金魚屋バンビーーノのブログ

[ブリーダー訪問] カテゴリの記事

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  山梨・小山徹志宅訪問

  四月某日、山梨の小山徹志宅に訪問しました。選別で忙しいこの時期にブリーダー宅に訪問することって実はあまり無いのですが、今回は親睦を深める為というか、遊びに行ったという感じですかね。しかもこの忙しい時期にも関わらず泊まりで伺わせて頂きました。小山家の皆様に感謝です。雨だったし選別や水換えで忙しそうだったしで、積極的に魚を見せてもらうことはしませんでした。前夜に飲み過ぎて自分が二日酔いだっただけ・・・。山梨って十数年前に富士急ハイランドに行ったのが最後で、自分の車で行くのって初めてでしたが思いの外近くてビックリでした。友人の三宅君と一緒に行ったのですが、東京からで二時間かからないくらいでした。近いのでまた落ち着いた頃に伺ってしっかりと魚を見せてもらいたいと思います。めちゃくちゃ楽しかったです。

  April 10, 2017

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  愛媛ブリーダー訪問

  先日の愛媛らん友会の後、松山の三名のブリーダー宅を訪問しました。一人目は佐々木勝利氏。愛媛の若手連中の中ではいわゆる正統派の作り手で、基礎のしっかりした味魚を作られるブリーダー。品評会ではコンスタントに上位入賞を果たし、仲間内では一番安定した成績を残している方です。この数年、愛媛らん友会でも当歳東大関が指定席となっていたのですが、この日はまさかの当歳魚の出品無し。球数が少なくやむ無しとのことでしたが、当然ながら全国用はしっかりとおりました。楽しみです。魚がしっかりとしているので、二歳、親へと繋がる魚も多く、私はいつも指をくわえながら魚を吟味しております。生まれたばかりの柴犬が4つ、飼育場に転がっておりました。たまんないですよね。二歳親用としてこの子を持ち帰りたかった(笑)1匹は西条へ行ったとか・・・。二人目は竹内誠司氏。インパクトのある魚を量産し、昨年は全国大会でも大暴れ。結果よりも印象に残る魚を作られており、注目度の高いブリーダーです。「型破り」「破天荒」という言葉がしっくりとくる、本能で魚を作るタイプですが、今年は色々と考えて魚を作られておりました。二歳親の池。なかなかワイルドな環境です。今年も大きくされておりました。嘘を言いますが、夏場は目の前に広がる田んぼに魚を放流するそうです。それが巨大化の秘訣だそうです。モンスターがおりましたが、デビューは来年とのことでした。ありゃヤバい。三人目に川本智祥氏。前日も空港まで迎えに来て頂き、その足で訪問しているのですが、撮った写真はこんなんだけでした。。。ちょっと川本氏が飼っているカメ群に夢中になってしまいました。。。もちろん魚もしっかりと見てますよ。ここ数年、インパクトのある魚を作り続けていた川本氏。正直、苦しんでいたと思うし、思った結果を残せていなかった思います。私的には川本氏と言えばこの魚↑2010年の55回大会で当歳脇行司二に入賞した魚です。この魚が私は大好きで。それから紆余曲折があり、今年。いましたね。写真の魚とまたタイプは異なりますが、「川本さんはこうでなくっちゃ」という魚が。ちょっとテンションの上がる魚でした。11月3日が楽しみです。今回、河本圭司氏、井門圭氏の池は伺うことが出来なかったのですが、今後もこの若手軍団たちは追い続けます。楽しませてくださいね。

  October 29, 2016

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  四国・岡山ブリーダー訪問

  岡山錦鱗会の前日、四国入りして3名のブリーダー宅を訪問しました。最初に訪問したのは"ゆとり代表"香川・田淵貴利氏。昨年に続き二度目の訪問となった田淵氏宅。今年もしっかりと魚を作っておられました。会用がいる池。種候補の池。この中に良い魚がいましたね。二歳魚も今年は頑張ってました。田淵氏、それなりの魚が出来てしまう腕は持っているのですが、まだまだ荒削り。もう少し拘った確立した飼育を身につけて欲しいと思います。本人にも期待を込めてかなり辛口なアドバイスをしてきてるつもりですが、彼の胸には響いていない気がします(笑)。でも魚は良いんですよね～。良いんですけどね。最初から最後まで拘りをもってやりきる。これが彼の今後の課題ですかね。こんなとらえ方によってはマイナスイメージなことをブログで書くことは初めてかもしれませんね。期待値が大きいからこそです。これから先、もし「来るな」と言われても彼の池には訪問すると思います。期待しているので。次に伺ったのは愛媛・佐藤英朗氏宅。ついつい撮ってしまう。。。もう夜でした。今年は随分お世話になっておりますが、それでも例年に比べると残してる魚は多かったです。魚を見ながら話を聞いているだけで本当に勉強になるし、とても感心させられます。ほぼ全ての魚にしっかりとした「理由」があるんですよね～。全国大会用の魚も見せて頂きましたが、なんとも言い難い魚でした。(どうとらえてもらってもかまいません)あの魚を佐藤氏がどう作ってくるのか？とても楽しみです。次に伺ったのは愛媛・津島洋介氏宅。昨年から新しい飼育場になった津島氏。場所的には隣に移っただけでも、使い勝手が違う部分も多く、新飼育場の一年目はなかなか苦戦していたようですが、今年は随分馴れたようで、やはり魚が揃っておりました。津島氏の水替え中にじ～っくりと池見ですが魚を見させて頂きました。良いですね。津島氏の魚はすっと私の中に入ってくるイメージで。ポンと魚を見せられてもどこの池の魚かわかります。　　　　　　　　　　嘘です。津島氏、佐藤氏と魚の会話をしていると本当に面白いですね。ホテルのチェックイン時間が迫っており、あんまりゆっくりすることは出来なかったのですが、今後も伺います。何度行っても都度、得るものがあります。松山組の方々の池には来月お邪魔予定です。昨年に続き高松空港から夜遅くまで送迎してくれた田淵君、ありがとう。来年も頼むわ(笑)～翌日。岡山錦鱗会の後、最初に伺ったのは高尾昌幸、直美氏の池。こちらも毎年恒例で伺わせて頂いてますが、今年は例年より少人数で伺ったことと、少しだけ明るい時間だったので久々にじっくり見せて頂いた気がします。言うまでもないですが、魚が揃ってましたね～。数匹、洗面器に入れて見せて頂きましたが、どれを見ても裾使いが良く、これからどのように仕上げてくるのかとても楽しみな魚でした。直美氏の池に私の超好みな魚がおりましたね～。良い魚だったな～。次に伺ったのは柏野正彦氏宅。こちらも毎年恒例。クタクタなはずなのに申し訳ないと思いながらいつも見させて頂きます。柏野氏の池も久々にじっくりと見ることが出来た気がします。やはり良い魚がいましたね～。魚の基礎が違うというか、どの魚を見てもなんか凄いんですよね。抽象的な表現ばかりで申し訳ないです。でもなんか凄いんですよ。ちょっとどうしても欲しい！という魚がおりましたが言い出せなかった。。。いつか高尾氏、柏野氏宅は時間のあるときにゆっくりと伺いたいです。

