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私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

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2024年05月20日
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カテゴリ:認識の歩み


西欧人は、長いあいだ
牧畜に依存して生活してきた関係から、
大量の肉をたべる習慣が
今日までつづいてきています。

そのために、西欧人は
殺した家畜の肉を保存することについて、
むかしから大きな関心をもっていましたが、
当時肉の保存にもっとも有効な方法は、
コショウをつかうことでした。

そこで、西欧人は血まなこになって
このコショウをもとめました。

一四~一五世紀には、
世界最大のコショウの産地は、
フィリピン南方のモルツカ諸島でした。

イスラーム商人が
モルツカで買いつけたコショウは、
マレー半島のマラッカと
インド南端のカリカットを経て、
アラビア半島の南端のアデンへ行き、
細長い紅海を北上して、
地中海南岸のカイロと
アレクサンドリアへはこばれました。

そこから北イタリアの諸都市の商人によって、
西欧各地へ売られていったのです。

ほぼ地球を半周する
大貿易ルートだったわけです。





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最終更新日  2024年05月20日 05時00分14秒
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