ベビーカーの選び方②
昨日に続きベビーカーの選び方です現在多くののメーカーから様々な種類のベビーカーが販売されていることは昨日お話しました。その中から最適な一台を選ぶ、そのためには優先順位を決めなければなりません1、赤ちゃん優先かお母さん(もしくはお父さん)優先か2、機能性優先かデザイン優先か●赤ちゃん優先のポイント・安定性・操作性ベビーカーは様々な場所で使用します。舗装された歩道だけでなく、砂利道があったり、ちょっとした段差のある道を通ることも多くあります。その際、赤ちゃんに振動が伝わりにくく、安定して押すことのできるもの。これは本体やタイヤ上などにショックレス機能があるかどうかで判断できます。・幌の大きさ・形状幌が大きく、赤ちゃんを日差しから守るもの。ベビーカーを押していると赤ちゃんは寝てしまうことが多いです。その際、幌ですっぽり日差しや室内の光を遮光できれば赤ちゃんは安心して眠ることができます。・ハイシート地面から座席までの高さが高いもの。地表に近いほど体感温度が高くなります。また、ほこり等も地表に近いほどたくさんあるので、ハイシートほど赤ちゃんにとっては快適であると言えます。・その他その他の機能で確認しておきたいポイントは、リクライニングの角度、シートクッションの材質、本体背面の通気性、車輪の形状などがあります。●お母さん優先のポイント・ベビーカーの重量住宅環境にもよりますが、ハイツなど階段で何階もベビーカーを持ち運ばなければならない場合や駐車場から玄関までの距離が遠い場合等、赤ちゃんを抱きかかえベビーカーを運ぶのは大変です。ベビーカーは、軽いもので4kg前後、重いもので10kg前後と差が大きいので、重量はベビーカーを選ぶ際の大きなポイントになります。・ハンドル部分の高さ・切り替え機能お母さん(お父さん)の身長によりますが、ベビーカーを押すハンドル部分の位置もベビーカーの押しやすさを左右します。元々の作りでハンドル高さは決まってきますが、ハンドル切り替えできるものもあるので、背面・対面どちらの場合もハンドル部分の確認が必要です。・折りたたんだ時の大きさ・自立機能ベビーカーを車に乗せてお出かけすることもあります。その際、お持ちの車にベビーカーが収まるかの確認が必要です。ミニバン等の車なら問題ありませんが、軽自動車やセダンタイプの車の場合、高さが高いベビーカーだと荷室に収まらず、後部座席にしか積めないということがあります。そうなるとチャイルドシートが取付できなかったり後部座席を使用できないということが起こり得ます。また、折りたたんだ際に自立できるかできないかもポイントになります。自立できない場合、ベビーカーを寝かせるか壁などに立てかける必要があります。・買い物カゴベビーカーには買い物カゴがついているものが多くあります。買い物ではあまり使用しないという場合は気にしなくていいですが、日常的に買い物で使用する場合は、どの程度の荷物を入れることができるのか、買い物カゴもチェックポイントです。上記のように、ベビーカーを使用される方の環境によって最適なベビーカーは異なります。上記は新生児の赤ちゃんが1人だけの場合を想定していますが、兄弟がいる場合や双子ちゃんの場合等はまた違うポイントを考慮することが必要です。ベビーカーの価格も大きなポイントです短ければ数カ月、長くても2年程しか使用しないベビーカーですが、安いもので1万円前後、高いもので10万円以上するものもあります。●結論ベビーカーの安全性、操作性、価格、デザイン等、様々な点を考慮し、現在販売されているベビーカーでオススメできるものを2つだけあげさせていただきます新生児の赤ちゃん1人だけの場合という前提です。1、ピジョン ランフィRA8 全4色(メーカー希望小売価格 53,000円)ピジョンのベビーカーの特徴はシングルタイヤです。見た目はちょっと走行性が気になりますが、実は非常に押しやすく、安定性もありオススメです。基本機能として、両対面式、ハイシート、大きな幌、大きな買い物カゴ、ショックレスボディ等、価格はちょっと高めですが、赤ちゃんにもお母さんにもやさしいベビーカーだと思います。デザインも個人的には好きです2、コンビ スゴカルシリーズ(メーカー希望小売価格 50,000円~58,000円)コンビだけでも色々な種類のベビーカーが販売されていますが、今のオススメはスゴカルシリーズです。重さ5kg前後で両対面式、ハイシート、エッグショック、大きな幌、大型カゴ、小回りが利くオート4キャス、持ち運びしやすい持ちカルグリップ付と価格はちょっと高めですが、機能面はそれだけ充実しています