  September 18, 2016

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  静岡富士市 吉村知良氏宅訪問

  少し前のことになりますが・・、先日の浜松愛魚会の帰りに富士市の吉村知良氏宅を訪問しました。駿河らんちゅう会所属で観栄や浜松などで活躍する吉村氏。私の勝手なイメージで「二歳、親を作る人」と言う印象でした。この日の大会で当歳魚が前頭に2匹並んで入賞していたのですが、どちらもとても私好み。やはり「二歳、親にしたい！」という魚でした。この2匹を見て、話を伺っているうちに「池を見てみたい」と思い訪問を決定しました。池を拝見し、なかなかの衝撃でした。これだけ良質な魚を作ってる人がこんなところにいたのか！と言う感じで。本当にビックリでした。こちらはご本人もお気に入りの日らん候補。色目の良さもさることながら、泳ぎ、裾使いがとてもうまい魚でした。広いお屋敷の裏手にあるハウス内。練り舟も活用されてます。窓の外に見えるのが二歳、親魚の池。今年はあまり数を残されていないようでしたが、いる魚はとても良かったです。適当に掬って頂いた魚。何度か適当に掬って頂いたのですが・・・全て適当な魚では無かった。。。 吉村氏、欲が無いというか、余裕があるというか、他のブリーダーさんとは根本的なスタンスが違うんですよね。久々に衝撃的なブリーダー訪問になりました。正直ブログには載せたくないって思ってしまうくらいの方でした。・・・という記事を八月の終わりに作成したのですが、アップし忘れておりました。。。先日11日に行われた駿河らんちゅう会では吉村さん、大活躍だったようですね。おめでとうございました。今後も良い魚作り期待しております。

  September 18, 2016

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  浜松・安藤寛氏訪問

  少し前、お盆の頃に安藤寛氏の養魚場を訪問しました。昨年の覇者、今年も研究会等を見ていると要注目のブリーダーです。整然とした池群。給餌直後であった為、積極的に洗面器に魚を上げてもらうことはしませんでしたが、やはり魚がしっかりと揃っておりました。魚の写真はないです。すいません。昨年の日本一も健在、驚きの姿になっておりました。今年の日本一候補(？)も拝見しました。昨年も同時期にお邪魔して日本一になった魚を見てますが、正直、あの時の魚が11月にああなるとは想像できませんでした。今年も印象としては昨年と同じでしたが、安藤氏は自分の魚の引き出し方、伸びしろを良く理解しているのだと思います。あとは意地と魚を信じて最後までやりきると言う事が重要なのだと思います。昨年は本当に度肝を抜かれましたので。今年もあの魚をどう仕上げてくるか楽しみです。

  September 2, 2016

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  埼玉・森相氏訪問

  先日、埼玉の森相優氏宅を訪問しました。メインハウスの様子。手前の青い池、メチレン色ですがこの池だけ塗装が違うだけです。魚はとても順調そうでした。一池に30～40と言ったところでしょうか。前回訪問時は「今年はややスローペースなのかな？」と感じましたが、水換えペースも上がり、いつもの森相さんの魚になっておりました。水換えは中1日ペースの様です。良い魚ばかり選んで連れてきてます。基本オークション販売のみとなります。沢山の入札をお待ちしております。

  July 4, 2016

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  埼玉両Ｍ氏訪問

  最近は「ブログ更新」という言葉だけがうまく聞こえなくなってきました。。。ブリーダー訪問の記事が見たいと言う声が多いので。。今後少しは心がけますが期待はしないで下さい。まあでも今回の写真は全て携帯撮り。携帯でこれだけ綺麗に撮れるので、なるべく撮影するようにします。ハッキリ言って私の激型落ちのデジカメより綺麗に撮れてます。六月あたま、埼玉Ｍ氏と称されるお二人のブリーダー宅に伺いました。一人目は丸山克昌氏。私が伏せ字で表記する場合は区別化のため「埼玉○氏」としております。ハウス内計8面のタタキ池のうち6面を使用しておりました。中二日で一日２面を洗うかたちで回しておられます。とは言え、現状で一池に30～50の当歳魚が入っており、あのボディの魚を作られているので二日目となると水はドロドロです(両方の写真の奥の池)。スポンジフィルターとバクテリアを上手く活用されておりました。今年は腹数が例年に比べると少なかったようですが、一腹が当たっており、その当たり腹を３面に割って飼育されておりました。今後も見に行くのが楽しみな池でした。写真は失念しましたが、外池にも会用の二歳魚が数匹。こちらもとても面白そうでした。機会があれば撮影させて頂きます。私的には丸山氏は二歳魚のイメージですね。作りと仕上げが本当に凄いと思います。「番付の名前は違っても実は丸山氏の魚」と言うのが私の知る限りでも多くおります。今年も何度も伺うと思いますので、また撮影してきたいと思います。次に伺ったのが森相優氏。埼玉Ｍ氏です。丸山氏宅から高速に乗れば30分程で着きます。今年新しく作られた特注の立派なハウス。種魚などを管理していたタタキ池小屋を壊して作られました。春先に伺ったときはまだ作成途中でしたが、ご自身で一人で電気や排水の配管等の工事をされており、ちょっと意外な姿でしたが、とても器用に綺麗にされておりました。新ハウス内には16面のＦＲＰ池が有り、管理が楽なようにと贅沢に二個一で8面を使用されておりました。森相氏もスポンジフィルターとバクテリアを使用し、中二日から中三日で水替えを行っているそうです。この他にもメインのガラスハウスのタタキ池等、まだまだ魚が沢山でした。日らん役魚入賞を続けておられる森相氏。やはり今年も目が離せません。こちらも何度も伺うと思いますので、また撮影してきたいと思います。

  June 3, 2016

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  愛媛ブリーダー訪問

  10月25日(日)の愛媛蘭友会前日の夕方に愛媛入り。空港まで川本、河本両氏に迎えに来て頂き、先ずは砥部町の新進気鋭ブリーダー・井門圭氏宅に訪問。井門氏は仔引き一年目の若手ですが、同じ松山の川本智祥氏、河本圭司氏、佐々木勝利氏と幼なじみの同級生という、らんちゅうをやるには恵まれた環境におり、一年目とは思えない、しっかりとした魚を作られておりました。愛媛蘭友会でも当歳魚を三匹出品し、全て入賞しておりました。今後も注目のブリーダーです。また、世界最強と言われる犬種「ピットブル」を2匹飼育されており、私的にはこれに会うのが楽しみに伺いました。散々怖いことを聞かされてましたが、難なく戯れることが出来て満足。次にＷかわもと氏、井門氏と向かったのは新居浜の佐藤英朗氏宅。先月伺ったばかりですが、やはり大会前の魚を見たくて強行。会用の魚と来期の種魚をじっくり見せて頂きました。こちらでも佐藤氏の愛犬(ブルドッグ)と散々戯れてきました。カメも見せて頂きました。5人で夕飯の後に向かったのは西条の津島洋介氏宅。写真は失念。。。こちらも先月伺いましたが、やはり大会前の魚が見たくて訪問。やっぱりこの辺の人の池には何度でも足を運びたいと思いましたね～。ここでもらんちゅうの話はそこそこにカメ談義が始まります。私も飼ってたことあるし嫌いじゃないけど。。。この人達はイキすぎてる。。。これにて初日は終了。ホテルへのチェックインは午前0時を回っておりました。自分もですが、同行してくれた川本さんに明らかな疲労が見られたので来年以降はもう少し余裕を持ったスケジュールにしたいと思います。。。翌日、愛媛蘭友会の品評会後に伺ったのは松山市内の川本智祥氏宅。岡山から品評会に参戦の数名も同行、十数名での見学となりました。やはり気になるのは協会用の魚です。当歳、二歳と面白そうなのがおりました。関東東錦も飼育されており、こちらも来期楽しみな魚がおりました。次に向かったのは松山市の竹内誠司氏宅。ここは本当に面白かった！魚が揃っておりますね。坊ちゃん人気もうなずけます。ビックリしたのは二歳池。いやぁ～面白かった。この人は本当に凄い。詳細は書けません。次に向かったのは松山・佐々木勝利氏宅。この日の大会でも当歳で東西大関を獲得、二歳でも優等入賞し、総合優勝を獲得されてました。見た目とは裏腹に本当に繊細で綺麗な魚を作られております。協会用も拝見しましたが、堅実な魚でとても楽しみです。最後に向かったのは松山・河本圭司氏宅。変わらず二面のタタキ池のみで良魚を作出されております。例年より魚も大きく、しっかりした魚を作られておりました。今年は各大会で私好みの良魚を見せて頂きました。その後は皆で焼肉タイム。四十がらみのオッサンが同じ趣味を共有してこういう時間が出来るのは本当に素敵なことです。お互いの家を行き来するということ自体が普通の生活をしてたらまずないですよね。本当に楽しい時間でした。皆様、ありがとうございました。

