|
カテゴリ:文芸
恩河日登美は雲英亜樹凪と共に、自らが殺害した捜査1課・坂東志郎の家へ。
亜樹凪は娘・満里奈に「あなたとはつながりたい」と連絡先を記したメモを渡す。 以後、日登美は雲英秀玄を殺害すると、出版社やテレビ局を次々に占拠していく。 そして、マスコミやネット上で優莉匡太を非難する声は全く聞かれなくなった。 一方、夏休みに登校した凜香、瑠那、伊桜里は、蓮實に誘われヘリで志渡澤島へ。 やがて、そこに結衣も姿を現すが、翌日には瀧島直貴ら7人の閻魔棒や、 匡太の半グレ同盟から離脱した者たちと共に、満里奈もやって来た。 そして、海上自衛隊の潜水艦・てんりゅうを奪った日登美までもが現れる。 日登美は、矢幡総理が日本の国益のため、優莉4姉妹と裏切り者の元半グレをこの離島に隔離し、 匡太が送り込むだろう現役の死ね死ね隊精鋭も含め、全て抹殺しようとしていると結衣に告げる。 すると、イージス艦から発射されたミサイルで、結衣たちがいたビルは跡形もなく消失。 てんりゅう艦内で日登美の言葉が真実であると確信した結衣は、瑠那をそこに残し島へと戻る。 自衛隊のP3CとC2編隊8機を、てんりゅうから発射された対空ミサイルが撃墜。 結衣は、上陸してくる自衛隊に備え、トラップの種類と設置場所を日登美に示すと共に、 手に負えないぐらい敵の数が増えた場合は、島の中央の丘に集合するよう皆に指示。 一方、瑠那は輸送艦・おにざきの撃沈に成功するが、楊陸艇2隻は取り逃がしてしまう。 290名の上陸掃討部隊、さらには何百何千の空挺要員に包囲され、丘に追い詰められた結衣たち。 ミサイルが発射されたものの、丘の上には変わりがなく、周辺だけが黒焦げの大地と化していた。 瑠那はてんりゅうで潜水艦・かいりゅうを撃沈した後、かいりゅうを装ってイージス艦に接近、 イージス艦を乗っ取ると、丘の周辺に向けミサイルを発射したのだった。 *** 全てが結衣の目論見通りに進んだところで、自衛隊との壮絶な闘いは終了。 その後、結衣は瑠那に義父母のもとに戻って日暮里高校に通い、伊桜里を護るよう伝えます。 瑠那は、立派になった阿宗神社で義父母の本心を思い知らされることになりますが、 日暮里高校では、鈴山耕貴淺、有沢兼人、寺園夏美の3人に温かく迎え入れられたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.10.20 08:55:53
コメント(0) | コメントを書く
[文芸] カテゴリの最新記事
|