美味楽食

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  ふっくらさん、に惚れた！

  実家の頂き物のおすそ分けで「黒毛和牛｣がやってきた。普段、牛肉なんて、ステーキのお肉なんてあまり食べないもん！ご馳走です♪一日目は、鉄のフライパンで焼いた。うーん、美味しい。だけど・・・食卓に持ってくるまでに冷めちゃうし、食べなれないせいか（！）霜降りがちょっとへヴィーで、予定量を消化せずに終了。ああ、私たちも年取ったわね・・・。これはやっぱり卓上で焼いて食べるべきよ！だけど、ホットプレートを出すほどでもないし、脂は落ちにくいし。飛騨コンロ購入か、とデパートをうろうろ。結局、こちらを購入。このふっくらさんの発売元、長谷製陶は「かまどさん」が有名。私ももう3年以上愛用しているけど、ごはんが美味しく炊けるし、火加減いらないし、もうすごい優れものなのである。今回のこのふっくらさんは、中東のタジンのような三角帽のようなフタに、直火ＯＫの陶板、金網の組み合わせ。これをカセットコンロにセットして網でお肉を焼くと・・・。いい具合に脂も落ちるし、フタをかぶせるとふっくらと火が通って、同じお肉?!と驚くぐらい美味しくなりました！一緒に焼いた長ネギや長芋も美味。殻付の帆立にちょっと日本酒といしるを落として焼くと・・・もうたまりません！網の下にチップを入れると簡単燻製も出来るらしい。もう、オットは大喜びで「でかした！」と褒めていただきました。いえーい！お肉のために鍋を買う、というのも笑えますが、でも、せっかくなら美味しく食べたいもん！ワインは勝沼でハンドキャリーした「プティ・ドメーヌ・ルバイヤート２００２　勝沼町産葡萄１２４８本限定醸造」を。和牛にニッポンのワイン。えもいわれぬマリアージュでした♪

  November 5, 2005

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  ごはん日記、でした。

  10月になりました。最近、更新が怠りがちなこちらの日記。にもかかわらず、のぞいてくださる方、たまの日記にコメントをつけてくださる方、どうもありがとうございます。この日記は、もともと「ごはん日記」として、食べたものを記録していこうと考えてスタートしたのだけれど、どんどん範囲が広がってしまって。基本に立ち返って、今後は「ごはん日記」中心で参ります。たまには脱線もね。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊バリ帰国以来、義父の入退院・引越しに、続いて9月のお料理教室がスタートし、なんだかバタバタしていたけれど、やっとひと段落。忙しくても、人間、食事はするもので。バタバタ騒ぎで、9月は外ごはんも多かったなあ。バリから帰って、近所のお気に入りのお寿司屋に行ったり。荷造りで疲れ切って、珍しく焼き肉屋でお肉をしっかり食べたり。池袋の穴場中華料理屋を教えてもらって、はまってしまったり・・・。お昼には、東急の大阪うまいもん市に出店してた今井のおうどん食べたり。目白の美味しいチーズケーキをご馳走になったり。エチオピアのカレー食べたり。そういえば、昨日も美味しいカレー食べたんだった！こちらに書きたいネタはいっぱいあったのに、なかなか書けずじまい。まして家ごはんとなるとね。一応毎日、カメラに収めていたので、一挙に公開。 秋刀魚 烏賊尽くし ナシゴレン 秋刀魚トマトソースのペンネ カボチャとロックフォールチーズのリゾット ピリ辛牛肉春雨鍋＆豆腐屋ジョニー 鮭＆鶏肉と梨の煮物 鰹＆いちぢく生ハム 豆べい（豆腐もろみ漬け）とキャベツと生ハムのパスタ ピーマンと豚肉のタイ風炒めさて、食欲の秋も本番。10月もしっかり食べるぞ！

  October 1, 2005

• 日本人でよかった、と思うとき。

  帰ってきてはじめての週末。教室のパーティも無事に終わったし、まだ夏休みをとっていないオットのお疲れ様もこめて、彼のリクエストで近所のお気に入りのお鮨屋さんへ。マコガレイ、あわび、白海老、新イカ、中トロ、関鯖、牡丹海老タマゴつき、赤むつのあぶり、太刀魚のあぶり、サンマのあぶり、カマスのあぶり、雲丹の軍艦、大トロ、穴子、玉子うーん、他にも白身が３巻ほどあったような・・・。なぜか途中でペースダウンしてしまい、一口食べてオットにあげる、という事態になってしまったのだけど、やっぱりお鮨は美味しい。魚は美味しい。日本人でよかった～としみじみ思う時。

