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2008.05.19
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カテゴリ:コラム
 「大手国産ワインメーカーに望むこと」といった、
ちょっと真面目なことを前回書きましたが、
それは、先日行った大手メーカーのワインセミナーで
あまりにも将来を見据えていないような雰囲気だったから。

 セミナー会場に入ると手前の最前列の席に、
「予約席」のサインが。
私だって、「こんな予約ができるのなら予約したいよ」
と思っていると、セミナーが始まって少しすると、
辰巳卓郎さんが登場。

 辰巳さんがいらっしゃったところでセミナー途中にもかかわらず、
突然辰巳さんが指名され、「日本ワインを愛する会」副会長として
日本のワインを応援したいと言うスピーチ。

辰巳拓郎さん

 もちろん辰巳さんは国産ワインの応援団として
立派な活動をされていることは十分知っていますが、
なんでこのセミナーで、それもセミナーを遮ってまで、
辰巳さんがスピーチをしなければならないのか
ちょっと理解ができませんでした。

 消費者向けのイベントならいざ知らず、
業界人向けのセミナーに
辰巳さんがいらっしゃる効果があるとは思えません。

 その上このメーカー、辰巳さんの後ろの地図を見ての通り、
日本の地図の横にアメリカの地図もあり、
アメリカ産のぶどうを日本へ持ってきて
ワインづくりをしています。

 それで美味しいワインができるかも知れませんが、
消費者にとって、アメリカ産のぶどうを日本で仕込んだ
ワインに対しどれだけの魅力を感じるでしょうか。

 最後に、今後日本のワインは輸入ワインと同じ土俵で
勝負しなければならない段階になりつつあるが、

  アメリカのワインを日本で仕込んだり、
  北海道のワインを勝沼で仕込むことについて
  アペラシオンをどう考えているか

  輸入ワインは750mlが世界標準となっているのに
  この会社のワインはまだ720mlのままだが
  どのように考えているか

と言った質問に、アペラシオンの質問にはまともな答えが得られず、
ボトルサイズの質問には、
(期限のない)将来750mlに変える方向でいきたいといった、
まったく輸入ワインとの競争を考えていると思えない印象で、
予想はしていましたが、がっかりしてしまいました。

 もっと大手中小のメーカーが一致団結して、
輸入ワインとの競争力をつけないと、
せっかくこれからが楽しみになってきた
国産ワインの将来はありませんよ。





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最終更新日  2008.06.16 21:08:11
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