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テーマ:在宅介護(1570)
カテゴリ:今日の出来事
主人の状態は余りはっきりした状態ではありませんでしたが、入浴サービスの日だったので看護師さんと、入浴サービスの会社の方が来て3人で入浴をさせてくださいました。先週髪の毛をバッサリ切って坊主頭になっていたので、暑い間は一番ですね。
入浴が終わるころ、訪問看護師さんが来て下さいました。 入浴の道具がすっかり片づけていただいてから、看護師さんとお話をしました。 もっぱら主人の吸引の状態の事になりました。 この所余りゴボゴボ音もしないので、夜中も静かなので私も良く休ませてもらっていたのですが、実はその音がしない事が危険なのだとの事でした。 水分の多い痰はゴボゴボ音がするのだけれど、乾燥している痰は音がしない代わりに、チューブの中にこびりついて、チューブの穴を塞いでしまう危険性が高野だそうです。 看護師さんは見えないチューブの中をどうにかきれいにしようと、堅いものでこびりついている固まってしまっている痰を取るのに、私は新しい割り箸持って来て看護差さんに渡しました。 看護師さんは細い懐中電灯でチューブの中を照らしてはこびり付いた汚れを、こそげ落としながら、吸引を繰り返して、どうにか少しはきれいになったようでした。 一番大事なのは頻繁に、吸引してあげることだと言われました。私は音がしなければ吸引の必要がないのだと勝手に判断していた自分を、深ーく反省しました。 それで時間を決めて食事の後は2時間おきから深夜だったら3時間おきに音がしなくても吸引してあげることに決めました。 主人の病名はその症状と経緯からしてパーキンソン病というよりはレビー小体病の方が近いとお医者さんには言われています。レビー小体病の場合認知症も強く、妄想幻覚が最初からあるという事です。但し人によってそれぞれ微妙に違うのもその特徴でもあるとの事。 パーキンソン病自体も人によってそれぞれ違うようでもありますが。 主人の場合調子の良い日はしっかり反応も良く認知症状態はない日もあります。でも日によっては全く反応がなかったり妄想状態になっているような表情になっている日もあります。そんな主人を見ていると辛くなる私です。 なんだかづっと暑い日が続いていたせいか私も疲れてしまったようで昨日はやたらに眠くて眠くてたまりませんでした。 寝がけに本を開いても直ぐに眠くなってしまうこの頃です。 今読んでいる本は山崎豊子さんの「大地の子」です。中国の文化革命の嵐の中で、日本人だけれど中国人に育てられた残留孤児の主人公が自分の出生を隠しながら生きていく、苦しみながら中国人の恋人に愛を告白して生きていく姿を、描いている小説です。 実際にいた人をモデルにしている小説なので、中国と日本との過去の関係を知るにはとても参考になる小説です。 平成7年にもNHKで放映されています。 こちらもよろしく
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