  October 27, 2015

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  四国ブリーダー訪問

  いつもは横浜の仲間と岡山入りするのですが、今年は皆、仕事の都合でＮＧということで今回は一人旅となりました。そんなわけで岡山錦鱗会前日。高松空港に降り、まず向かったのが香川・藤野武氏宅。空港から車で10分もかからないところでした。前々から伺ってみたいと思っておりました。とても立派な飼育場です。この日はたまたま金魚伝承の取材もあると言うことで洗面器に魚が用意されておりました。翌日の大会でもしっかりと当歳魚2匹、弐歳魚も1匹入賞されておりました。馬がいたり、猛禽、軍鶏、烏骨鶏、犬、メダカ、ピンポン、ゴジラ？etc...沢山の生き物がおり、楽しめる場所でした。もう少し早い時期か、機会があれば即売会にお邪魔したいです。今度はもっとゆっくり伺いたいと思います。次に向かったのが香川県三豊市の田淵貴利氏宅。今回の四国ブリーダー訪問のメインが田淵氏でした。現在26歳という超若手らんちゅう師です。以前から名前は見ておりましたが、正直なところ魚の印象は薄かったんです。が、昨年の愛媛蘭友会で田淵氏の魚が前頭にいたのですが、その魚がどうしても気になる、欲しい！と思って譲って頂いたのが今回の訪問に繋がりました。池で魚の写真は撮ってませんが・・・翌日は二歳魚の部で優等獲得当歳もオール4点を獲得し前頭上位入賞。しっかり結果を残しますね。もちろん池にも今後楽しみな魚がおりました。やはり魚が良かったです。これからも注目したい若手です。空港に迎えにきて貰ったり、この後も深夜まで付き合って頂きました。ありがとうございました。田淵君と共に次に向かったのが新居浜・直野高幸氏。本当にいつ行っても綺麗な飼育場で。魚の良さはもちろんのこと、なんというか、本当に楽しい飼育場ですね。「あれ掬って見せてください」が止まらない。。。あれもこれもとなるんです。魚を見ながら直野さんとする会話が本当に面白い。魚とは全く関係ない話になったりで。もちろん良い魚がいましたよ。翌日もしっかり入賞されてました。(写真撮ってなかったです。すいません。)定期的に伺いたい飼育場です。次に向かったのが直野氏宅から程近い佐藤英朗氏。今年は腹数も少なく、アウトブリードの魚がいたりしましたが、しっかり作られておりました。やっぱりこの人すげーな。と言う感想です。魚に対する考えと、その魚を作ることに対する考え方が桁違いです。凄い。としか言いようがないです。翌日もらしさを見せる魚でしっかり入賞されてました。次は西条・津島洋介氏。今年から飼育場を新しくされてました。前より広くなり、とても管理がしやすそうでした。やはり魚が揃ってますね。佐藤氏もそうですが、この津島氏もちょっと桁違いですね。二人の会話を聞いてるだけでとても勉強になります。同行した田淵君も得るものが凄くあったと思います。楽しい時間でした。津島氏、佐藤氏、田淵氏と遅～い晩ご飯を食べ。。。ホテルへのチェックインは0時を回っておりましたね。。。予想はしてましたが。。。実はもうひとかた、伺う予定をしてたのですが早々にキャンセルさせて頂きました。会の前日に皆さん、遅くまでありがとうございました。翌朝は武下氏が運転する車で、津島氏、佐藤氏と共に岡山へ向かいました。この三人ですからさぞかし深い話が聞けると思ったのですが・・・思い返しても魚の話をした記憶が無いです。。。ずーっと笑ってましたね。。。岡山錦鱗会翌日。レンタカーで高知の川村和己氏宅へ伺いました。高松のホテルに泊まったのですが中々の道のりでしたね。どうしても行っておきたかった川村氏の池。こんな時じゃないと行けないですからね。川村氏も今年から飼育場を新しくされたそうです。なんと練り舟がメインなんです。それであの二歳や親魚を作られているのですから凄いです。今年は獣被害に遭われ、多くの二歳魚を失ってしまったそうですが、これから楽しみな魚がなかなかおりました。とても独特で、話していてとても楽しかったです。伺った甲斐がありました。今回の四国ブリーダー訪問は以上です。とっても濃厚で楽しい時間を過ごすことが出来ました。お付き合い頂いたブリーダーの皆様、ありがとうございました。

  September 15, 2015

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  ブリーダー訪問 岡山・柏野正彦氏＆高尾夫妻

  先日の岡山錦鱗会終了後に柏野正彦氏の池を拝見させて頂きました。既に日も落ち始めており、大会終了後のお疲れの中、次々と良魚を洗面器に上げて頂きました。上げて頂いた一部の魚達ですがご覧の通りです。写真が酷い部分もありますが・・・。魚はまだまだ幼さを見せるものの、基礎がしっかりしており、素質充分、魅力が溢れ出てる魚ばかりでした。今年は参加する品評会で結果が出ず「ドボン協会会長です！」とおちゃらけておりましたが、この魚達を見る限り「ドボン協会会長」は務まりません。まだまだ九月も頭でしたからね。これからしっかり創り上げてこられるでしょう。何年か振りに訪問させて頂きましたが、変わらず柏野さんらしい魚達を見ることが出来て嬉しかったです。欲しい魚ばかりでした。柏野氏宅を後にして高尾氏宅に伺いましたがご覧の通り、もう真っ暗。室内で灯りがあるもののカメラに限界を感じ、撮影はしませんでした。ここでも沢山の魚を洗面器に上げて頂きました。高尾氏も柏野氏と共に今年は「ドボン協会副会長」を名乗っておられましたが、洗面器に次々と上げられる魚を見て「なにがドボン協会ですか！」と言ってしまいました。柏野氏同様、魚がまだ少し幼く、仕上がっていないだけで、見事な魚がまぁ～ゴロゴロと。お二方とも一年のゴール地点をしっかりと見定めた魚作りをされておりますからね。私達が心配することは何もありませんでした。今後の観魚会、全国大会と、お二方の魚を拝見するのを楽しみにしております。大会終了後のお疲れの中、快くお相手くださり本当にありがとうございました！

  September 18, 2013

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  ブリーダー訪問 静岡・飯島紳一氏

  先日、静岡の飯島紳一氏宅にお邪魔しました。お忙しい中時間を作って頂き、僅か一時間程度の訪問で会話もそこそこに、次々と洗面器に魚を掬ってくださいました。掬って頂いた一部の魚達ですがご覧下さい。ちょっとあえて良くない写真を使っている部分もありますし、給餌後の為、随分膨らんでおりますが、魚の良さは充分に伝わるかと思います。観栄の研究会西大関や浜松愛魚会の東大関はここから出ているそうです。上の魚達だけでも結構お腹いっぱいなんですが、今回訪問の私的な目当ては以下の魚達なんです。観栄研究会小の部で関脇、小結、行司に入賞していた飯島氏の魚を見て一目惚れ。小の部の中でも小さい方でしたが「なんじゃこれ！」と完全に心を奪われてしまい、今回訪問の約束をさせて頂いたのでした。こちらも見せて頂いた一部ですが、やはり魚がとても良いです。五月生まれとの事、まだ小振りでしたが、今後の大会で充分に活躍が期待できる魚達ばかりでした。どれもこれも魅力的な魚です。魚が揃ってるって本当に凄いことだと思います。この五月生まれの魚も販売用で仕入れており、この後オークションに出品予定です。お忙しい中、短時間の強行訪問でしたが、伺って良かったです。また今度はゆっくり伺いたいと思います。

