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テーマ:在宅介護(1573)
カテゴリ:パーキンソン病
地震津波の大変だった今回の東日本災害は我家にも変化をもたらしています。
久しぶりに会えるはずだったお姉さんたちが、停電で電車が動かなくなっても困るし、という理由で来なくなってしまった事で、予約していたショートステイをキャンセルしていましたが、お姉さん達が来れなくなった上地震がこちらにも来たら心配でそのままキャンセルで家に居たのですが、主人は家の中で転んでしまい、結果的には車椅子生活になってしまいました。 予想外の事が次々に発生してしまい、私は夜も昼もひたすら主人のために動いている毎日です。 今月の一週目のショートも本人がこんなに腰が痛いのに行かれない。ということでキャンセルしました。 今度は私が疲れてきてしまいました。 でも被災地の方々はもっともっと疲れているはずだ、と思いこれも私のわがままだ、と自分に言い聞かせつつやっています。 時々主人はベンチから自分で起きようとしたり、車椅子から立ち上がろうとしたりするので結果的には床に体が落っこちてしまい、抱き上げて立たせて座りなおしたりするので重労働になります。 先日の朝日新聞で宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を朗読する会を渡辺謙さんたちが立ち上げている記事を読みました。 動画サイト「kizuna311] 宮沢賢治が生まれた年は明治のやはり今回と同じ三陸地震の年でした。 そして短い生涯だった賢治は37歳と言う短命でこの世を去りましたが、亡くなった年の半年前に、又昭和三陸地震があったのでした。 「雨ニモマケズ」はこの地震の前に書かれたものではあった様だが、賢治は津波の地震を目の当たりにして心が痛んだという。 がんばれ東北の皆さん。 そして昔はなかった原発事故がさらに悲劇を大きくしている現代。 宮沢賢治も天国からどんな事を思ってみているだろうか。 今日の主人は朝から起きて来たものの机の前で座ってみたり、ベンチで寝てみたり、今は机の前で座っては居るけれど眠っている状態と変わらず、意識状態は不明瞭のまま。 一日中口を開けたまま限なくよだれが流れてしまう状態。 テレビから流れてくる地震の情報が気にはなっているのか、本人も連日の被災者の方々の状況を知るほど何も出来ない自分と重ねているのかもしれないが、疲れてきてしまったのだろう。 何を聞いても言葉の出ない一日でありました。 我家も私一人でやはり何も出来ないが義援金だけは様々な形で出させてもらったが。。。。。。。
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