MACK THE KNIFE
取組んでいるピアノ教本はタウンページを少し薄くした位の厚さ。難易度も掲載順に上がるわけではないので最初から順番にやらずパラパラと探して、聞き覚えのある短めの曲を選んで練習。不思議なことに題名はすごく有名なのに全く知らない曲があるかと思えば逆に曲だけ知っていて「これって、こんなタイトルなの?」とビックリしたり。先日から練習を始めた表題の曲「マックザナイフ」は、まさに後者。私の適当な感覚では映画「スティング」のテーマミュージックになった「ジ・エンターテイナー」に似ている、明るく弾んだコミカルな感じ。散歩のときに口笛吹きつつと言った趣だったのですが初めて見たタイトルから不穏な空気が。曲をネットで検索。 When the shark bites with his teeth, dear Scarlet billows start to spread Fancy gloves, though, wears Macheath, dear So there's not a trace of red On the sidewalk Sunday morning Lies a body oozing life Someone's sneaking 'round the corner Is the someone Mack the Knife?えぇ~?何、この歌詞は?!切り裂きジャック??マックヒースはしゃれた手袋で血の跡を残さないとか日曜の朝に血だらけの死体が横たわっている状況をこんなに楽しげに歌われても困るのですが;しかも邦題「ドスのマック」と言うのにも、少し閉口。更にこの曲はテネシー州が州歌としているというけれど老若男女がこの詩で歌っているのかとしばし考え込む。でも初めてボビー・ダーリンやルイ・アームストロングの演奏を聴いて(歌詞を抜きにすれば)やっぱり軽快で口ずさみたくなる曲というのは変わらない感想です。画像の中でも演奏に聴き入ってる観衆達が自分でも気づかないうちに身体が動いてしまっているという風で恐るべし、スウィングの威力です。分からない事を質問すると丁寧に答えて下さる先生も楽譜通りに弾くよりも「まず楽しんで気持ちよく」と繰り返しますがこういう雰囲気を言いたかったのかと納得。まだ正確に弾くことが一番なので、肩の力が入りっぱなしですがこうして音楽に触れる機会が増えたのは楽しいことです。歌うように弾けたらもっと楽しいだろうなぁ、とウットリ。これを機に、有名タイトルが収録されたCDを購入しようと早速思いつく。今日は天気予報に反して良い天気なので、娘と散歩がてらの買い物を計画。途中で本屋とCD店へ寄り道をして、お土産のお茶菓子を沢山買ってと予定は盛り沢山。今日も楽しい1日になりそうです。みなさまも良い週末をお過ごしくださいね♪