始めて読む作家さんでした。
サラリーマンから起業した夫 芽が出ないまま借金が増えている状態
しかも
バブル時に郊外に一戸建ての家を買い そのローンも大変。
息子二人に恵まれてはいて 長男は結婚し子供も誕生予定
次男は未だにお金をせびる大学生。
そんな家族の主婦は、夫からの収入が見込めないため
働きづめで 見栄などもありカードローンだらけ。
追い討ちをかけるように、その主婦が脳に腫瘍ができて…
かなり不幸な一家で、結構リアルな物語でした。
第一章のその主婦というか母というか
の話が、物忘れから始まる物語りが
恐ろしかったと思いました。
家族のリアルさが おもろかった と思いました。
一気に読み終えました。
恐い!と心に残りました。
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