  September 3, 2005

• Coffee Lover

  コーヒー好きなのだけど、ここにきて拍車がかかっている。エスプレッソマシンがやってきたのが一番の理由。ずっと買おうかと迷いつつ、場所をとるから、とそのままにしていたのだけれど、友人から魅惑的なお話が。彼女の愛用するメーカーのマシンを無償永久貸与、というもの。ただし、コーヒーポッドを30個購入しなきゃいけない、というのが条件。まあ、こういう商品は、コピー機と同じで、本体よりもメンテナンスや専用部品で儲けを出すもの。よし！とお願いすることにしたのだけれど、よくよく読んでみると、ポッド30個ではなく、30本。1本10個入りで計300個である！約2万円のお買い物。うう。二人で一日1杯づつ飲んで、150日である。5ヶ月・・・。よし、せっせと飲もう、と意気込む。届いて飲んでみると、やっぱり淹れたてのエスプレッソは美味しい。ついつい飲んじゃう美味しさなのだ。豆やブレンドもいろいろで、いろいろ試してみたくなる。気がつけば1日3杯…。あっという間になくなっちゃいそうよ。まんまとメーカーの思うツボにはまったようです。困るのは歯の着色。一気に茶色くなって、先日、歯医者さんで落としてもらいました。 普通のレギュラーコーヒーではそんなことなかったのに。エスプレッソってそんなに強力？

  July 21, 2005

• 火事騒ぎ！？

  昨晩のレッスン中、いきなり、すごい音が！火事？！生徒さんも心配そうに立ち上がる。音は洗面所のあたりから。キーンという金属音。ガス漏れ報知器？でもガスは台所以外使ってないし、お風呂もつけてないし、洗濯機も使用してないし。理由がわからない。マンションの廊下に出てみたけれど、どうも我が家からしか音が出ていないよう。レッスンを中断して、管理会社に電話。異常はないようだけど、音を止めたい、と訴え、セコムに来てもらうようお願いする。特に問題ないようなのでレッスン続行。10分後くらいに、音が消えた。あれ？管理人室かなにかで音止めたのかな？その後も音沙汰無し。あれ、音がやんだから帰ってしまったのだろうか。1時間後、セコム到着。遅すぎー！！！もし私が暴漢に襲われたとしても、見つけるのは、倒れてる私くらいやんか！同じ町内にセンターがあると聞いたが、なぜこんなに時間がかかるの！緊急性がないと判断したのか。まあ、セコムのオニイチャン（また、これがひ弱そう・・・）は、「換気扇ですかねえ｣といいつつ、わからない様子。彼をせめても仕方ないので、ちらっと「遅いですね」といやみをいいつつ、原因究明をお願いした。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊今朝、また同じ音が！オットに、この音よ、と訴え、二人で音源を捜す。天井の中から聞こえるよね。工事の人が何か忘れたとか？いや3年もたってるし。いろんなドアをあけて確認するけどわからない。そういえば、昨日もこんな時間だったんだよね。ちょうど12時間後…。そこではっと気がついた。時計？？？洗面所においてある、時計。音はそこから出ていた！あああー。普段はベルをオフにしているのに、昨日、お掃除の時に何かで引っ掛けてオンになってしまっていたよう。それにしても、なんでこんな音なのー！！！リリリリ、と鳴らず、キーンという音。電池がパワー不足だったのかな。まあ、理由がわかってよかった。大騒ぎしたのになあー。管理会社に電話しておかなきゃ・・・。

  June 27, 2005

• ゴージャスグルメ☆婦人会

  待ちに待った金曜日。この日記で知り合った｢素敵な奥様方」と結成した婦人会の第1回会合が開催されました。場所はお気に入りのフレンチレストラン。ワクワクドキドキしていってみると、まずaprileさんご登場。ニコニコ笑顔にすっかりリラックスし、おしゃべり。しばらくして恵比寿婦人さんも駆けつける。彼女とは少し前にランチして、その時に、コメントしあうような気になる「素敵婦人」で集まろう！と盛り上がり、この日の会に至ったのだ。お店のほうからサービスいただいたシャンパーニュで乾杯！お料理はコースをお願いする。まずはチーズとベーコンのクリームブリュレ。塩味のブリュレ生地に焦げたカソナードの香ばしい甘味が不思議とよくあう！幸せー♪と口々にいいながら、おしゃべりも弾む。次に運ばれたのは、カニのバーミセリ、アボガドピュレにガスパチョ仕立てのソースを組み合わせたもの。メニュー説明をしてもらった時から、これがすごく食べたかったの！冷たいバーミセリ（パスタ)をカニのほぐし身で和え、その下にはアボガドのピュレ、そして周りに濃厚なガシュパチョのようなソースを流したものである。お・い・し・い。しばし、話も忘れ、うっとりいただく3人。お魚は真鯛のポアレ。皮がパリっと焼きあがって、身はジューシー。お見事！アスパラ・ソバージュだと思って食べたつけあわせは、ニンニクの芽。意外だったけど、甘くて美味しい。続いてウズラの網焼き。柔らかくて、こちらもとってもジューシー。少し甘めのソースもよくあう。付けあわせのマコモダケは、とうもろこしのような風味。お酒が弱い方もおり、飲みたい人はグラスでということで。ここはグラスワインも赤白3種類ぐらい用意しているので、ありがたい。私は白2、赤1いただきました。デザートは3種類を1つずつオーダー。シュークリーム、グレープフルーツのジュレテリーヌ風、あれ、もうひとつ、なんだっけ？お菓子研究家のaprileさんに期待しましょう。素敵婦人らしく（？）、みんなでシェアしていただきました。aprileさんは物足りなかったかも。あ、追加でデザート単品オーダーすればよかったですね。お料理の写真は恵比寿婦人さんの日記に。その後も喋り続け、なんと滞在時間4時間以上…。素敵奥様☆第1回婦人会は、美味しい料理と楽しいおしゃべりで無事に終了しました！

