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★ にわか雨 ★ 林を過ぎるころ ポツリと来た 木々の葉が ポトポト音を立て 雨粒が頬を濡らす 今しがた 後ろに居たはずの影 彼は 何処に逃げ込んだのか 振り向くと 黄昏た林と 細い道が延びていた ふぅぅ 私は吐息をついて 駆け出した 駆けて 駆けて 辿り着いた丘に マジックアワーな虹が 揺れていた By.星原女瑪.(2012.6.10.)2018.6.01. (注意:詩の転載を禁ずる:シェアはご遠慮下さい) 読んで下さる皆様 本当に有り難うございます。 ...🙇。 今回の詩は、 とても気になる所が有りましたので、 推敲して、新たな作品に仕上げました。 ご一読いただけましたら、幸いです。 By.星原女瑪(ほしはらめめ)2018.6.01. *------*------*------*------* ここをクリックしてね 【【書画肆しみづ】 ★http://www.rakuten.co.jp/sim444009/ *------*------*------*------* 🙇 お知らせ 】 短編小説・心ゆくまで・は、下段に記載しています。
短編小説 ミステリーロマンの世界へ、ようこそ。 ★心ゆくまで★ . 【最終章】 四月半ばの丘には遅ればせのチューリップが咲き残り、 爽やかな風が吹いていた。 夕方まで仕事が有るからと、 柿谷は朝の五時前に出かけて行った。 夕食は済ませて帰るからと言っていたから、 今夜の話は大事なことだろうかと、 奥村沙織は午後の窓辺でふと考えた。 バロックを流しモネの画集を眺めていると、 日暮れの迫るのも忘れる程に絵画の世界に引き込まれて行った。 夕暮れた丘で軽い散歩を済ませると、 沙織は七時前にシャワーを浴びた。 部屋のベッドで寛いでいるところへ、 柿谷から電話が入った。 『申し訳ない。今夜の約束を九時に延ばしていいでしょうか』 『大変そうですね。九時に伺いますね。 呉れ呉れも、お気を付けてくださいね。それでは』 『はい、有り難うございます。それでは』 ということで電話は切れた。 柿谷貴次が帰宅したのは、九時過ぎだった。 彼はシャワーを済ませると、二階へ上がって行った。 奥村沙織はドレッサーの前に座り、 自分の姿を眺めて見た。 肩先に伸びた髪が軽くカールして、 薄化粧にピンク色の唇をした顔が浮かんでいた。 これが今の私......。 あの朝に化粧と髪を整えたままの容姿で、 鏡に映っている自分が不思議だった。 やや経ってパンパンと頬を叩くと、沙織は立ち上がった。 二階の踊り場に立つと、その先にはまだ階段が続いていた。 覗くと、幅広の廊下が延びていた。 そして三枚目のドアが開いていて、明かりが零れていた。 柿谷の配慮を感じながら、 奥村沙織はドアをノックした。 By.星原女瑪. 2018.6.01. . *----* ご訪問くださり、誠に有り難うございました
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