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カテゴリ:ワイン
『プロの仕事』
仕事って、時にいい加減になります。 むしろ、仕事じゃない方がこだわりが強い。 この画像のワインを買いました。 これはショップのサイトのスクショです。 2013シャトー・モンテュス・ブラン ショップは楽天の『ドラジェ』 ちなみに、ボクが以前ダース買いしたのは、 『2012年』です。 2013が出たので、Vt変更に伴う試飲を ボクはしたかったわけです。 ところが、届いたのは2012Vt↓ 2012はダースであります。 もう、これ以上はいらない。 当然、交換を申し出ますが、 なんと、2013Vtの在庫は無し。 2013Vtの販売は2019年1月との事。 在庫が無いのに2013Vt表記… クレームをつけるにあたって、 振り返って見てみると、 サイトには 『Vtが異なる場合があります』 と表記が。 ワインにおいてVtってそんなもの? 2012と2013の違いは無いの? 少なくともボルドーやブルゴーニュでは、 Vtが違えば、全く別のワイン。 フランス南西地区では違うの? 新世界のワインでも、 Vtが違うと、やはり別物と思います。 安いワインであったとしても、 ボクは違いがあると思う。 だから、Vt変更が有ったら、 試飲して確かめたいと思うのです。 これがアマチュアのVtに対する姿勢です。 どんなワインであっても、Vtが違えば、 全く別のワイン。 『プロ』の方は、考えが違うのでしょうか? このワインは3千円弱のワインです。 3千円位でカリカリしちゃダメですか? 3千円程度のワインで大袈裟ですか? - - 先日、『麦ちゃん』が話していた事。 「ブショネは誰も悪くない」 「それをベテランの消費者は知っている」 「だから、ブショネを仕方ないと思ってくれる」 仕方ないなんて、ボクは全然思ってない! そして、「誰も悪くない」 それが『ブショネは消費者負担』 の免罪符になるのでしょうか? ブショネの負担を消費者に押し付けないで! プロの方にとってブショネは『他人事』 ワインの試飲は『経費』でおとせる。 自腹じゃない。 でも、消費者は完全自腹です。 自分が必死になって稼いだお金です。 そのお金で買ったワインが、 ブショネだった時のショックたるや… ボクは1円たりとも無駄にしたくない。 『無駄』は自分の仕事の否定に繋がるから。 納得して使いたいのです。 麦ちゃんは楽天の中では、 かなり消費者寄りの方と思います。 その麦ちゃんですらブショネは他人事。 一般消費者と業界との感覚の乖離。 溝は深い。 ブショネにしても、Vtの違いにしても、 その他、ワインの売り方等々、 業界の方々の、どこか『他人事』な仕事が 目につきます。 業界の方々の、どこか消費者をナメている感が 気になります。 どうせわからないだろう? どうせ気付かないだろう? - ボクは徹底抗戦します。 2013と書いてあるなら、 2013を要求します。 絶対に泣き寝入りしない。 泣き寝入りしない事がアピールです。 消費者はバカじゃない事のアピールです。 - - 先日送られてきたソムリエ協会の機関誌に 「何故レストランでワインが飲まれないか?」 という記述がありました。 理由は簡単です。 バカらしい位に値段が高いから。 ネットで買えるワインが市価の3倍で ワインリストに載っている。 そんなワイン飲むわけないでしょ? 『自宅では出来ない事』にお金を払う。 それが外食の基本。 ワイン業界、変わればいいなと願います。 - - 最後に、 まだ良心は残っていたか…。 楽天『ドラジェ』のサイト。 クレーム後、半日も経たないうちに、 Vt表記が変更されていました↓ クレームに対する返事は来てませんが、 無視さえしなければ、水に流しますか…。 - - ワイン業界の方々って、消費者をナメてませんか? ボクはそう感じる事が多々あるのです。 - - - ここまで書いて、自分を振り返ると、 ボクの仕事は『ベルトコンベアー流れ作業』 一つ一つの仕事に真正面から向き合って無い。 何故こうなるのか? それは『仕事』だから。 『趣味』じゃないからこだわりが薄い。 多分、悪い意味での『慣れ』が生じてしまう。 ボクは仕事が好きです。 楽しんで仕事できています。 だけど、趣味ではない。 だから、9時間かけて長野県まで行ったり、 都内までセミナーを月一で受けに行かない。 仕事は必死にやっている『つもり』だけど、 ワインほどこだわってはいないかも…。 仕事に良い意味での慣れは必要ですが、 悪い意味での慣れは『他人事』になるのかも。 自分の仕事も少し反省しよ…。 今回の出来事を受けて、 自分の『他人事』も見直します。 さて、全然関係ない『大事な情報』。 来年度からシニア呼称の試験は無くなります。 『名称変更』するそうです。 その名称は、ボクはまだ知りません。 2012年まで取得のシニア呼称は、 そのまま残るそうです。 シニアソムリエ、シニアワインエキスパート そのままの呼称を使えます。 (だけど、新呼称に自動移行はしない) 2013年取得以降は『新呼称に移行』。 これがボクが聞いた話。 情報源は 森 覚先生。 先日のテイスティングセミナーで聞きました。 あと、今年のシニア呼称試験は、 1次がほぼ筆記で、2次のテイスティングは、 マークではなくフルコメントとの事。 完全に変わりました。 合格率も推測ですが10%以下 恐ろしい…。 上級資格を形骸化させない、 そういう協会側の意思表示なんだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.12.06 07:19:52
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