  June 10, 2005

• 四国出張土産は、思いもかけない、これ。

  オットが出張より帰ってきた。お土産はいらないよ、って言ってたのだけど。これ、と差し出したのは…。味噌１キロと醤油１リットル。お、重かったでしょうに…。なんでもこの製造元の社長さんに仕事でヒアリングをしたらしい。それで、何か買って帰ろう（買わざるをえない？）ってことになり、味噌か醤油か迷って、ええい、と両方買ったそう。ちゃんと原材料名をチェックして、添加物の入ってないものを選んだよ、って。うん、えらい、えらい。って偉そすぎ？いやあ、本当にできたオットです。

  December 9, 2004

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  東京散歩とロールケーキ（photo)

  いいお天気の祝日。オットと外苑前で待ち合わせ。いちょう並木を歩く。まだちょっと早いのかな。黄色くなりかけたイチョウたち。たくさんの人が、歩いたり、写真を撮ったり。車椅子のお年よりも、小さい赤ちゃんもいる。みんな笑顔、笑顔。なんかいいなあ。面白かったのは焼き芋の屋台が３つも出てたこと。いちょうには焼き芋？そのまま千駄ヶ谷方面に歩く。てくてく歩いていると「ルノワール｣発見。いやあ、昔ながらの喫茶店、まだあるんだわ！と全面ガラスの店内をのぞくと、あれ！知ってる顔。伯母がそこに座っていた！手を振ってみるけど、むこうはきょとんとしている。仕方ないので店内に入ってご挨拶。伯母もびっくり。そりゃそうよね。伯母のテリトリーは日本橋だもの。そこで逢うならまだしも。途中、タリーズでお茶休憩。ここで、オットの持っていたノートパソコンであるお店を検索する。千駄ヶ谷で行ってみたかったお店。ルーイーガーデン！あら、タリーズのすぐお向かい。そこに見えてるではないですか！お店の前まで行くものの、お茶したばかりだったのでこの日は断念。場所はわかったので、また行ってみよう。そこから渋谷方面に向かって、住宅街を歩く。私はお家を見ながらぶらぶら歩くの大好き！いいねえ、このお庭、とかこのマンションの窓がいいなあ、とか、ムーミンが出てきそうな家やねえ、こんなとこに住みたいねえとか言いながら…。私はぴかぴかのタワーマンションよりも、ちょっと古い、どっしりした建物が好き。ひと昔前の外国人向けのマンションとか。ホーマットとか素敵♪もちろん、そんなところ、住めないんだけどね！今の家を探す時も、先に中古のマンションを見て回った。でも築２０年以上でも、そういう物件は高いし、買えたとしても管理費が高い。それに今後の修繕費を考えると…。まあ、いいや、言うのは自由だもんね。千駄ヶ谷から神宮前へ。器の店｢大文字｣に寄る。ドラゴンのお皿に一目ぼれ！買っちゃいました。超豪華な青山パークタワー下を通って渋谷西武へ。既に歩き始めて３時間。地下のワイン屋さんヴィノスやまざきのカウンターで休憩。ここは格安でワインをテイスティング出来る穴場なのだ。ちょっとしたお料理もある。メゾンカイザーの栗のパンをつまみに、それぞれ白と赤を一杯ずついただき、再度出発。西武と東急をうろうろして、フードショウでお買い物をし、マークシティでランチョンマットを買う。家に到着したのは８時半。さすがに疲れたわ～。でもいい運動になりました。ジムもいいけど、散歩はやっぱり楽しいなあ。：：：：：：：：：：あわてて用意の晩ごはんは、またまたオットのリクエストでお鍋。鶏つくね団子に白菜、ねぎ、エリンギ、春雨、豆腐、水菜。だしは薄めにしておく。 買ったばかりのドラゴン皿登場！柚子胡椒、ニンニク唐辛子入りのラー油、レモン、だし醤油を用意して、お好みで。このラー油があうのよねー。そして、前祝のケーキ。なぜかなぜかロールケーキ。大人二人でこんなかわいいケーキ買ってていいのかな。 基本的にしっかり焼いたタルトとか、チョコレートやお酒の利いた重めのケーキが好きなんだけど、なぜかロールケーキが食べたくなって。キャトルのフルーツロールケーキ。ふわふわで柔らかくて、やさしいお味。美味しかった♪

