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テーマ:在宅介護(1573)
カテゴリ:パーキンソン病
秋になってから介護度の調査が行われたのですが、以前より動きが良くなってきたにもかかわらず、介護度が5に上がってしまいました。介護認定を受けたのが平成16年でしたが、当初から介護度は5でした。2年ほど前にその前よりしっかりしてきた事もありショートステイの利用料金のことも気になって介護度を下げてもらっていたのでした。
しかし今回の調査では意識状態も好い日が増えているし、体の動きも好いので介護度はさらに下がるのかと思っていたのですが、逆に上がって元に戻ってしまったのです。介護認定の基準は何なのか良くわかりませんが、動きが良くなった分転んだりする確立も上がる、又意識状態がオフで体の動きが好い時間帯もある事で危険性が高いという判断になったのかもしれません。今でも頭の中は眠っていて目は開いているのだけれど後で聞くと「全く記憶に無い。」という時間帯が確かにあるのです。 そういう時間帯は、急に私を部屋から追い出して中から鍵を閉めてしまったり、時によっては、はだしのまま外に出て行こうとしたりする事が先日もありました。これは薬による副作用ではなくパーキンソン病がもたらす症状で、主人の場合そういう症状が強く出るものが元々在ったのかも知れません。やはり落ち着いてきていただけに私としてはショックでした。 好い時間はとても普通で一緒にテレビを見たり、話も出来るのが本当にうれしくてこれでどんどん良くなっていってくれれば好いなー!とほくそえむ時間も増えていた積りでした。 介護度見直しに伴う介護者の会議が我が家に集まって行われました。ショートステイの施設の方、車椅子やツッパリ棒、徘徊感知マットを借りている業者、リハビリの先生、看護師さん、ヘルパーさん、ケアマネージャーそして私と7人で家にある主人が造った大テーブルを囲うようにやはり主人の造ったベンチに腰かけ、私は主人の造った椅子に腰かけて始りました。主人はオフの日で元気はなく奥の寝室で寝ていました。 主にヘルパーさんのサービスの内容が確認されました。以前から言われていたようなのですがあいまいに私がとらえていたのが再確認されました。ヘルパーさんの仕事の範囲は介護を必要とする人の身の回りの世話のみ、又看護の範囲は無し、ということでした。 今まで主人の汚した洗濯物のお洗濯と干したりたたんだりという事も身の回りの世話の範囲に入るのかと私が勝手に解釈していたようで、又主人が使う範囲のお部屋の掃除も身の回りの世話の範囲かと思っていたのですが、どうやら身体を拭く、着替えをさせる、トイレに誘導する、おしめを交換する等が身の回りの世話の範囲だという事だと確認しました。 今まではヘルパーさん達もお洗濯や掃除を当たり前にやってくださっていたのでした。時間も長いので他にすることが無いと時間をもてあましてしまうことになります。家族がいる場合は特に掃除洗濯等は家族の仕事になるのだそうです。最近特にその区切りが厳しくなってきたとの事でした。 我家の主人の場合私が出かける間に転んだりすると心配でその見守りが主な目的でヘルパーさんをお願いしていたのです。以前、寝てばかりの頃は敢えてヘルパーさんは一々頼まずに短い時間は出かけていたのでした。しかし体の動きが良くなってきた分一人でいる時間に転んで怪我をする事があったので頼むようにしていたのです。 しかし掃除洗濯等の雑用を頼む場合は実費でお手伝いさんに払うような意味合いになるらしく高額な料金が取られる事になるのだそうです。特に奥さんが介護を必要とするお宅でご主人が介護をしている場合もっと大変になるのではないでしょうか。 国は、政府は介護の実態を知らない人たちが決めていくのでしょうか、現実と合わない方向に移行していくように見えて仕方がありません。介護で疲れ切っている人たちの現実にもう少し目を向けて欲しいと感じました。 私の耳鳴りも一時より又強くなってきたように思います。年齢のせいもあるとは言えうっとうしいものです。気にしない様にする為に常に何かして気をそらしたりラジオをつけたり、テレビをつけたりとなるべく気にしない様にはしていますが、やはり余り気分は良くありませんね。 さらに輪をかけるように、今日は午前中私のいる目の前で、ベンチから転げ落ちて、自分のかけていた眼鏡で目の横を切ってしまいました。大量に出血し、傷口が3箇所の筋になってぱっくり空いて出血してしまいました。すぐにお医者さんに連れて行こうかと思ったのですが、お昼の時間になっているしお腹も空くしと思い血を拭いて様子を見ることにしました。 午後になって特に痛がりもしないのでとりあえず何時もよく行く外科に電話をしたら今日に限って学会でお出かけとの事、夕方にならないと帰って来られないとの事。仕方がないので訪問看護師さんに相談の電話をかけ傷口がふさがっているようなら絆創膏で傷口が開かないようにぴったりと絆創膏を貼る様に言われました。午後も起きる様子がなくトイレタイム以外は寝てばかりの日でした。 出血も治まり傷口もふさがってきているので多分大丈夫でしょう。念のため医者に電話をしてみるとまだお帰りになっていないとの事。看護師さんも心配して電話を下さいました。私が家に居ても怪我する時はするし、この三月の地震が来た後に転んだ時も私の目の前で転んだのでしたから。心配し始めたら限が無いとも言えます。
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最終更新日
2011/11/17 11:04:21 PM
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