テーマ:障害児と生きる日常(4431)
カテゴリ:最近のことの日記
すっかり書き忘れていたが、この日記は本来自閉症の啓発活動のはずだったので、うちの息子Sの小学部卒業式と中学部入学式のことを今さらながら(笑)記録&報告。
卒業式については、計画停電の影響で「急きょ、日付変更」というびっくりのできごとがあった。私の中の常識では、そういう学校行事の日程変更ってありえないのだが、時刻の変更ではなくて、前日に高等部の卒業式と一緒にして簡単な形で小中高一緒にやります…との電話連絡があった。 担任も覚悟して電話してきたらしく、恐る恐る私に伝えてきたのだが、今回は「ああ、そうですかわかりました」とは言えない事情があり、根掘り葉掘り経緯を聞くは、管理職に苦情をちゃんと伝えてほしいと気が付けば怒りの電話に…。 学校がちゃんとしているときはとても協力的な親なのだが(自分で言うのもなんだがw)、何かあるとモンスター化(バカ親化)し、学校事情を知っているだけに面倒な存在となるのである(笑)。 確かに東北が大変で、卒業式どこじゃない人たちがたくさんいることだってわかっている。だからって「たかが計画停電」のために、その日がどうなるかもわからない1週間前にあっさり日付を変えてしまい、親には口頭で連絡するだけ…みたいな態度が気に食わない。特に校長が変わって、前の人が良かった分、祖やつのせいに思えて(笑)、余計に腹が立つ。 計画停電が午前の予定の日で、生徒の交通の安全が保証できないということなのでわかる気もするが、その日の午後だってできるような気がするし…。(ちなみに3年前にわたしが行っていたH小学校は翌日にそういう対処をしたらしい) ちなみに高等部の生徒はひとりひとり壇上に上がってひとこと言うという予定通りの内容。もちろんこれはもともとの予定だし、これから社会に出る彼らの卒業式だから異存なし。小中学生はもともとは別の日の開催で、名前を呼ばれて返事をしてゆっくりと壇上に上がって証書をもらう練習をしていたのに、簡略化されて校長が座席で次々と渡すことになったらしい。 内容もさることながら、実は私、この卒業式に行くためにすべての授業変更をがんばって準備していたのだ。そして、一日前倒しになった卒業式の日は「M2中での第2回フォークコンサート(1年ぶり)」の発表の日だったのだ。これだって「私の出勤日に合わせて計画」してくれていたのだ。しかも中心になって歌うその先生は今年度で転勤が決まっていたので最後のチャンス。そういうこっちの都合(個人の勝手と言えばそうだが)などおかまいなしに結局卒業式はそのまま一日前倒しで実施された…。 そういう経緯があったせいか、式中、まったく感動なし。ビデオをとっていたが、息子がもらうシーンは後ろ向きだし、後列の立っている生徒であまり見えないし、あっという間だし、あ~あ~という感じだった。でもこういう場面で取り乱さずに参加できていることはSの成長として嬉しかった。 それを見届けて、途中退場。ふつう卒業式で途中退席の人っていないが…。走って駐車場に行き、車で45分、M2中に移動し、最後の授業(シンディ・シーハンのビデオを見せていた)に途中から参加し、解説&まとめをした。本来、「最後の授業なのにいなかった」というこちらの不手際を、「息子の卒業式なのに中座して授業に来た」という美談に押し上げることに成功(笑)したのは私の話術である。 本当はその授業のためではなく、次の時間に学年集会と銘打ちながらも実は教員の出し物というコンサートに参加したい(爆)から来たのであった。 卒業式の話に戻るが、怒りの一つは、そんなに時間に追われているのに校長の話が長かったこと。養護学校の生徒相手とは思えないような内容を延々と7分近く続けていた…。後日、副籍交流の小学校に行ってわかったことには、そういう関連学校に日付変更の連絡が行ってないらしく、先生たちの祝電は一日遅れで届いたのであった…。もちろん内容は誰にも伝わらず。 翌々日、副籍交流していた小学校(3年生まで支援学級に在籍)に行き、その学校の「なんちゃって卒業証書」(通し番号はないが紙はみんなと同じもの)をいただいた。妻が「自分の母校の卒業証書を息子にももらいたい」と言って転出時に市教委と約束したことを、校長が変わっても果たしてくれた。式には出られないので、午後、校長室でもらったが、こちらの方が少し感動的だった。 思ったより長くなったので、入学式のことは次の日記へ。 フォークギター(FG1BK)バリュー・セット!教則DVD、チューナー、ストラップ等が付属 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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