  September 5, 2013

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  ブリーダー訪問 川崎・安田英一氏

  先日、川崎市の安田英一氏の池にお邪魔しました。安田氏(通称やっさん)は、今年の横浜観魚会の年間総合優勝候補の一人であり、二歳会から研究会を通じて、現時点でおそらく、暫定一位の点数を持っていると思います。噂によると二歳も凄いのがいるとのこと、突撃しました。安田氏の飼育場、自宅駐車場で充分な光量を確保できないため、メタハラを各池の上に吊しておられます。早速魚を洗面器に上げて見せて頂きました。横浜の一回目の研究会で八位、二回目は五位になった魚。二回目の研究会でこの魚を見て、私の総合優勝連覇の心は折れたのです。。。泳ぎも問題無く、更に魚がませて磨きが掛かっておりました。次の研究会も参戦予定とのこと、楽しみです。他にも質の良い当歳がおりました。敢えて良くない写真ですが、安田氏ド本命の当歳魚。研究会の魚一匹で勝負かと思いきや、しっかり持ってます。良い魚でした。続いて二歳。春の観魚会二歳会で三席入賞の魚。しっかり作り込まれてました。やや小振りでしたが見事な二歳。点数が出る魚です。持ってますねぇ～。・・・。こんなの隠し持ってるんですよ。私の心は完全にバッキバキに折れました。暫く言葉を忘れて、泳ぐ姿に見とれてました。欠点が見当たらない。。。洗面器から池に戻す際、気付いたら「落とせ！落とせ！」と声に出してましたね。私は悪い奴です。。。こちらは昨年の全国大会で入賞している四歳の親魚。まだまだ若さを見せる現役バリバリの魚でした。こちらは三歳。昨年の足柄二歳会一位、横浜本大会で役に入賞している魚。二歳、親までしっかり持っているのって、やはり物凄い強みだと思います。ただ持ってる人は沢山おりますが、それぞれしっかり作られてますからね。決して恵まれた飼育環境ではないと思いますが、しっかり作り上げてるし、会に連投しても魚を落とすことも無く、本当に毎年、感心させられます。とにかく「横浜観魚会で総合優勝を獲るぞ！」と言う想いがとても強く、私なんかはこの「想い」の部分で端っから負けてました。まずは三回目の研究会、そして本大会、頑張って頂きたいです！プレッシャーでコケてくれないかなぁ～と、まだ少しだけ思ってますが。。。いやいや、本当に応援してます。頑張って下さい！手前は同行した三宅氏。一匹の魚にロックオン→「良いっすね～」連呼。しっかり唾付けてました。このちゃっかり感は見習いたいものです。

  August 15, 2013

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  ブリーダー訪問 横浜・安田正伯氏

  先日、横浜の安田正伯氏の池を訪問しました。安田氏は横浜観魚会でコンスタントに上位に名を連ねる方です。2011年には横浜観魚会にて総合優勝を獲得されております。当歳魚の池から数匹、私的に面白そうと思った魚を掬って頂きました。写真が良くないですが、先が楽しみな魚達です。しかし、安田氏の好みでは無いようでした。安田氏の好みの魚達はこちら。とてもわかりやすい(笑)。綺麗な更紗の魚が好みのようです。どの魚もサイズもしっかり作られてました。東部大会にて一昨年、昨年と親魚の部で二年連続優等賞に輝いている親魚も健在でした。久々に、サイズ的にも親魚らしさを魅せる魚を拝見することが出来ました。元気モリモリでした。面白そうな弐歳魚も見せて頂きました。見事な頭つきでカッコイイ魚でした。良いタイプです。上の魚と兄弟と思われる良魚。頭も尾型もバッチリ。これから作り込まれると思います。こちらも同系でしょうか。安田氏一押し、お気に入りの魚。当歳から親までしっかりした魚を見せて頂きました。「若い人達が一生懸命頑張ってるから僕は順位に拘らず気楽にやらせてもらうよ」と仰ってましたが、持ってる魚を見る限り、その言葉とは裏腹に今後も楽しませてくれそうです。魚に対し、愛情たっぷりで接しているのがとても印象的でした。

  July 14, 2013

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  ブリーダー訪問 横浜・加藤貞信氏

  先日、横浜観魚会の加藤貞信氏の池を訪問しました。東部でも屈指の良魚が集い、盛り上がりを見せる横浜観魚会において、二歳会、研究会、本大会と常に上位に名を連ねる実力派ブリーダーです。話をしていると常に低姿勢、謙遜ばかりですが、言葉の端々にらんちゅう創りに対する熱さを感じます。若手の誰よりも勝ち気が強く、熱いのが加藤氏です。第一回目の研究会にて七位に入賞した加藤氏の魚。一目見た瞬間「なんじゃこれ！」と思ったのが私の感想です。頭、太身、尾型と完璧でした。この色目でませた魚に混ざっての審査だった為、この位置かと思いますが、この体躯の良さには驚かされました。今年は例年より採卵が遅くなってしまったそうですが、しっかりと研究会で張り合える魚を作ってくる辺り、流石だと思います。上の魚の兄弟魚。適当に掬って頂きましたが、どの魚も凄い太身でした。次の研究会も楽しみです。こちらは違う手の当歳魚。まだサイズは来てなかったですが加藤氏の魚らしさを見せる良魚でした。秋にはこの中から出てくるのではないかと思います。今年の二歳会で一位に輝いた魚もしっかり作り込まれてました。ここ数年は全国大会でも出陣すればコンスタントに入賞されてます。2012全国大会　二歳魚の部 前頭2011全国大会　当歳魚の部 前頭2009全国大会　当歳魚の部 前頭この他にも2010年の東部大会では当歳魚の役魚に三匹入賞させるなど、加藤氏の腕前は誰もが認めるところです。今年の横浜観魚会の総合優勝最有力候補の加藤氏。今後も楽しみにしております。加藤氏の愛犬のランちゃん。私個人的に一番好きな犬種がこのボーダーコリーなんです。たっぷり遊べて幸せでした。

  July 6, 2013

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  ブリーダー訪問 富士・齋藤宏典氏

  先日、静岡県富士市の齋藤宏典氏の池に訪問しました。全国大会での戦績も無く、金魚伝承にも登場していないブリーダーですので知らない人が多いと思いますが、私の中で今一番期待している若手ブリーダーです。二歳池を見せて頂きました。種使用後で細く見せますが、充分に会で遊べる見事な魚でした。こちらも使用後で痩せてますが魅力たっぷりの良魚。昨年の清水らんちゅう会立行司。孵化後の稚魚はプラ舟で管理されておりました。育ったサイズの中に面白そうな魚を発見！今年も期待大です。～齋藤氏の近年の成績～2012　清水らんちゅう同好会 当歳魚の部 立行司(3席)2011　清水らんちゅう同好会 当歳魚の部 立行司(3席)2012　横浜観魚会 当歳魚の部 東関脇(6席)2011 横浜観魚会 当歳魚の部 東小結(8席)2011　東海らんちう会　当歳魚の部 東大関(1席)こう並べてみると齋藤氏が作る魚タイプ、良さがよくわかりますね。齋藤氏は東海らんちう会で工藤千尋氏と出会い、魚作りに大きな影響をもたらされたそうです。そこでの縁で歳も近いことから現在まで私も友人としてお付き合いさせて頂いております。正直、「齋藤氏」と書くのが自分で気持ち悪いくらいです。。。そんな齋藤氏、現在は清水らんちゅう同好会と横浜観魚会に所属されてます。横浜の即売会でも氏の魚は大人気で「あの子は何者？」と何人もの方に聞かれました。パッと見で惹き付ける魚なんですよね。最初は私も彼は所謂"天才肌"なのかと思っておりましたが、自身でデータを徹底的に集め、日々悶々と悩み、研究されておられます。怒られるの覚悟で勝手に掲載しちゃいましたが・・。この几帳面さ！毎日毎日ノートに水温、赤虫、ペレットの給餌量、回数、選別したら匹数、その日気になったことなどを書き留めて、数年前の記録なども日々読み返しておられます。私も見習いたいですが無理でしょう。。。既に実力は知っている人は誰もが認めるブリーダーですので、今年こそは全国大会に出陣して結果を残して頂きたいブリーダーの一人です。良くも悪くも結果が求められる世界なんですよね。まずは楽しんで。頑張ってね。齋ちゃん。

