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テーマ:マンションの研究(504)
カテゴリ:マンション
私の指導担当の方は、元一部上場企業の部長でした。 それも転職をしてから、その会社に勤務し、新しいシステムを社内で作り、その部門のトップになった人です。 実行力、発想力、問題解決力、交渉能力のいずれも私の欲しいスキルをそなえた人でした。 しかし、その方の最高の能力は、指導する相手の気持ちを察することができる点にありました。 何度も不思議に思うほど、私の気持ちを見抜いていました。 指導を受け始めると、理事会への出席、資料作り、総会への出席、重要事項説明、各マンションへの巡廻に同行しました。 最初に教えられたのは、徹底した「現場主義」です。 社内のことは何があっても、お客様に迷惑さえ掛けなければどうでもよい、しかし、マンションの現場ではそれは絶対に許されない。何があっても対応と処理をしなければならない。そして、そのためには管理員さんの協力は欠かせない。 と教えられました。 今、マンション管理士の仕事をしていて感じるのは、管理会社の担当者が会社の都合や社内の処理を優先しているのではないか、ということです。 それを変えるだけで、すごく進歩するはずだと思いますが、そのような思考回路を持っている人は限りなく少ないと思います。 話を戻します。 もうひとつ、教わったのは、とにかく前進する、ということです。 物事を進めると必ず障害が発生しますが、やれることから進め、障害をバンバン取り除き、乗り越えて行きます。 それはムリではないか、と思う案件もどこかに突破口を見つけ、最終的な目的に向かって進むのです。 すると、なぜか、道が開けてきます。 そして、驚くことにその経験が次の案件でも生きてきます。 すべての仕事が勉強であり、スキルアップであることを教わったわけです。 まだまだ書ききれませんから、次回に譲ります。 無料相談受付中 相談はこちらから。 メールマガジン 「解決!マンショントラブル駆け込み寺」 ●登録はこちらから ●バックナンバーはこちらから ●メルマガサンプルはこちらから マンション管理適正化法(前半) マンション管理適正化法(後半) 条文とコメント 区分所有法(前半) 区分所有法(後半) 条文とコメント2 マンション関連記事 標準管理規約(単棟型) マンション管理相談室 相談事例の宣言 相談事例集 相談対応に本気で思うこと 相談対応一覧(事例の紹介) 考え方の基礎 ハンドルネームの由来 理事会出席の詳細 無料相談受付 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月13日 16時05分04秒
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