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カテゴリ:最近読んだ本
『戦略マップ』読み終えました。
著者の方から書き込みがあったりして、少し緊張しますが、勉強の合間に少し感想 を書いてみようと思います。 読んでみて、最初の感想は、戦略マップというバランススコアカードの中の一部の 要素を学ぶことで、つかみ所のなかったバランススコアカードの全体像がなんとなく つかめたような気がします。 それだけで価値はあったのですが、会計事務所の仕事にどう役立てられるかなとい うのも考えながら読んでいきました。 まず、戦略マップの考え方を頭に入れておくことで、4つの箱の内、「会計」の部 分にのみに偏りがちな会計事務所の業務を、他の「お客様」「業務」「学習」といっ た分野に関連付けてお客さんと話ができるようにすれば、より役に立てるのかなと思 う。 「お客様」の箱で、社長の役に立てることは何か?これについては、正直、現状ど のように役に立てるかはわかりません。マーケティングの分野だと思うのですが、医 業や建設業といったように、ある業種に特化していれば可能ですが。 「業務」の箱で、社長の役に立てることは何か?これには、アウトソーシングやフ ローチャートを用いた業務改善などの仕事があるかなと思います。 「学習」の箱(どちらかというと「人事」という言葉の方がイメージが浮かぶので すが)では、スタッフの研修や人事制度設計といった仕事があるのかなと思います。 基本的に「会計」というのは結果の確認という側面がどうしても強いので、他の3 つの分野からもお客様の会社を見て、総合的にお客様と話せるようになれるといいな と思う。 でも、そうなると会計事務所ではなくて、経営コンサルタントですね。 本の直接的な感想ではないような感じになってしまいましたが、自分の目標とする 税理士像の具体化に役立ちました。 まだまだ、いろいろ勉強して、経験しないとだめですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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