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カテゴリ:温泉
秋田自動車道の秋田中央インターから都心部ではなく山の方へとハンドルを向ける。すぐに熊でも出てきそうな山間の道となり、峠を越えると田園地帯らしきところを走っているようだが日が暮れてからなのでいまいちどんな所を走っているのか解らない。県庁所在地のある秋田市なのだが、物凄い山の中を走っている感覚だ。15分ほど走ったところで集落に差し掛かり、「岩見温泉」の看板が見えた。
公共の宿泊施設なのだが、入浴料は¥300と銭湯価格。近所の方々も気軽に利用しているようだ。浴槽は内風呂が一つ。コーラ色の湯に思わずにんまりしてしまう。源泉温度26.6度、pH7.6のナトリウム塩化物泉でもちろん自家源泉。湯に浸かればモール臭というよりは石油に近い香りが漂う。pH値の割にはスベスベ感も強く温泉らしい湯心地だ。味は塩化物泉ということでやはりしょっぱい。色もそうなのだがラーメンの出汁のような味だ。こんな個性的な湯がひっそりと地元の人に親しまれている。東北の温泉の奥深さを感じながら、頭の中は次なる湯が気になり始めていた。 2008年5月入浴 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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