  May 18, 2013

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  ブリーダー訪問　横浜・鈴木貴光氏

  ＧＷ中に横浜・鈴木貴光氏宅に訪問しました。。鈴木氏と言えば一昨年の全国大会での二歳西取締獲得が記憶に新しい。↑この魚ですね。あらためて写真を引っ張り出しましたが凄い魚です。面白そうな二歳魚を数匹撮影させて頂きました。種使用後で細く見せますが、池内で一際存在感を放っていた魚。私的に目が離せなかった魚。ずーっと目で追ってました。こんなタイプの魚も出るそうです。尾色が残念ですが誰が見ても良い魚です。二歳魚は作り込むとすれば梅雨明けからとのこと。既に来年以降の掛け合わせを見据えて種に残すことを最優先で考えておられました。当歳魚も見せて頂きました。注目して頂きたいのは水の色。青仔期でも水を引っ張って青水飼育されています。私もこれまで沢山の方の飼育場を見てますが、今時期の当歳魚をこういう水の状態で飼育しているブリーダーさんは記憶に無いかもです。。。その中から無作為に掬って頂いた魚。問題無くサイズも来ており、状態も良いし、魚が凄く良かったです。これが「鈴木流」の飼育法ですね。ただ水替えが面倒で引っ張って青水にしているわけではなく、緻密に計算された青水にされているんです。魚の成長や状態が物語っておりますよね。当然ながら給餌量も他のブリーダーと変わらないんです。赤虫も粒餌もガンガン入れておられました。実際、この水の状態で魚も好調な状態をキープすることは毎日水替えするよりも大変なことだと思います。これを実績も無く、ただただ飼育歴を積み重ねているおじ様がされているなら「なにしてるの？」と見向きもしないのですが。。。私は毎年鈴木氏が作られた魚を見てその魅力に取り憑かれておりますので、この飼育法を真似てみたく、気がついたら3時間も池の前で話を伺ってましたが、ブラインを湧かすことさえ面倒な私には出来る自信がありません。やはり普通に考えるとガンガン餌を与えてガシガシ水替えする方が魚は大きくなりますからね。鈴木氏も様々な飼育法を試された上で現在の飼育スタイルを確立されたそうです。イメージ的には魚のみではなく"水も飼っている"という感じでしょうか。らんちゅうの飼い方に正解はありませんよね。やはり自分に合って、尚且つ魚をしっかりと作ることが出来る飼育スタイルを確立することが重要なのだと思います。ベランダにある二面の池。こちらは主に稚魚の育成に使用されております。孵化稚魚が入っておりました。メインで使っているのは写真一番上の四面の池のみ。この環境でミジンコも途絶えさせることなく何年も維持されてます。神奈川で古くかららんちゅうをやっている人は聞いたことがあると思いますが、有名な「綾瀬のミジンコ」が鈴木氏の家にはまだいるんです。一番奥の池でごっそり湧いてました。我が家でもぶん投げていた外池で勝手にミジンコが湧いてましたがそれとは訳が違います。。。まさに水管理のプロです。今年も目が離せない鈴木氏。わりとご近所さんなので今年はちょこちょこ覗きに行きたいと思います。

  May 7, 2013

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  ブリーダー訪問 埼玉・森相優氏

  4月某日、埼玉の森相優氏宅を訪問しました。言わずと知れたトップレベルのブリーダーです。森相氏の"おもちゃ"が増えておりました。逆輸入のオフロードバイク。週に一度は林道ツーリングに出かけるそうです。跨がせて貰いましたが、これは楽しそう・・・。さて、池の様子。メインハウス。まだ空き池があったが別棟のハウスにもびっしりと孵化稚魚がおり、既に当歳魚はＭＡＸ状態でした。計350リットルの孵化器。一池に夥しい数の稚魚が泳ぐ。私も沢山のブリーダー宅を拝見してますが、こういう状態は森相氏の池でしか見たことがありません。森相氏は毎年この様に結構な密の状態を引っ張って当歳魚を仕上げます。私はこの飼い方を「森相流」と呼ばせて頂いてます。誰もマネの出来ない飼育術だと思います。こちらは少し魚が大きくなり数が絞られた状態。これでもかなり多い。一般的には魚を密に飼うと「大きくならない」とか「泳がなくなる」とか言われますが、森相流には当てはまりません。それは毎年創られる魚でしっかり証明されておりますよね。やはりご自身の系統を理解し、確立された飼育法を持っているからこそ成せる技だと思います。森相氏の魚を種に導入された方は参考にしてみてください。当然ながら給餌量、水替えの頻度が増えてしまい、簡単に出来ることでは無いと思いますが。。。ただし、最後は"つくり"です。これが一番重要。こればかりは誰かに教わって出来るものではないと思います。こちらは今回バンビーーノでオークションに出品していた口の仔達。落札された方々、正解です。次回更新は未定。。。。

  April 21, 2013

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  ブリーダー訪問 埼玉・丸山克昌氏

  「今年はブログをもう少し頑張って書くとか言いながら全然書いてないじゃん」と先日の二歳会で会の方々からチクチク言われましたので・・・。今後は出来るだけブリーダー宅に伺ったときは写真を撮ろうと思います。カメラは持ち歩くんですが、車に置きっぱだったり、首から提げてるだけだったり、ついつい魚と会話に夢中になってしまうんです。。。そんなわけで先日、埼玉の丸山克昌氏宅に伺いました。年齢を聞くと本当にビックリするくらい若々しく、バリバリの現役で東部大会などで活躍するブリーダーです。番付に書かれる名前が変わっていても、実は丸山氏の魚と言うのが私の知る限りでも相当数がメジャー大会で洗面器に載っております。仔引きも終盤を迎え、ハウス内の池には稚魚が沢山おりました。微弱な水流をつけており、池の中心に仔魚が集まっておりました。これは管理のしやすさもありますが、ご自身の魚の系統、創り方を踏まえた上で理由があってこうされております。皆さんが真似することは絶対におすすめしません。安易にやると魚が壊れますよ。50リットルのシュリンプ孵化器を使用されております。仔引き後、外池で養生中の二歳魚。丸山氏の魚は派手さがあり、当歳時にも強さを見せますが、二歳、親で大成する魚が多い印象があります。丸山氏の凄いところは点数が出る魚創りが出来るところだと思います。審査員が点数を出してしまう魚に狙ったようにキッチリ仕上げて来られるんですよね。しかしながら大会時には譲ってしまうことが多く、名前が変わっている場合が本当に多いです。仲間から「大きくして欲しい」「仕上げて欲しい」と頼まれることも多いようで、ある時期に伺うとお預かり中の魚が池にいることがあります。後日大会でその魚を見ると「アレがこうなりましたか！」と驚かされます。ちょっとのことなんですけどね。審査員が点数を出すポイントを知っておられるんです。毎年本当に感心させられます。今年も期待しております。出来ればもっと表立って活躍して頂きたいです。

