勘助は死ななかった。姫の子どもが生まれたことで勘助も生かされたのだろうか。本当はどうかは歴史の秘密かもしれない。決して在ってはならないことでもあり、、、。
心でこそ愛していることの方が裏切りは強いかもしれない。
そんなことも人生の中にはあったかもしれない。そんなことがちくちくと積み重なってそれでも夫婦というものは一緒に生き続ける者だ。
全ての苦しみも楽しみも夫婦という思い出を作ってくれる。
少し前のドキュメンタリー。
ハンセン死病の女性が夫とも引き裂かれ、自分の子供とも引き裂かれ隔離病院に閉じ込められて半生を過ごし、今やっと自由な残された人生を楽しもうと生きている。幼い時母を失った息子は年老いた母との短い時間を必死で取り戻すかのように片時も母から離れない毎日を過ごしている。
生きていたからこそ今一緒に居られる喜び、国家の力によって引き裂かれた親子、夫婦、今この時しか会えないかもしれないことを忘れてはいけないのだ。
若い時より今毎日一緒にいられることに不思議な幸せを感じるそんな熟年夫婦になってきた。でも病気だけはもう少し遠のいて欲しい。
元気な日には温泉にでも行こうか!と思う。でも次の日は又寝てばかりで起きられない姿に又いつかね!と思う。そうきっと又行ける日が来るよ。
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