  November 23, 2004

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  今、煮込んでます！/ 炉開き　/おもろい夫婦　（photo)

  牛肉の赤ワイン煮、煮込み中！ 今晩は、お茶のお稽古。１１月最初のお稽古なので、炉開きである。みんなでお弁当をいただいて、先生がお茶をたててくれるそうなので、楽しみ！いつもはお稽古の後、あわてて簡単なごはんにするのだけど、今日は先に準備しておく。あ、私はお弁当食べるから、帰ってから食べなくてもいいんだった。でも、絶対、食べちゃうだろうな…。：：：：：：：：：：お初、のことがいっぱいだった炉開きのお稽古。以前の教室では、特にお茶事的なことをしたことがなかったので、今日はとってもドキドキ。蹲（つくばい）を使ったのも初めて、炭をおくところも見たのも初めて。以前は会社の高層ビルで、電気しか使えなかったし。まずいただいたのは粟ぜんざい。去年までは亥の子餅だったそう。本来は亥の日にするべき炉開き、それにちなんだものだとか。そして先生のお点前によるお濃茶。初めて見る先生のお点前。とっても自然で。私のがちがち迷いつつの動作とは全く違う。当然か…。とろーり、うーんと濃いお茶だったけど、とても美味しかった。すごく贅沢な飲み物よね…。お茶碗も、お茶入れもいつものお稽古と違って、先生が持ってきて下さったとっておき。全員がお濃茶をいただいた後は、お弁当！湯葉や海老芋、春菊の炊き合わせ、蛸の柔らか煮、いくらと水菜のおひたし、ぶりの照り焼き、生麩田楽、海老に白和えに竜皮巻きやきのこ、百合根、栗と銀杏のおこわに黒豆ゼリーなどなど盛りだくさん。思ったよりも豪華でびっくり。彩りもきれいだったし、デジカメ持って行けばよかったなあ。(期待した方、またまたごめんなさい）このお弁当を作った料理屋、以前２日ほどアルバイトに行ったことがあるんだけど、その時は、むむむ～って思ったんだけどな。一番新入りで、ペーペーですが、皆さんとの距離がちょっと縮まったような今日のお稽古でした。：：：：：：：：：：今、実家の父から電話。今日は母は友達と京都にお泊りらしい。父はクレジットカードがいつもある場所にないと大騒ぎ。どうも母がどこかに隠して（？）行ってしまったようだ。明日、出張の父はそのカードがないと飛行機にも乗れないと、探しまくるも見つけられず。何度電話しても母のケータイは通じず。イライラ募って、京都の宿泊先のホテルの電話番号をネットで調べてくれ、との電話だった。はははは…。結局、その後すぐに母と連絡取れたようだけど、またまた父からぼやきの電話。「ほんま、すき放題しとるで！」はははは！「まあ、そうイライラせんと。明日の出張、気ぃつけてなあ。」今、母から電話。「えらい迷惑かけたねえ。留守の時はここに入れとくで、ってゆーてんのに、忘れてんねんで。盛り上がってたから、電話聞こえへんかってん。１０回も電話したって言うから、着信調べたけど、そんなにかけてへんかったわ～」「私には１５回以上かけた、って言うてたよ｣ははははは！「それにしても平日からお泊りで京都なんてええねえ。私は平日に泊まりはないけどなあ」「はっはははっはー！」笑い飛ばす母。どうもこの勝負、母の勝ちである。まだまだ「気楽本館」襲名できそうにありませんわ。：：：：：：：：：：