  April 21, 2013

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  愛媛放浪記 其の弐

  はじめに行ったのは成田大記氏の池。昨年もお邪魔しておりますが、いつ伺っても立派な飼育場です。ご本人が体調を崩されており、一緒に見ることが出来なかったのですが、愛媛蘭友会会員の方に適当に魚を掬って貰いました。会用親魚。会用二歳魚。今後二歳に向けて作り込まれるであろう当歳魚。一昨年の日本一になった魚も健在でしたが敢えて撮影はしませんでした。ご自身が体調を崩されて約一週間、餌やりも殆ど出来ていない状態だったそうでしたが、魚の良さは充分に伝わりました。現在は体調も良くなっておられるとのこと、文化の日を楽しみにしております。次は丹下常氏の池。私の愛媛訪問前日に納車されたという丹下氏の遊び車。偶然でしたが私がホテルにチェックインしようとすると後ろから「鳴海く～ん」と、丹下さんがこの車から顔を出して手を振ってました。たまげました。。。丹下氏にとってはこの車「おもちゃ」だそうです。。。食い入るように魚を覗き込む若手達。今年一番の魚だそうですが、ここに来て癖が出来てしまったとのこと。めっちゃ良い魚でした。癖が無ければ相当暴れた事でしょう。こちらは来期の種魚。尋常じゃ無い太さを見せる魚でした。これ全部会用の二歳魚です。洗面器は70cmです。どれを協会に持っていくか考えておられましたが、皆で「全部いけますよ！」と。3日が楽しみです。伺う前に「今年は過去最低じゃ」なんて仰ってましたが、良い魚が他にもゴロゴロおりましたよ。次は直野高幸氏宅へ。丹下氏、津島氏、佐藤氏と同行。ルート的に最後になり、時間的にもとても微妙だったので事前に連絡を入れていなかったのですが、強行の突撃訪問でした。でも行って良かったぁ～。丁度水替えを終えられたところでした。まず目に付いた魚がこちらの二歳魚。めっちゃ良いです。こちらも二歳魚。この二匹は協会にも出てくるでしょう。とても楽しみです。先日行われた愛媛蘭友会で東大関を獲得した当歳魚。綺麗にまとまった秀逸魚でした。直野氏の本命と思われる当歳魚。点数が出そうな良魚です。こちらも当歳魚。少し小振りでサイズを気にしておられましたがめっちゃ良いですよね。「全然行けますよ！」とか「腹付きがこうなれば～」「色がもう少し～」とかみんなで言ってると・・。なんと！洗面器に入れたままディスカスハンバーグを強制給餌！！更には「食わんなぁ」とか言いながら魚を抑えて口に押し込んだ！！！！これには津島氏、佐藤氏とともに爆笑！！！ワイルドすぎるでしょう。あんなの初めて見ました。ただ、えらいもんで魚はその後ちゃんと食べてましたからね。魚も鍛えられてます。この人は理屈とか理論とか関係ないんですよ。いや、マジメな話。じゃなければ毎年しっかりと結果を出すことなんて出来ませんよね。直野氏の池はいつ行ってもピッカピカだそうです。魚の善し悪しはある程度までで、11月3日まではなにがあろうと途中で諦めて投げ出すことをせずに出来ることを最後までキッチリやり切っているんです。「じゃなきゃつまらんやろ」と直野氏はサラッと言いますが。これって凄く大事なことですよね。これは出来てない人が殆どだと思います。ある意味、佐藤氏とは対極ですよね。どちらが良いとか悪いとかじゃないですよ。私も今年は途中で燃え尽きてしまいましたので。。。大切なことを学ぶことが出来ましたし、本当に楽しませて頂きました。らんちゅう漬けの強行ハードスケジュールでしたが、本当に楽しむことが出来ました。突然の愛媛訪問でしたがお世話になった皆様、ありがとうございました。名古屋での再会、結果を楽しみにしております。良い刺激を受けました。来年は11月3日まで燃え尽きないで頑張ります。

  October 30, 2012

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  愛媛放浪記 其の壱

  全国大会も押し迫った10月三週目の土日を利用して愛媛のらんちゅう愛好家宅を訪問してきました。今回は今、らんちゅう界が最も注目していると言っても過言では無い、愛媛の若手軍団をメインで回らせて頂きました。愛媛の若手軍団と言えば、少し前までは「川本智祥氏、武下喜一氏、津島洋介氏」が"若手三羽烏"として知られていましたが、ここに昨年日本一を獲得した「佐藤英朗氏」が世間的に加わりました。この四人があまりにも強烈に、派手な成績を挙げているが、このほかにも「河本圭司氏、佐々木勝利氏、竹内誠司氏」と言った実力ある若手ブリーダーが集っているのです。それぞれ、岡山錦鱗会をはじめ、各地で成績を残されているのですが、昨年の全国大会では7人全員が入賞を果たしている！凄いこと！皆さんの生まれ年は佐藤氏が昭和48年、竹内氏が昭和50年で他の五人が昭和49年。らんちゅう飼育を始めた年、きっかけ等はそれぞれ異なりますが、偶然にも同年代が揃って集い、それぞれが刺激を受け合い、切磋琢磨し、質の良いらんちゅうを創っておられるのです。この7ショット、岡山錦鱗会や全国大会で目にすることがあるが、まぁガラが悪い(笑)。今度の日らん時にチャンスがあればカメラに収めたいと思います！※今回の記事は全国大会前と言うこともあり、情報操作にもなりかねないので、ハッキリとした魚の写真は殆どありません。敢えて見辛い写真を掲載してる部分もありますのでご了承ください。21日(日)宿泊先である松山市のホテルまで川本氏が迎えに来て頂き、まず向かったのが佐々木勝利氏宅。見事な設備。今年は諸事情により名古屋には行くことが出来ないとのこと、既に来年の仔引きを見据えて魚も作り込まれていなかったですが、先の楽しみな魚を散見することが出来ました。次に向かったのが河本圭司氏宅。一度らんちゅうを辞めた時期があったそうですが、近年再開されたそうです。二面のタタキ池のみで卵からしっかりと創り、成績を残されております。飼育スペースに泣く愛好家が少なくないと思いますが、励みにして頂きたいです。お気に入りの魚が少しサイズが小さいため、ヒーターを入れて飼い込まれておりました。魚はメッチャ良かったです。次に向かったのが「坊ちゃん」こと竹内誠司氏宅。贅沢に日が差す好環境で飼われております。こちらは既にサイズが充分に来ており、抜群の太身を見せる迫力満点の魚ばかりでした。かなり密な状態で飼育されていたのが印象的です。どの魚が来るのか楽しみです。次に伺ったのが川本智祥氏宅。整然とタタキ、ＦＲＰの池が並びます。場所によって日照時間が大きく違い、温度差がかなり出てしまうので、魚によって入れる池を上手く調整されておりました。サービスショット。非常に質の良い当歳魚。親まで飼ってみたいと思わせる良魚でした。色気たっぷりの当歳魚。今年は春にこれまで自身が作り上げた系統を事故的に失ってしまい、相当な試行錯誤をされたそうで、「今年は本当におらん」「撮る魚いないで」と行く前に散々言っておられましたが、しっかりと魚を創り上げておられることに脱帽。他所に散り散りになっていた系統魚を戻したり、新たな種魚を積極的に取り入れていたので、来年は更に期待したいところです。川本氏の別池。ここではメーター超えの肺魚とナマズが飼われていた。ナマズは近所の川で釣ってきたそう。ちょっとだけ「欲しい」と思ってしまった。。。ここまでの四人は松山市内在住でご近所さん同士。ここから川本氏、河本氏、竹内氏と一緒に今治へ。今治へは車で一時間弱の距離でした。今治では丹下氏、津島氏とと合流。昼食をご馳走になり、丹下氏の池を拝見させて頂きました。丹下氏の池訪問の内容はまた後で記します。丹下氏の池を後にして向かったのが武下喜一氏宅。ご本人はお仕事の為、不在だったが勝手に？見させて頂きました。(通り道に職場があったのでご挨拶し、許可は頂いてます。)手前が会魚の池。病気等の対策のためか波板で隔離されていた。外池の様子。会用池の様子。凄いの発見！武下家でＷカワモト氏、竹内氏と別れ、丹下氏、津島氏とともに西条の津島氏宅へ。ごっついのがゴロゴロおりました。種魚とのことだったが、そうは見えなかった。こちらも基本的には種魚とのこと。こちらが勝負魚。「凄い」の一言。。通称「下駄系」の魚達。遅生まれでサイズは無かったが魅力たっぷりの魚ばかり。この池の中に一匹どうしても個人的に欲しい魚がおり、思わず「それ下さい！」と言ったが「"ください"は無いやろ！」と却下された。。。この日以来、週三は「あの魚ください！」と言い続けてるが却下され続けているのです。。。言葉にするのは憚れるかもしれませんし、生意気と思われるかもしれません。私の好みもあるかもしれませんが、愛媛セブン(今名付けました)の中でも津島氏はちょっと抜けちゃっているなぁと率直に感じました。なんと言いますか・・・魚が揃ってるんですよね。強いはずです。次に伺ったのは新居浜の佐藤英朗氏宅。津島氏、丹下氏も一緒です。撮っちゃいました。既に日が落ち始めてました。会用の二歳魚。こちらも会用の二歳魚。あり得ない太身。ムキムキマッチョな魚です。こちらは会用当歳魚。こちらも会用当歳魚。既に当歳魚は写真の個体を含め、10匹ほどに数を絞っており、二歳も写真の二匹と昨年の日らん東大関のみで、空の舟が数面ある状態でした。残っている魚の中には捲れていたり、曲がりがあったりと欠点のある魚もおりました。ただ、どの魚も良いんです。説得力のある魚しかいないんですよね。佐藤氏は頭の中に理想とする魚がバッチリおり、数年先まで見据え、ご自身なりに計算された魚作りをされているのだと思います。ある意味、そうやって自分を追い込んでいるのだと思いました。なので魚を見て軽々しくあーだこーだ言うことが出来ませんでした。魚に説得力があるって凄いですよね。ここまでが愛媛セブン(笑)。飼育スタイル、魚の考え方や、創っている魚は何処か似た部分も見えましたが、基本的には七人七様でした。凄く楽しんで見て回ることが出来ましたし、相当な刺激になりました。カメラを構えるのが嫌になるくらいでした。商売とか取材って言葉が途中から(ほぼ最初から)頭に無かったですね。。。だから写真がお粗末なわけですが。。。このほかにも三名のブリーダー宅を訪問しました。文字数オーバーの様なので次の記事で。

