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★ 真夜中の独り言 ★

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2018.07.20
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    ★  糧  ★


    思い出の引き出しに
    煌めく箱
    開けたら
    それは 一枚の美しい絵画


    あの遠い日

    あの時が 輝いている
    全てが至福に満ち
    不安など消え失せていた
    あの日


    人は

    たった一日の思い出に
    励まされ 癒されて
    そう 私は生きられる


    たとえ細く乾いた道でも

    覚束ない足取りでも
    私は きっと
    歩いてゆける


          


          By.星は他女瑪.2018.7.19.作​


             (注意:転載を禁ずる・シェアーはご遠慮下さい)







  



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クラブクラブクラブ花花花クラブクラブクラブ


   一昨年に咲いたハイビスカスの写真をアップしました。
   今年も咲きそうです。
   もう5年以上も咲いてくれています。























  


 
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🙇    お知らせ 四つ葉

       短編小説・心ゆくまで・は、下段に記載しています。
   少しですが、続きを掲載しました。
       短くて、ごめんなさい。
       続きは執筆中です。大分書きましたので、
   ...いま少しお待ち下さい~🙇.


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クラブ

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         クラブ

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       緑ハート青ハート緑ハート
         短編小説

            ミステリーロマンの世界へ、​ようこそ。
            拙い小説ですが、読んで戴けましたら幸いです。​



      



                          心ゆくまで
​​​​​.


   【最終章】



​  続き】

​​『沙織さん、ようこそ。お待ちしていました』
柿谷は明るい声で迎え入れた。
『こちらに掛けてください』
マスタード色の革張りの応接セットに、案内された。
柿谷の部屋は黒を基調に煙草色の配色で、
落ち着けそうな雰囲気だった。
『僕はビールを飲みますが、沙織さんも何か如何ですか』
『そうね、トマトジュースでも頂こうかしら』
『好かった。美味しいトマトジュースが冷えていますよ』
柿谷はそう言って、すぐに運んで来てから、
沙織のはす向かいに腰を下ろした。
『あと五分もしたら沙織さんに紹介したい人が来るので、
是非とも逢ってください』
『えっ......。どなたか来るのですか』
『はい、楽しみにお待ちください』


『きょうは午後じゅう、モネの絵を眺めていたのよ』
『そうでしたか、モネの絵は好いですよね』
『ええ、大好きです』
『ああ、仕事の後のビールは旨いです』
柿谷は、ドイツ製らしいジョッキを傾けた。

間もなく部屋をノックする音がして、
背の高い細身の女性が入って来た。
柿谷は急いで立ち上がると、
『やあ、こんばんは』
と声を掛けてから、沙織の横に立った。
『春伽姉さん、こちらが奥村沙織さんです』
『沙織さん、僕の姉の春伽です』
『あの......。まさか亡くなった筈の、お姉さまですか』
奥村沙織は、あまりにも突然な事に驚き、言葉に詰まった。

              
  続く】
         2018.7.4.星原女瑪.




​​​​​四月半ばの丘には遅ればせのチューリップが咲き残り、
爽やかな風が吹いていた。
夕方まで仕事が有るからと、
柿谷は朝の五時前に出かけて行った。
夕食は済ませて帰るからと言っていたから、
今夜の話は大事なことだろうかと、
奥村沙織は午後の窓辺で​ふと考えた。

バロックを流しモネの画集を眺めていると、
日暮れの迫るのも忘れる程に絵画の世界に引き込まれて行った。
夕暮れた丘で軽い散歩を済ませると、
沙織は七時前にシャワーを浴びた。

部屋のベッドで寛いでいると​​ころへ、
柿谷から電話が入った。​​
『申し訳ない。今夜の約束を九時に延ばしていいでしょうか​​』
『大変そうですね。九時に伺いますね。
 呉れ呉れも、お気を付けてくださいね。それでは』
『はい、有り難うございます。それでは』
ということで電話は切れた。


柿谷貴次が帰宅したのは、九時過ぎだった。
彼はシャワーを済ませると、二階へ上がって行った。
奥村沙織はドレッサーの前に座り、
自分の姿を眺めて見た。
肩先に伸びた髪が軽くカールして、
薄化粧にピンク色の唇をした顔が浮かんでいた。
これが今の私......。
あの朝に化粧と髪を整えたままの容姿で、
鏡に映っている自分が不思議だった。
やや経ってパンパンと頬を叩くと、沙織は立ち上がった。


​​二階の踊り場に立つと、その先にはまだ階段が続いていた。
覗くと、幅広の廊下が延びていた。
そして三枚目のドアが開いていて、明かりが零れていた。
柿谷の配慮を感じながら、
奥村沙織はドアをノックした。


          【続く】



           By.星原女瑪.  2018.6.01.

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最終更新日  2018.07.20 17:14:44
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☆最後の言葉を☆


☆星空☆


☆五月の雨☆


☆風の色☆


☆窓辺のララバイ☆


☆ルージュ☆


☆戻れぬ者へ☆


☆風の色☆


☆とおい光景☆


☆黄昏て☆


☆あとで寂しくなって


☆レインドロップ.


☆哀しみの夜☆


☆June Bride☆


☆秋が来たら☆


☆HORIZON☆


☆よろけた自転車


☆Courage☆


☆水無月の部屋☆


☆店じまい☆


☆最後の言葉を☆


☆ゆりかご☆


☆星月夜☆


☆記憶の吸殻☆


☆ 鉄橋 ☆


☆最後の恋に☆


☆ しじま ☆


☆ 旧盆会 ☆


★ にわか雨 ★


☆ 月が見ていた夜 ☆


☆ 黄昏て ☆


☆ 無限にの旅 ☆


ピグ送受信・2013.10.26.


ピグ送受信.統合.2014.2.14.


★  パンドラの箱  ★2014.4.03./


★/ 慕情 /2014.3.26./


★/ 星満ちて /2014.4.03/


☆ あけぼの ・2015.3.26^7.


★ 轢きずられた平安 ★2016.3.6.


★ ショコラ /自作詩(2014.1.13)./


★ 孤独を轢く日 /2016.4.7.


★  雨音  ★206.4.


★ 泣かないで /.自作詩.2016.5.10.作/


【★夜更けの囁き★】随筆・他.2012.6月-


【スピリチュアル・オーラ・霊力】


☆カササギ伝説☆


☆ レインドロップ ☆


☆ とおい光景 ☆


【★フォトメッセージ★】


☆夏に想う☆


☆夏のカワセミ☆


☆クレア☆


☆ 薔薇が咲いた ☆


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