下天は夢か

　いよいよ師走ですね、と言うわけでもないのですが、来月の閉店準備の為、ちょっと忙しくなってしまいました。とは行ってもフロッグマンの仕事を辞めるわけでなく、すべての営業活動をネットに移し、経費と拘束時間を減らそうと言う、実にリストラクチャリングの行動となります。一応、アホ大家と腐れ不動産屋(口が悪くてすいません)との話がつき、無事に建物引き渡しが済むまでは気が抜けません。

今回のリストラの一つの理由がこの二者にも起因するのは確かですね。周りより割高な家賃、都内よりも多い保証金、の割には古くていろいろガタのある建物、夏になると発生する大量のゴキブリ、保証金の150マソを三文判のはんこを使い大家不在の目の前で領収書作るいい加減な契約、クレームになかなか対応しない管理内容、治安の悪い近隣などなど、数え上げたらきりがありません。店子と大家、不動産屋さんが協力し合ってお互いの利益を追求するはずが、一方的に搾取される内容だったと感じています。

そのため、建物引き払いに関しても、一波乱ありそうで気が抜けないのです。ひとまず、保証金返してもらわない事には…と言う事で、しばらく仕事に専念する事となりそうです。

人からものやその他を借りて仕事をする場合、相手が本当に善人か(これは運に頼るしかない)、もしくは面識のある知り合いでないと、いいようにされてしまうと言う事。泣く子と大家には勝てない…まさに真実でした。今後は、できるだけ自分だけの力でやれるような方向性を持った方が良さそうだと感じた５年間でした。