気が付いたこと
何に対しても「善」VS「悪」の概念でいくと「勝ち」VS「負け」を生むのでこの中で生きていくのはきついことだな~と実感しています。 子どものころからスポーツの世界にどっぷり体育会系だったというのもありすべて「勝ち」VS「負け」で生きてきたので結構大変でした。今でも、その思考の癖は抜けず無意識に「他人と比べて、不安の感情にどっぷりつかってしまう」という負のスパイラルにはまることよくあります。 やっと笑い話にできるようになったので告白してしまうと、2人目の産後な・ん・と、3年間も、苦しんでいました。理由は3か月ちょっとの乳呑児を預けてさっそうと仕事に復帰してしまったという後悔から同時期に出産した友人たちが楽しそうに子育てをしているのを横目で見ながら、なんだかうだつが上がらない自分の仕事っぷりに自分自身でダメ出ししまくりながら、他人のできるところと、自分のできないところを比べて落ち込みまくった情けない産後だったのでした。。。 なんで私ばっかりこんなに大変なの?と被害者意識いっぱいでいつも、ココロもカラダもギリギリのところで、必死でした。 その当時は、職場からも早々の復帰を望まれていたし私もそうしたい!と思っていました。でも、それは・・・・「~した方がいい」「~すべき」「~しなくてはいけない」という左脳的思考だったのと自分自信で勝手に決めた義務感からでした。 余裕のない、自転車操業の毎日を過ごしながらふと、自分の本当の想いを確かめてみたら「もっと、子どもとべったり過ごしたい」だったのでした。 それに気づいたのは復帰後半年ちょっと経って慣れてきたころで難しいとされていた、兄弟で同じ保育園転入を果し仕事する環境がばっちり整ったときでした。その頃、同時期に出産した友人たちは産休を楽しんでいてのんびり過ごしている模様・・・ 私は、というと毎日髪振り乱して仕事に育児に家事に翻弄される毎日。極端な話、すれ違う、町中の赤ちゃん連れのママさんたちを横目にひがみと嫉妬心でいっぱいでした。 4月に職場復帰を目指している方は、今保育園の申請結果待ちというなんだか、落ち着かない日々を過ごしているのだと思うけどこの時期に後悔しない選択をしたのかどうかをもう一度自分自身にしっかり聞いてみるといいと思います。とはいえ、私のように後悔する選択をしたとしてもいくらでもやり直しはききます。私は、後悔に気づいた瞬間から「ほんとは、こうしたかった」ということを、書き出して一つ一つ取り組んで丁寧に子どもたちと向き合ってきたら自分を責める気持ちが緩んですべて受け入れられるようになりました。 育児をしていると、学びや気づきが多いです。まだまだ、これからも、いろんな学びや気づきがあることでしょうね~ 1月も半分が過ぎた今日この頃お正月気分は、ほぼ抜けたけどなまった体をなんとかしたいな~という声が多かったです。 我が家は年末年始子どもたちがインフルエンザに罹ったおかげで住まいと、家族とじっくり向き合う時間がたっぷりとれて俯瞰してみたら・・・「やりたいことが思うように計画的にできることが良いこと!」という自分の中の決めつけが、自分自身の首も、子どもたちの首も絞めていたことに気づけました。去年は、ほんとうに行き当たりばったりの自転車操業の毎日を過ごしていたので自分に全く余裕がない日々・・・ 何かが出来るようになったことを喜ぶことも大切だけどそれよりも、もっと子どもの存在そのものを喜ぶということが大切ですね。 「いてくれてありがとう」ということです当たり前の毎日に感謝と、小さな幸せを感じられる感性を高めていきたいと思う今日この頃です。