第59回日本らんちう協会全国品評大会
今年も残すところあと数日となってしまいましたね。ええ、今さらですけどね。書きますよ。こうやってブログって更新しなくなっちゃうんだぁと思いました。。。かっこいいバスで大阪に行きました。今年は私がバス係だったのでデザイン重視でこのバスに決めたのです。なが~い道のりを経て大阪に到着。晴れて良かったですね~。出品魚受付の様子。西部の緑色がまぶしいです。「東部は赤か黄色だな」なんて色んな人が言ってましたが・・・。東部本部理事の方々、どうか血迷わないでください!審査会議の様子。やはり張り詰めた空気を感じます。あれ?審査結果は皆様ご存知の通りです。日らんホムペをご覧下さい。実は一部門しか写真を撮れてない。見ていた方もいると思いますが、カメラトラブルが発生して。。。さぁ、魚の写真撮るぞ!って時に調子悪くなるんだからタチが悪い。。。来年以降はかえでくん、頼んだよ!これで記事を終わらせることが出来るのですが、「あんたの魚評が聞きたいんだ」という有り難い言葉が少数ですがありますので簡単に。まず親魚の部。圧巻の東大関でした。あの魚は写真や映像ではわかりませんね。あの巨体でスイスイ泳ぐ姿を見てこその魚でした。本当に見事な親魚でした。そして西大関。格付けでは東大関と同点でしたね。逆に写真や映像では西大関の方が上かもしれませんね。親魚としての日本一の魚を決めるとなるとやはり東大関の魚に軍配が上がるでしょう。九月に大久保さん宅に魚を見に伺いましたが11月3日に合わせてしっかり仕上げて持ってこられてました。こうなると来年の綱取りに期待してしまいますが、プレッシャーをかけることはやめておきます。東西大関、本当に素晴らしかったです。あと、親魚の部では新潟・坂牧氏の東関脇入賞が一番テンション上がりましたね。その兄弟魚の私の親魚はどこへやら・・・。昨年の全国大会親魚の部の感覚が頭にすり込まれておりましたので、やられました。完全に甘く見てました。魚数の多さにびっくり、そして魚がでかいこと。西部、特に九州勢の強さ。大阪大会恐るべしでした。二歳魚の部。久々に岡田氏の渾身の魚を見せて頂きました。点数を出させる魚でしたね。西大関も綺麗な魚でしたね。二歳魚の見本のような魚でした。立行司の魚は東部大会と観魚会で拝見してますが、上手くこの日に合わせて持ってきたなぁと感心させられました。素直に凄いなと思いました。東取締の魚は東部大会では前頭にいたんですよね。「は!?」と思ったので良く覚えておりました。目を惹く良い魚でしたから。審査経過見て興奮しちゃいました。おめでとうございました。西取締。憎いです。こんな二歳を作ってこられちゃぁもう。ただ、辛いことを言うと飛び抜けた魚がいなかったなぁと言う印象です。あくまでも個人的な感想ですよ。当歳魚の部。当歳は面白かったですね。一番高い点数のバットに上位6枚が入り、そのまま格付けを行ったそうです。これは審査員の格付けも割れて当然ですね。ちなみに私なら2,4,1,3,5,6ですかね。あくまで私的な好み等も大きく反映された意見です。6枚審査での姿と洗面器に陳列してからの姿もまた大きく変わるでしょしね。色~~~んな意見が出て当然です。文句付けるとか、そういうのは全くないのでご理解くださいね。東大関は非の打ち所がない魚で、二歳の東大関同様、点数が出しやすい、出やすい魚なんだと思います。特に6枚の格付けとなると高点を付けやすいのかなと思います。高尾氏の魚は岡山に行ったときに見せて頂いてたので良く覚えておりました。嬉しい結果でした。その時に同行した愛媛T氏が「高尾さん、これ、ありますよ」と言ったのを強烈に思いだし、一人で密かに鳥肌立ててました。おめでとうございました。そして立行司の山田氏の魚。私の周りでも本当に好みによって大きく意見が割れる魚です。確かにこの日の優等魚のみならず、上位16枚のを見ても異質感はありますね。ただ、見て頂きたいのはこの魚の下半身。そして後ろ姿。この点で言えば"飛び抜けていた"と私は思います。山田さん流石!という見事な作りの魚でした。東取締の魚は私的に大好きな魚ですね。あの少しの野暮さが堪らないです。西取締、直野さん本当に凄い人です。愛媛の若手の方々にも大きな刺激となったことでしょう。徳島・藤原氏の関脇入賞も嬉しい結果でした。魚質は一番という方が多いです。良い魚でした。当歳魚の部、個人的には丸山氏、森相氏が並んで役に入賞したのがなんだかとても嬉しかったです。そんなところでしょうか。全国大会はやはり沢山のドラマがありますね。今回は特になかなか面白い大会でした。来年の60回大会、どうなるのでしょうか?今からとても楽しみです。