  October 30, 2012

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  埼玉Ｍ氏宅訪問

  6月5日(日) 埼玉の森相優氏宅へ訪問しました。森相氏の近年の成績は周知の通りです。誰が見ても氏の魚と判る特徴を見せ、なんと言っても"華"のある良魚をコンスタントに作出、しっかりと成績も残されており、私は当歳魚の作り手としては関東随一のブリーダーだと思います。親指大の当歳魚たち。この手は1池に50匹程で管理されておりました。こちらは一回り小さい魚。一池100匹ほどで管理しておりました。当然ながらこの時期は何所の池にお邪魔しても極上の魚しかおりませんが、言わせてください。「凄く良かったです」森相氏は一腹を2～4面に分けて管理されております。いつ伺っても残している魚は他のブリーダーに比べると多いです。採卵後、立ち上がりが悪ければ何度でもやり直すそうで、結果的に良い腹だとこれだけの数が残ってしまうそうです。その為、100リットルのブライン孵化器を3台+50リットルをシーズン中はフル稼働しております。これは今年に限ったことで無く、昨年も一昨年も同じ状態でした。どうですか？前々回のブログ記事の沼津・工藤氏とは正反対とも言える飼育法なんです。使用している池面数は大差ありませんが、単純にブラインの使用量を伺っても森相氏は1シーズン20缶以上、工藤氏は今シーズンで言えば4缶しか使っていないそうです。面白いもんですよね。森相氏、工藤氏に限らず、ブリーダーそれぞれ拘りを持ち、自分に合った飼育法を持っておられます。特に毎年コンスタントに成績を残しておられる方々はブレることなく、それを確立されております。自分に合った飼育法を確立することが、結構な重要ポイントかも？と感じてます。↑森相氏所有のHarley-Davidson。ほぼフルカスタムの森相仕様。めっちゃ格好いいんです。今日は森相氏に跨がって貰いましたが、また似合うんですよね。めっちゃ渋い。お仕事＆らんちゅうの忙しい合間を縫って、月に1～2度は遠方にツーリングに出掛けられるそうです。伺うたびに見せて貰って「すっげぇ～」とか言いながら興奮しております。私はあまりバイクのこととか詳しくないのですがね・・・。興味はあり、自然と興奮しちゃいます。いつか乗せて貰おうと企んでます

  June 5, 2011

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  突撃訪問

  久々の更新です。ＧＷ中に体調を崩し寝込んでおりました。。。15日(日)に急に思い立って沼津の工藤氏の池へ。アポなしの突撃訪問で、着いてから「今、池にいます」と電話。お昼寝中にも関わらず軽快に自転車で駆けつけて頂きました。自転車を新調されたそうです。(撮ってくれといわれたもんで・・・)池の様子。先ず目についたのが池の色。水色に塗装されておりました。「気分はブルーハーツ」との事です。。。明るい色にしたことで魚の欠点がよく見え、非常に管理しやすいと仰っておりました。次に目についたのが各池の魚の数です。今時期の他ブリーダーの池に比べると魚数が極端に少ないと感じました。人によっては「工藤さん、今年出来が悪いの？」と言われるそうですが、早い段階でかなり厳しい選別をされるそうです。しかも、魚体の大きさと池の大きさで比例することは無く、どの池も残っている魚の大きさと数はバラバラでした。例えば2cmほどの魚が一池に50匹なのに、5cmくらいの魚で80匹残っていたり、既に20匹ほどしか残っていない池もありました。池の大きさと魚の匹数は関係なく、他のブリーダーならまだまだ残して取っておく魚も、工藤氏は相当早い段階でバッサリ切り捨てます。早くに切り捨てることで、魚が成長したときに池を広げやすく、必然的に魚の質も向上するとのことでした。更には給餌量を減らすことも出来るので、経済的でもあります。誰もが真似をしようと思っても出来ることでは無いと思いますが、凄く参考になりました。工藤氏とお付き合いさせて頂いてから長くなりますが、五月に伺ったのは初めてかも知れません。とっても勉強になりました。この時期に工藤氏の選別漏れを分けて頂くと、かなり美味しい思いをすることが出来るのでは無いか？と、邪悪な考えも生まれましたが・・・。来年は見計らって伺いたいと思います。当たり腹の仔達を一部撮影させて頂きました。↑工藤氏が現時点で一番期待しているという腹の魚たち。写真で伝わるでしょうか？ちょっとヤバい型を見せております。約2cmで50程残っておりました。魚の大きさから見て「50しか残ってないの？」と言う人もいるそうですが、厳しい選別を通り抜けており、50匹のどこを掬ってもこのレベルなんです。工藤氏に言わせると「こんな(良い)のが50も残っちゃってヤバい！」となります。凄く楽しみな魚たちでした。もう一腹。こちらは4-5cmの魚。80程残っておりました。無作為に撮影しておりますが、私個人的にはこの魚達がヤバいと思いました。この長さでこの太身。更には尾もしっかりと付いてきてます。工藤氏の魚の特徴もしっかりと見せております。これはヤバイです。昨年もキッチリと日らんで役魚入賞を果たしている工藤氏。今年も大いに期待できそうです。今後もちょこちょこ伺って取材したいと思います。その後、工藤氏と「伊藤信雄」氏宅へ。ご自宅の改装に伴い、今年から自宅前にハウスを作られておりました。突撃訪問の為、残念ながらご本人不在でしたが、池を覗かせて頂くと既に虎になったごっついのがゴロゴロおりました。流石に許可も頂いていないので撮影はしておりませんが、魚は本当に良かったです。その足で富士の杉沢弘己氏宅へ突撃。工藤氏が最も懇意に付き合っているブリーダーで、毎年良魚を量産されております。時には工藤氏が選別を手伝いに行くこともあるそうです。二月生まれの魚を何枚か見せて頂きました。給餌後で腹が出てしまっておりますが、良型の良魚が多くおりました。工藤氏も「モノになるのが何枚かいる」と太鼓判を押しておりました。二歳池も見せて頂きました。協会クラスの魚を発見！日が落ちかけていたので写真がブレブレですが、サイズもあり、欲しい！と思わせる逸魚でした。突撃訪問にも関わらず快く魚を見せて頂きました。工藤氏には夜までご馳走してもらい、ありがとうございました。工藤氏をはじめとする東海勢。今年も大いに期待しております。今年、東部地区は特にスロースタートのブリーダーが多い為か、まだまだ当歳モードに突入出来ずにいた私も、ようやくスイッチが入った気がします。が、最後に二歳を見せて貰った辺り、もう少し二歳モードで行きたい気があるのかも知れませんね。。。

