昨夜は、舞台を見に行ってきました！

知人から、舞台のチケットをいただいたのです。

柏木みどりさんという、
鎌倉市でジャズダンススタジオを主宰されているベテランの方が、
人形舞のホリ・ヒロシさんや、
新進気鋭のダンサー山本裕さんらとのコラボレーション。

自由席だったので早目に行って、前のほうの席を確保！
舞台の方々の息遣いまで伝わってくる席です。

いや～、よかったですね～^^。

柏木さんの妖艶さ。
山本さんの躍動感。

そしてホリさんの扱うお人形のものすごさ・・・。

ホリさんは、等身大のお人形を黒子で操って舞ったり、
演技をさせたりするのです。

舞台の演目の一つは、「曽根崎心中」。

等身大とはいえ、お人形と人が同じ舞台で？

しかもお人形は、顔を小さめにデフォルメし、
瞳も大きな切れ長で、現実離れした感じもします。

けれど・・・。

二人で動かすそのお人形の繊細な動き。

大きな瞳には「目玉」がなく、金色に塗られているだけです。
けれど光の加減で「視線」を感じることができるのですね。

角度や動きによって表情が変わり、
しなやかな動きが、幻想的な雰囲気を作り出します。

「命のない人形に、命が吹き込まれる」というのは
こういうことなのかとしみじみ思いました。

それに対して山本さんは、
「生身の人間」のものすごさを感じさせてくれます。

豊かな表情、柔軟な動き、体全体を使ったパフォーマンス・・・。
バレエで培われた高い技術に感動です。

それをコラボレートさせる柏木さんのセンスもすごいですね。

もう一人のメインダンサー小島崇行さんも
魅力あふれるダンスを披露してくださいました。

芸術に身を置いている人、というのは、
それを磨くために、途方もない時間をそのことに費やしています。

その結果をこうして見させていただく、というのは、
その「生きざま」をも、
同時に見させていただいているのかもしれませんね。

それにつけても、こうした芸に秀でている方を拝見すると、
「人間の力ってものすごい！」とつくづく思わされます。

ときには、舞台を見に行くのもいいものですね！^^

「舞台に行きたい！」と思われた方は、押してみてくださ～い！↓