みどりの風に吹かれてパート２

​​​​​雨続きだったので心配した天気は今日はすっきりと青空が広がった。
数年前、病に倒れた山仲間のリハビリで何度か公園散歩を楽しんでいる。
今回もT嬢から赤城自然園の無料チケットを頂き、あれあれと
言う間に15人が赤城自然園に集合した。
今回は本当に何年振り？の面々の顔を見ることが出来た。
赤城自然園は何度も訪れているが、シャクナゲの時期は初めてだ。


今の時期の一番は珍しい​​ハンカチの木
白いたくさんのハンカチがつり下がっているようなひらひらと
木の枝に下がっていた。
以前、カナダの公園で見たことがあった。
あの時は山の親友故みつるさんが一緒のカナダ旅行だった。
花を眺め、山を仰ぎ本当にたくさんの思い出が蘇ってくる。


Kさんの歩行に合わせてゆっくりと園内を散策。
私に似合ったペースなのでゆっくり園内の花や木をゆっくり眺められて
良かった。


これも珍しいヤマシャクヤク


芝の広場の大きなあずまやでソーシャルディスタンスでランチ。
Kさんは左半身が不自由だが、元来の明るさと話術は変わらずで
本当に前向きな姿に尊敬する。
生きていることの尊さを改めて教わった。


今日は中山道を歩いた仲間がほとんどだったので暫くぶりでも
家族のような親近感があり楽しい時間だった。
当時、街道を歩いていたらおばあちゃんの遠足だ。
と、通りすがりの子供に言われたことがあったが、まさに間違いなく
おばあちゃんの遠足だ。


新緑の樹幹に燃え立つような山つつじが鮮やかに映えている。
こんな景色を見られることが幸せだ。


沢沿いに彩り豊かなクリンソウが咲き始めていた。
クリンソウは日光の千手が浜の大群落を思い出した。
カッコウの爽やかな鳴き声と山の澄んだ空気が懐かしい。


Kさんの体調を考慮しながら緑の森の中をベンチに座り談話し、又
散策する。
夏はアサギマダラが飛び交う原っぱはフジバカマが顔を出し始めた。


園内の至る所にヤマブキソウの黄色の花が華やかだ。


そしてシロヤシオの清楚な花も美しい。


赤城自然園はお花がいっぱい、シラネアオイもまだ残っていた。
八間山の麓のシラネアオイは咲いているだろうか・・・・
2時過ぎ、Kさんの体調を気遣い名残惜しく、再会を約束して
帰宅の途に着いた。
​​​​​ゆったりまったり、、、心が癒された楽しい一日だった。​