  November 10, 2004

• プロポーズは私から。

  結婚する友人のお祝いで久々に仲間が集まった。なーんの話もなかったのに、いきなり4月に結婚が決まった、と聞き、7月には入籍。お式は10月だそうだけど、そのスピードにびっくり。当然の如く彼女の｢結婚に至る経緯」に話題集中。お相手の彼は米国在住、去年は3回しか会ってない、そのうちふたりで会ったのは1回だけ、3月の彼の一時帰国時に、朝８時に呼び出して「結婚しませんか」と彼女からプロポーズしたらしい…。一同、のけぞる。驚く彼に「仕事の時間だから」といい、彼を残しその場を立ち去ったという彼女に、一同またのけぞる。まあ、学生時代に長く付き合っていた彼らしいけれど、それにしてもすごい。でも一同「らしいよね…｣。そうとっても彼女らしいのだ。知り合って５年ほどだけど、彼女はきっぱりといつも自分で進むべき道を選んでいる。ちゃんと｢なりたい自分」のイメージが頭にあるのだ。幸せは自分で掴むもの。ＮＹで新生活を始める彼女、むこうでもきっと自分らしく、でもますます素敵に年を重ねていくに違いない。

  August 11, 2004

• ラテンな昼下がり

  最近恵比寿に引っ越した友人と恵比寿でランチ。彼女が気になってるというアメリカ橋近くのレストランに行ってみる。フレンチかイタリアンぽいかんじ、と聞いていたけど、入ってみると｢ヌーヴォ・ラティーノ」って書いてある。ラテン？そういえば、店内の壁は赤茶で塗ってあって、サンタフェぽい雰囲気。メニューもサルサソースが使ってあったりとそれふう。ランチメニューの的鯛のオリーブソースを頼む。麦のような粒粒にとうもろこしやキュウリが混じったサラダのようなものの上に的鯛のソテー。なかなか面白いプレゼンテーション。この粒粒がなんだかわからなくて、友人と｢形はスイカの種の白いのみたいだねー。麦？」と話していたら、｢パスタ」ですって。そういえばこんなパスタが入ったスープをいただいたことがあるかも。店員さんもお客さんも外国人が多くて、なんだかラテンな昼下がり。

  August 10, 2004

• アジアな一日

  友人とランチ。新宿のベトナム料理屋「フォン･ベト」に行く。お昼はバイキングで、カレーのような煮込みが2種類、焼きそばみたいなの、某寒天のサラダ、豚といんげんの炒め物に生野菜。自分で器に入れてスープを注ぐ鶏肉のフォーもあり、シロップ漬けのデザートも。蓮茶とコーヒーもあって千円。店内はネクタイ姿のサラリーマンも多い。和定食よりリーズナブルなのかな。野菜もたくさん取れそうだし…。お味はまあまあ、フォーのスープはちょっと濃い目かな。ランチバイキングだし、仕方ないか。ここは古都フエのお料理が食べられるお店、今度は夜に行ってみようっと。夜は平松洋子さんの料理教室。今日のメニューは「海南チキンライス」。鶏スープで炊いたご飯に茹でた鶏肉をのっけて、香菜をたっぷり。生姜汁やチリソース、お醤油をつけながらいただく。この料理教室は実習よりもお話が長いのが特徴。今回は先日旅行された済州島のキジのしゃぶしゃぶや、手長タコの踊り食い、エイの刺身など韓国の食のお話がたっぷり。とってもアジアな一日でした。

  August 9, 2004

• 40階から見る花火

  神宮花火の日。セルリアンタワーホテル最上階のバーから花火見物としゃれこんでみる。毎日のように２階デッキを通ってはいるけど、最上階のレストランやバーには行ったことはない。オットとホテルのバーというもの久しぶり。先日届いた付け襟に白い半襟をかけて、浴衣を着物風に着てみる。紺地の浴衣にサーモンピンクの作り帯に、母が送ってくれたピンクの絽の帯揚げにピンクと白の帯締めをあわせてみる。浴衣でホテルのバーってＯＫなの？と心配だったので事前に問い合わせてみると、大歓迎ですって。男性の浴衣もＯＫらしい。オットも久々に着たいって言ったのだけど、時間切れで今回は洋服で。暮れなずむ東京の街を見ながら、冷えたシャンパーニュで乾杯。開始時間が近づくと、店内がぐっと暗くなって、お店の方もなんだかそわそわ。神宮上空がパーッと明るくなった！色とりどりの花が次々に開く。あれ、こっちのほうが高い？花火を上から見るってこともなかなかないかも。花火といえばビニールシートにビールに枝豆が王道って気もするけど、たまにはこういうのもいいかな。でもドーンという音が聞こえないのは、少し物足りないかも…。

  August 8, 2004

• 新しいお急須

  どうもお急須とは相性が悪いようだ。めったなことで器は割らないのに、急須の口ばかり欠けさせてしまう。落下物が直撃、ってパターンが多い。なぜか口に当たるのだ！口が欠けたものの、諦めきれずいつか金繕いしようと捨てずに保管しているものが数点…。あまりにも続いたので、ずっと南部鉄の鉄瓶を使ってたのだけど、この季節、やはり磁器のすっきりしたお急須が使いたくて、探しに出掛けた。訪れたのは大文字。青山通りからちょっと入ったところにある素敵な器のお店。実はこの店の定番お急須達、既にうちの「金繕い待ち」になっているものが多くて…。この菊模様のも、黒いのも、白磁のも、と口が欠けた姿を思い出すと胸が痛む。今回はニューフェイス、白磁に赤い線の入ったすっきりしたのにする。お客様の時にはちょっと小さいけど、二人分には十分。やっぱりお煎茶は小ぶりのお急須が似合うのよね。大事に使おうっと。

