ドラマ☆心の砕ける音〜運命の女〜
紹介文
「半落ち」の佐々部清監督が、アメリカミステリー界の旗手トマス・H・クックの傑作ミステリーを映像化。謎の女役に鈴木京香、その女を愛してしまう兄弟役に吉岡秀隆、香川照之という豪華キャストで贈る感動のミステリー。
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いろんな経過で家にあったけど1年以上見る気がしなくて放置してたDVD観て見ました。
純くん、こんな役もするようになったのね〜ってか童顔のせいか結構な歳になったと思われるけどまだ青臭い青年役がしっくりきますこと。
原作を読んでいませんのでストーリーに問題があるのか脚本に問題があるのかわかりませんがなんだかどれもこれもしっくりこないドラマでした。
大体なんだって美貌の謎の女が糠味噌つけるパートに応募してくるのか?
水商売は嫌だってんならともかく糠味噌のあと水商売どころか風俗で働いてるし。
たまには違うことしてみたかったにしても、経済的に困っている美貌の女が選ぶ職業にしては唐突すぎはしませんでしょうか。
それに美人だから女たらしの兄が惚れるのはまぁわからないでもないけど、なんでまたぱっとしない(しかも暗い)弟に惚れるか美女。
何かエピソードがあって好きになっちゃった❤️っていうものがないのでどうもしっくりこない。
深読みすれば、後妻の連れ子で家の中で微妙な存在の弟に父親から逃げて転々とする美女が共通の寂しさを見て惹かれていく…ってとこなのかもしれないけど大体その家庭の事情を美女がいつ知ったとかの伏線もエピソードもなくいきなり美女がモーションかけるようにしか見えないんだなぁ。
さらに猛アタックする兄になんでまた「好みじゃないから付き合えません!」とがっつりいうことなく私は訳ありだから…と意味深な態度でしかも風俗ちゃんとドライブ中事故起こして風俗ちゃんは死んでしまうという設定なのに生き残った兄が怪我の後遺症で落ち込んでるから励ましてやってほしいとか言われてそのあとなし崩しに兄とできちゃうらしい美女。
風俗ちゃんが浮かばれないでしょうよいくらなんでも。
兄の薄情さと美女のブレまくりの生き方、どっちもおかしい。
人として。
で、最後弟が美女探し当ててさようならを言うためだけに会いに来た、僕の心は砕けてしまった、元の生活は惰性で過ごしまーす(意訳)とか言って元の生活に戻っていくわけですが。
それって奥さんにも子供にも大変失礼。
心砕けついでに美女の人生そのまま引き受けるきなんぞ全くない、そんな腰抜けの愛なぞいらん。
美女の方がよっぽど強く自分の人生人のせいにしないで生きていきそうだ。