、生活費以外の貯金という余裕もできていることだろう。 最後の仕上げにはいる。 今度は、株、為替、不動産を使って、財産を増やしていく。 これからさきは、たくさんの本などで紹介されているので、それをとにかく読み漁ったほうがいい。 また、リスクもかなり生まれる。 リスクと知力との戦いにもなる。自己責任を自覚して、行ってもらいたい。 では、私なら、どうするか。 かりに、余裕資金が溜まって、500万円できたとする。 そして、不動産を買おうとする。 そのとき、私なら、自分の家は、まだ、買わないだろう。 定期的な家賃収入がはいる投資用不動産を買う。 しかし、不動産を買うために不動産屋に行くようでは、だめだと思う。 ここでも重要なのは、 もっと、安く、手に入る方法を、常に考えるクセをつけることだ。 ひとつの方法として、裁判所に行く、そして競売物件をあたる。 競売物件というと、すぐ怖がる人がいる。 ヤクザ者が絡んでいるように考える人がいるが、ワンルームマンションなど小さなものは、コストがかかりすぎるので、彼らも絡んではこないのだ。 念のため、物件には、自分で、事前に調べてみることは必要にはなってくる。 うまくいったら、投資用不動産になる。 すると、毎月、賃料が入るようになる、4万でも、5万でも生活費に余裕ができる。 なるべくキャッシュで買う。 キャッシュで買った物件なら、空家のリスクを、それほど恐れる必要はないはずだ。 空いたときは、そこで自分で寝泊りしてもいい。 この行為を繰りかえしていく、それだけで、経済的自由は手に入っていくだろう。 しかし、ここでもっとも重要なのは、 不動産を手にすることによって信用が生まれることなのだ。 銀行などの、金融機関の人と話すようになると、さまざまことに気づく。 彼らは、「属性」という言葉を使う。 「担保」という言葉も好きだ。 「属性」 つまり、あなたはどこに企業に勤めているか、大企業か中小企業か、自営業か、 医者、弁護士などの専門家か、金になるような特殊な技術があるのか、・・ ということなのだ。 つまり、どれほど安全な人間か、経済力があるかということを問われているわけだ。 そして、 「担保」とは、不動産を持っているかということなのだ。 金融機関は、冷徹だ。しかし、冷静でもある。 ビジネスは難しく、失敗することが多いことを金融の歴史の中で知っているのだ。 だから、融資が、返ってこなくなった時のことを常に考えている。 もっとも、経営状態の良好なら、銀行というのは、 むこうからお金を貸したいと言ってくる。 それは、ヘレンさんの書き込みからもわかってもらえたと思う。 世の中、そういうものだ。 不動産をもてば、会計、法律、税務など、本格的に学ぶことも多くなってくるはずだ。 それが、さらなるステップアップにつながっていくと思う。 そうして、そのさきも、どんどんと経験と知識を積み上げていく。 誠実に積み上げていけば、人間を見る眼も養われ、 最後には、豊かな人間関係という貴重な財産まで、作り上げることができるだろう。 かつて、私自身が関わった横浜のドヤ街寿町で開いた連続講演会『単身者文化の再検討』から、このシリーズを、はじめた。 日本は、『家族』がキーワードになる国ではないかと感じていたからだ。 『家族』が、宗教のように、生活の規範になり、会社集団の帰属性まで、家族というキーワードが支配する国なのではないかと思ったのだ。 終身雇用制、序列型賃金体系、企業内労働組合など日本的雇用も、それで成り立っていたといえる。 寿町には、識字学校というのがあった。 日本語の読み書きができない人のための学校があった。日本で文盲の人がいることがいることが、はじめは信じられなかった。 あの時から時間が流れた。 しかし、日本という『家族』から、抜け落ちてしまったとき、 貧しい単身労働者は、難民のように、日本のあらゆる問題を背負うことになっているのは、今も変らないことなのかもしれない。 少子高齢化の日本の中で、新しい顔をみせながら・・。 今は、鬱鬱として、日々、おもしろいこともなく、 ネットカフェで、これを読んでいるかもしれない。 しかし、絶望してはいけない。 チャップリンは、こう言っていた。 「人生には三つのものがあればいい。希望と勇気とサムマネー」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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