|
カテゴリ:下天は夢か
昨日、お休みにつき、レイトショーで見に行きました。なかなか迫力があり、見応えのある、考えさせられる映画でした。仲代達也の演技が良かったですね。仲間内のたった一人の生き残りとして、家族や恋人を失い生きている事の苦痛が伝わってきました。
当時の戦争の是非はともかく、前世紀の歴史として、日本人自身が考え、その歴史の意味を考えていく時期なのではないかと思いました。戦争は確かに悪ですが、それでも家族を守る為に散った人たちの思いを受け止めねばなりません。映画では、3人が漁船に乗っていくのですが、当事者の仲代達也、次の世代、私くらいの年代の鈴木京香、さらに次の15才の少年、と言うのには意味があるのでしょう。鈴木が仲代の悲しみを救い、少年が歴史を受け継ぐ、そんな感じでした。 今の日本は、我々の祖父母が闘い犠牲を払って守ろうとした国なのでしょうか?「敗れて目覚める」と長嶋が言った言葉は生きているのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.21 15:43:27
コメント(0) | コメントを書く |