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2017.03.12
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​ 肖像画のモデルになった後、一度帰宅したまりえが約束通りやって来た。
 彼女が私に二人きりで話したかったのは、免色のことだった。

  「どういえばいいんだろう。
   パーソナリティーが普通の人とは少し違っているような気がする。
   少しというか、かなり違っているかもしれない。
   そんなに簡単に理解できる人じゃない」
  「パーソナリティー」
  「つまり人がその人であることの特徴みたいなものだよ」(p.207)

彼女は、免色の家のテラスから、自分の家が真正面に見えると言う。
そして、免色が自分の家を双眼鏡を使って見ていると思うと言う。
さらに、免色は何かを隠していると思う、
叔母は今週になって2度も免色とデートしたとも言う。

夕刻、アドバイスを求めてやってきたまりえを、秘密の通路手前まで送っていく。
彼女は祠の裏手に入り、私の許しを得てから蓋を取り、穴の中を覗いた。
そして、この穴は開かない方がよかったかもしれない、
この中に何かを閉じ込めて、重い石をかぶせて積んでいたのかもしれないと言う。

   ***

その後、まりえは「秘密の通路」を通って帰って行きます。
しかし、「私」が雑木林が終わるところまで送って行くと、
「あとは自分一人にしてほしい」と彼女は言います。
「秘密の通路」は文字通り、彼女だけの「秘密の通路」なのです。





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Last updated  2017.03.12 22:03:44
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