サイモン&ガーファンクル(Simon&Garfunkel)JapanTour2009in札幌ドーム
昨夜(7/18)、サイモン&ガーファンクル(Simon&Garfunkel)札幌公演2009in札幌ドームにて、物心ついたときにはもうスタンダードになっていてラジオから流れていた彼らの曲たちが、たった十数メートル先で、本物の彼らによって歌われているのを聴いてきました。未だに、夢でも見たような、この幸運が現実だという実感が沸かない、ポカランとした気分です。Hello darkness, my old friend...(やぁ暗闇よ、ぼくの古い友だち...) もちろん会場内は撮影禁止なので、ライブ後にポスターを買いに行ったオジサンを待ちながら、シャトルバスの案内板をパチリ。インタビューで「サイモン&ガーファンクルとしてツアーをするのは、これが最後だと思う」と語っていたこともあり、Japan tour最終日の札幌公演はラストの中の本当のラスト。Like a bridge over troubled water. I will lay me down.(濁流に架ける橋のように、ぼくはこの身を横たえよう)あの声の張りと、体の一部のように自然にギターを弾きこなすポール・サイモンを見てると、67歳だとしても、まだまだ二人は大丈夫!と確信できるけど、彼らとしては最後なのかなースカボロー・フェア(Scarborough Fair)の曲調と歌詞、Pursley,sage,rosemary and thyme... (パセリにセージにローズマリーにタイム...)などの印象から、トボケタ私は長いことイギリスのアーティストだと思っていました(笑)バックミュージシャンも凄腕のツワモノ揃い、パーカッションのカレは素敵すぎるぞ。聴いていて気がついた。 とっても楽なのである。危ういところが全くない。 いつの間にか、腹式呼吸になっていた。Old friends,Memory brushes the same years. Silently sharing the same fear...(年老いた友よ、共に過ごした年月の思い出が頬をなでる。そして静かに同じ不安を分かつ...) 紺地に赤と白の花模様が抜かれたアロハをハラリと着流して、ジーンズの前ポケットに両手を突っ込んで歌うアート・ガーファンクルと、はにかんだ微笑を浮かべ、目を輝かせて爪弾き唄うポール・サイモンの、誤魔化しようもなく年齢を重ねた現実の姿の向こうに、少年時代の彼らの姿が見え隠れした。どうしてお腹が減るのかな? 感動ではお腹はいっぱいにならないらしい。こちらは、サイモン&ガーファンクルならぬ、ヤキモン(焼き物・子持ち宗八)&しゃこの刺身がクル。なまこの刺身もクル。in 活彩旬魚さんかい(札幌ドームから1kmくらいかなー)でした。