  August 7, 2004

• 東京粥の杏仁豆腐

  おめざだったか、食わず嫌いだったか忘れたけど、ＴＶで紹介されていた東京粥の杏仁豆腐をフードショウで発見。期間限定の出店らしい。マンゴーココナツソースとパッションフルーツソースの２種類を買ってみた。杏仁豆腐はふるふる、とっても滑らかでやわらかい。それに酸味のあるソースがよくあう。美味しいけど、これで４００円は高いかな。ケーキの４００円は納得できるのだけど、こういうゼリーやプリン類になると、もっと安くてもいいんじゃないかと思っちゃう。作れそうなだけにね。

  August 6, 2004

• バリ土産

  バリのお土産をいただいた。ローストピーナツと蓮の葉の形の器。この器、形がとってもキュート！蓮の葉が立ち上がったようになっていて、葉脈なんかもあったりして面白い！私は、「わー、キャベツ？かわいいー」なんて言っちゃったんだけど…。でもキャベツに見えるのよね…。青パパイヤや春雨のサラダを盛ると映えそう。

  August 5, 2004

• 浴衣が着物に変身？

  浴衣は長じゅばんなしで着るのが普通だけど、その浴衣を着物のように変身させることが出来る。それが｢付け襟」。先日、絞りの浴衣を着物風にお召しの方に教えてもらった秘密兵器、私もお取り寄せしてみた。暑い盛りに長じゅばん着ないですむのはありがたいわー。今週末は、この付け襟でバシッと決めてちょっとオトナな浴衣の着こなしをしちゃおう。お、その前に切れそうになってる下駄の鼻緒もすげ替えなきゃ。それとも着物風に足袋に草履をあわせようかな。

  August 4, 2004

• カラメルビスケット

  カラメル、に弱い。プリンもカラメルのないものは認めない！ほろ苦がたまらないのよね。このビスケット、正式名称は「ロータス　オリジナル　カラメルビスケット」というベルギーのもの。ビスケットという名前だけど、バターを使ってなくて、軽い口当たり。シナモンの香りも加わって、なんというか、ひなびた美味しさなのよねえ。常備していつもテーブルの上に置いているのだけど、うちのお客様にも大人気。リッチ過ぎないところが受けるのかも…。

  August 2, 2004

• 鯵のたたき

  晩ごはんのメインは鯵のたたき。鯵を三枚おろしにして、骨を抜いて皮をむいて、包丁でトントンと粗めにたたく。みじん切りにした青ネギ、みょうが、生姜、大葉をたっぷり加えて、醤油を落としてざっくり混ぜる。脂ののった鯵に薬味の爽やかさがぴったり。お酒が進むのが困りもの…。

  August 1, 2004

• 無念、のピビム麺。

  土曜日なのにお仕事だったので、夜はオットと代官山で待ち合わせてゴハン食べに行く。目指すは先週ふられたピビム麺の韓国料理屋。やっと食べられるーと行ったのに、満席で断られてしまった…。残念。ＴＶの影響なのかなあ。そんなに混むようなお店でもないと思うのだけど。食べられない、となると余計に食べたくなるもの。今度は予約して行こうかな。

  July 31, 2004

• アルトファゴスのカヌレ

  アルトファゴスにパンを買いに行ったら、カヌレがあったのでひとつ試しに買ってみる。カヌレは先日、楽天ショップ「シミズ」で注文して、久々に感動したので食べ比べ。シミズのと比べると、ひとまわり小さくてちんまり。かじるとムニっとした感じ。甘味はこちらの方が少ないかな。シミズのほうが大きいせいかモチモチ感は強し。甘味の違いはパン屋さんとお菓子屋さんの違いかな。私はモッチリでしっかり甘いシミズのほうが好み！