  May 17, 2011

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  埼玉Ｍ氏 当歳魚入荷

  本日、埼玉の森相氏宅へお邪魔しました。二ヶ月弱ぶりにお邪魔しましたが、魚の変貌ぶりに驚きました。やはり今年もしっかりと仕上げられております。今年も大きく期待させて頂きます。水替え時、選別の様子。勿論、数匹入荷しております。今回は、ある数十匹入った池から、私が一匹ずつ吟味して持ってきました。良魚ばかりです！自信あり！入荷の一部のみ数匹、先にご紹介致します。どれも"らしさ"を見せる秀逸魚です。サイズは8-9cm前後です。良い魚を見るとテンションが上がりますね。随時、オークションに出品予定です。こうご期待。

  July 2, 2010

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  沼津へ

  先日、沼津へ行って来ました。沼津の工藤千尋氏が池を拡張したとのこと、遊びに行かせて頂きました。これまでの池の奥にハウスが建ち、1500角の池が10面増設されてます。池の手前には貯水池も新たに作られておりました。中央には人工芝が敷かれ、綺麗に管理されておりました。このFRP池は先日、当ブログで紹介したものです。「これはいいよ。使いやすい。」と、工藤氏も大絶賛でした。質感から排水孔の径の太さや、魚だまりの深さまで、全てにおいて満足されておりました。もうまもなく、当方で本格的に販売開始致しますのでお待ちください。既に数腹仔引きされており、毛仔が沢山泳いでおりました。これからまだまだ採卵予定とのことでした。そんな産卵前の弐歳魚を数匹、洗面器に上げて頂きました。多くの方が絶賛、ファンが多い魚です。氏の魚の特徴が存分に表れている昨年の日らん入賞魚。抱卵中で腹はパンパンでしたが、見事な姿を見せてくれました。写真が悪いですが、抜群の尾型を見せる二歳会用候補。秋が楽しみです。さらにこんな極上魚がいました。秋にはかなりうるさい魚になるでしょう。欲しい！と思わせる魚でした。工藤氏の池見学後は、仲間の方々と沼津港で新鮮な美味しいものを、たらふく頂き（お酒が飲みたかったぁ～）。今度は運転手同伴で伺います。帰りにチラッとですが、伊藤信雄氏宅へ。こちらも産卵ラッシュの真っ只中でした。池には孵化後数日の稚魚が沢山おりました。いやぁ～。春ですねぇ～。

  March 17, 2010

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  横浜へ

  14日の日曜日、横浜観魚会の矢作会長宅を訪問しました。既に起こして採卵準備されておりました。奥にいる大きな魚は一昨年の日本一。明けて五歳の魚ですが今年も種魚として健在。お腹ベコベコでした。親魚の池。起こしたとは言え、まだ寒いので一池に十匹以上まとめておりました。ごっついのがゴロゴロいます。数匹、洗面器に上げて頂きました。昨年の横浜観魚会二歳魚の部東大関、東部大会では西大関の魚。サイズがネックの魚でしたが、確実に一回り大きくなっておりました。今年も活躍が期待出来ます。こちらは同池にいた、昨年の日らん親魚の部西取締の魚。写真では伝わりにくいですが、こちらも随分大きくなっておりました。尾なども以前よりガシッと仕上がっているように思いました。前回伺ったのが冬眠直前の11月下旬。今回伺ったのが冬眠明け直後。この間、特に世話をしていない状態だったそうですが、にも関わらず、全魚ともに確実に一回り大きくなっておりました。系統でしょうか？さらに気になる親魚がいたので上げて貰いました。一見、平凡で矢作氏も「写真撮るほどの魚じゃない」と謙遜されてましたが、尾型がバシッと決まった良魚です。続いて二歳魚を見せて頂きました。数匹の二歳魚は冬場もエサを与え飼い込んでいたそうで、何度か携帯に動画を送って頂いていたのですが・・・。実物を見て・・・。驚愕です。。。バケモンでしょう。。。昨年の横浜観魚会当歳の東大関の魚です。すでにサイズは15cmあり、秋の姿のようでした。こちらは昨年の日らんで脇行司に入賞した魚です。洗面器で映える魚ですね～。こちらもサイズは15cmと。。。こちらも期待の魚です。写真の角度が悪いですが、太筒の極上魚です。私的にはこの魚が一番伸びそうな気がします。こちらの二歳魚達も冬眠前に見ているのですが、同じ魚とは思えないほど仕上がっておりました。こうして写真を並べると、品評会の結果を見ているかのように思ってしまいます。いや、未来予想図と言いますか、逆デジャブではないですが、今秋、日比谷公園でこの魚達を撮影している私の姿が脳裏に浮かびました。決して言い過ぎではないと思いますよ。。。。上の三匹が二歳魚のエースのようですが。。。↑こういった目に付く魚もまだまだおりました。矢作氏。今年も目が離せません。。。ただ、矢作氏の目標はあくまで横浜観魚会であり、九月の第四日曜日に一番良い状態に持ってくことを目指しておられます。そのまま11月も魚が良ければ全国に連れて行く、自分の会のことを一番に考えているというスタンスは崩れません。「なにがあろうと、自分の会が一番。」横浜観魚会が急速に伸びている理由がわかる気がします。そんな矢作会長率いる「横浜観魚会」ですが今年は１００回記念大会と言うことで、本大会はみなとみらい赤れんが倉庫を会場に行われます。会員の皆さん、非常に気合いが入っているようです。また、県内外から多くのブリーダーが訪れる予定とのことです。高レベルな大会になることでしょう。矢作氏のみならず、横浜勢も今年目が離せません。今から楽しみです。私が訪問している間に横浜の若手会員がふらっと遊びに来ておりました。なんだか良い光景でしたでしたので・・・。

  February 16, 2010

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  埼玉へ

  今日は埼玉在住のらんちゅうブリーダー「Ｍ」氏宅へ遊びに行って来ました。Ｍ氏は埼玉、いや、関東を代表する作り手として知られております。いつ伺っても整然と管理しておられます。当歳魚メインで創られている方ですが、珍しく二歳魚も数匹残しておられました。種魚として予備で残しているようですが面白そうなのを数匹見せて貰いました。一目見て「欲しい！」と思った魚です。完全なる会用の魚です。少し捻って見せますが撮影角度の問題で、実際には目立つ疵は見せませんでした。こちらも会用と言える魚です。こちらは実際に少し疵を見せる魚ですが、頭が良いのでキープしているとの事でした。頭ばかりか太身も十分ですし尾型も最高でした。全ての二歳魚はほとんど餌を食わせ込んでないとの事でしたが、これだけの体型を維持できるのは管理の良さの他に系統の良さもあるようです。言葉は悪いですが、ほぼ"ぶん投げてる"状態です。勿論、当歳のうちに充分な管理をされていると言うこともありますが、サイズも充分に見せておりました。当歳魚が安定してくる7～8月から本格的に二歳魚には給餌開始されるそうです。今後が非常に楽しみです。さて、この時期メインの当歳魚ですが、もちろん、沢山おりました！"例年通り"期待を裏切らない魚ばかりが池にぎっしりおりました。各池に会候補の魚が沢山いるので、どの池にも目移りしてしまうと言うか、何時間でも見ていられる状態でした。もちろん、その中から数十匹、仕入れてきました。これは仕入れた魚のごく一部です。やはり頭のよさも然ることながら、太身もありますし、特筆すべきは「尾型の良さ」です。系統的に裏皿がしっかりしている魚が多いので、魚もしっかりと見えます。現時点で少々弱くても、秋口にはしっかりさせてくる系統です。また、少々の疵があっても残しておいて損はない系統です。近日中にオークションへ出品しますので是非、ご覧ください！よろしくお願いいたします。

  June 17, 2009

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