成果主義の台頭とともに、ビジネスの世界でもコーチングが脚光を浴びるようになって既に6年近くが経ちました。コーチングが日本で広がり始めたのが1997年頃で、1999年~2001年にかけて瞬く間にメジャー級の認知がされるようになった感がします。米国ではコーチングそのものはパーソナルなシーンで成功を収めてからビジネスシーンに取り込まれていったという流れがありますが、プロセスを評価することが当たり前になったからではないでしょうか?
コーチングは自己実現を支援するコミュニケーションアプローチと理解するとわかりやすいと思います。
成果主義においては保有能力よりも、いかに成果達成に向けて個人にドライブをかけるかという、点でコーチングが役に立っているような気がします。
一部にはコーチングは課題解決や目標達成といった短期的・実利的・手段の選択といったことを重要視しているという意見もあります。しかしながら本来のコーチングはパーソナルな自己実現をゴールとして、そこに近づくためにセルフマネジメントのサイクルを廻す触媒的な役割を期待されているものだと思うのです。ビジネスシーンにおいてもそこまでのバックグランドを理解した上で、小手先の手法としてコーチングに取り組むのではなく、協働的なアプローチが本来求められるべきなのだと感じるのです
Last updated
2004.05.11 00:13:13
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