  July 30, 2004

• 箸のあげさげ

  箸のあげさげ、なんていうと、細かいことをゴチャゴチャ言うようなイメージがあるけど、この箸のあげさげがなかなか難しい。うちはお客様が多く、食事をしてもらうことが多いのだけど、「箸のあげさげ」がチキンと出来ている人ってなかなかいない。かく言う私も、料理屋に行けばそれなりに気も遣うけれど、普段はかなり乱暴な食べ方をしてしまっている。しかし、先日、はっとするほど美しい食べ方をする方がいらっしゃった。和食の場合、まず、両手で器を取り、左手に預け、それから右手で箸をとり、その箸を器をもつ手でおさえ、右手で持ち直していただく。おろすときはその逆で、まず箸をおいてから、両手で器を置く。まどろっこしいようだけど、器を丁寧に扱う、という点において理にかなっているし、何よりもこの手の動きが自然に出来るととってもエレガント。この方はそれが出来ていたのです！ああ、きっちりした家庭でちゃんと教育を受けた人だなって思う。服装や話し方、言葉使いなどももちろんだけど、その人のもつエレガンスって、こんなさりげないところに現れるような気がする。

  July 29, 2004

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  福豆とコーヒーとボサノヴァと。

  外出の予定もなく家でゆっくり。好きなボサノヴァをかけてのんびり雑誌をめくる。そろそろ買い物に出なきゃなあ、と思いつつ、日が翳ってからにしようかな、と思い直しコーヒーを淹れる。今日のお供は「福豆」。岐阜･中津川のやまつさんという菊牛蒡と栗きんとんで有名な老舗の商品なんだけど、これは本当に美味！和菓子ながらコーヒーにぴったりなのよねえ。ついつい、手が伸びてしまう。予定よりもお茶の時間が延びてしまいそう…。

  July 28, 2004

• 男女を決めるのは？

  男女を決めるのは誰？どうやって決めるの？といっても人間の赤ちゃんの話ではなく、フランス語の話。単語には男性名詞と女性名詞があるけど、この男女、テキストをみても｢覚えるしかない｣ようです。でも新しく出来た国や単語の場合はどうなるの？例えばチェコスロバキアから分離独立（というのかな？）したチェコの場合。正解は女性。先生によると、｢共和国｣は女性とのこと。フランス、中国も女性ですね。日本は男性。新しい言葉、例えば携帯電話やコンピュータなどは、フランスの文部省みたいなお役所が、その使われ方やルーツなどを調べて決めるらしい。ふーん。それもなかなか大変…。

  July 27, 2004

• 鰯のつみれ鍋

  昨日の晩ごはん。いい鰯が手に入ったので、オットのリクエストでつみれ鍋にする。お店では｢鍋なんてもったいないよ、刺身で」と言われたんだけど、４尾あるので1尾はお刺身、3尾はつみれに。鰯はおろして包丁で荒くたたいて、塩、醤油、酒、たっぷりのおろし生姜、卵を加え、片栗粉をちょっと入れてゆるくまとめる。昆布だしに酒、醤油、みりんを少々、わいてきたら、つみれをポトリ、と落とす。手でちぎったレタスも加えて。お刺身でも食べられるくらい新鮮だから、表面が固まったらＯＫ。あっさり、でも鰯の旨みが濃厚でとっても美味。〆はおうどんで大満足。

  July 26, 2004

• 幻のピピン麺

  朝からマンションの消防点検とやらでバタバタ。せっかく早起きしたから、外でランチをしようと散歩がてら出掛ける。目指すは代官山のオシャレ系韓国料理屋。韓国料理食べるならオモニのいるお店でしょう、とこれまで見向きもしなかったんだけど、先日ＴＶでゲストが冷麺ＮＯ．１として、この店のピビム麺が選んでいた。完食するほど絶賛していたのが気になって行ってみたのだけど…。お店は暗く、中でスタッフがアイロンかけしていた。看板を見ると17時からの営業ってことで、ランチはしていないよう。がっかり。で、仕方ないので電車に乗って二子玉川の高島屋に行く。昨年オープンした文琳に行こうかという話になり…。私はオープニングパーティ以来の訪問。ランチはセットメニューが中心で、1,800円の麺セットと2,000円のランチセットを頼む。出てきてびっくりしたのは、そのボリュームのなさ。ランチセットなんてトレイの上にすべて乗っかってるんだもん。突き出し３種に餃子二つに茄子の干し海老煮ともち米ご飯とスープにザーサイ。大手町でもこんな値段しないよね。確かに美味しかったんだけど、リーズナブルとは言い難く…。これなら神泉の河田さんのいるお店に行くよねえ。その後、館内のほかのお店を見て歩く。どのお店もランチは千円以上が当たり前、相場は２千円前後か。家族４人で行ってちょっとビールやジュースまで頼んだら、ランチでも１万円以上かかちゃう。ハレの日ならいいけど、そういう内容でもないしね。最上階のたん熊やＡＳＯに行くとひとり５千円以上でしょう。スタバでランチしてる人が多いのも納得。フロアの随所にゆったりとしたソファが置かれ、これまでのデパートのレストラン街とはちょっと違う雰囲気だけど、ちょっと高すぎやしまいか。ニコタママダムにはこれが普通なのかな？ともあれ、幻のピビム麺、今度は夜に挑戦するわよ。

  July 25, 2004

• 鰻の白焼き

  遅ればせながら、鰻を食す。永谷園のＣＭで「土用ってなあに、丑ってなあに」って言ってるけど、子供の時は｢土曜の牛の日」で土曜日の夜は家族そろって焼肉しよう！ってことかと思ってたもん。蒲焼もいいけど、白焼きの方が好み。山葵と塩をちょいとつけていただく。これでこの猛暑も元気に乗り切れるかな。

  July 24, 2004

• 和の楽しみ

  浴衣を引っ張り出して着てみる。確か去年は着なかったから、2年ぶりかな。どうして急に浴衣なんて着たかっていうと、それはお客様をお迎えするため。四月に代官山のカフェで初めて会ったその方は、着物姿で現れた。すらりとした長身にすっきり着こなしたその姿は、それはもう素敵で、女の私でもうっとりするほど。夏のような日差しの強い日だったのに、彼女の周りは涼しい風が吹いていました。その彼女がうちにいらっしゃることになったので、私も着物でお迎えを、と思ったけれど、どうもそこまで手が回らず、浴衣でとなった次第。お昼頃、ご到着。倒れそうな暑さの中、また旅先だというのに、また素敵な和装で来てくださいました。色白のお肌に桃色の絞りがとてもお似合い。帯も一段濃い色でまとめられて、華やかでかわいらしい装いでした。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまったのだけど、たっぷりと刺激を受けました。和の楽しみを共有できる友人を持てたことを嬉しく思った一日でした。

  July 23, 2004

• ウォールナットのテーブル

  久しぶりにテーブルのワックスかけをする。無垢のウォールナットのテーブルは、180センチでちょっと大きめ。板にコの字型の脚がついていて、とってもシンプル。私はここでご飯も食べるし、本も読むし、パソコンも使う。一日の大半をこのテーブルで過ごすといっても過言じゃないほど。すっきりした形とウォールナットの落ち着いた色が気に入って決めたのだけど、お料理の写真を撮るときには、白っぽいほうがよかったかな、と思うことも。でもテーブルクロスを使えばいいこと。クロスも麻のナチュラルなものやクッションとおそろいのストライプ、薄いグリーンの綿などなど、布によって雰囲気がガラッと変わるのが楽しい。でもやっぱり木の感触が好きで、そのままにしていることが多いかな。そんな時は、折敷やマット、キッチンクロスを使って器を置く。鍋敷きもバリ土産の花模様や南部鉄器のどっしりしたもの、色んなのをミックスして使うのだけど、ウォールナットのこっくりした色が全部をまとめてくれている感じ。蜜蝋ワックスをかけると、全体がしっとりとつやを増して、いっそう色が深まったみたい。傷もちょこちょこ出来ているけど、それもご愛嬌。長く付き合いたい、私の一番のお気に入りの場所。

  July 22, 2004

• バナナのセミフレッド

  ６名のお客様。デザートにはバナナのセミフレッドを用意する。セミフレッドはイタリアのデザート。アイスクリームみたいなんだけど卵黄が入ってないもの、ってことでいいのかな。卵白はあわ立てて加える場合があるみたい。バナナにレモン汁、砂糖、ブランデーを加えてミキサーでピュレにする。別に生クリームと砂糖をあわせ６分立てにして、ピュレとあわせる。そこにブルーベリーとラズベリーを加えて冷凍庫へ。ダイスに切ってガラスの器に入れてお出しする。ほんのりピンクでなかなかキュート。簡単で作り置きができるので、お勧め！

  July 21, 2004

• 仏的数字世界

  フランス語のレッスン２回目。今日はオバサマお二人も一緒に３人でのレッスン。数の数え方を中心にやったのだけど、オバサマ達大混乱。７０が６０＋１０、８０が４×２０、９５が４×２０＋１５って言われてたら、そりゃ訳わからなくなりますわ。数字を見るならよいけど、これおいくら？ってっ聞いて、口頭で言われたら、わからないだろうなあ。買い物はメモ持参ですね。

  July 20, 2004

• 鯵の棒寿司

  旬の鯵を買ってきて、棒寿司を作る。塩焼きも美味しいけど、暑いのでちょっとさっぱりと。寿司飯に胡麻を混ぜて、三枚におろして酢〆にした鯵と大葉できゅっと。母の手作り紅生姜をそえる。いんげんの胡麻和え、なすの煮浸し、とさっぱり晩ご飯。

  July 19, 2004

• 初・ＮＨＫ

  ＮＨＫに行ってみた。近くに越してから2年たつけど、二人で行くのは初めて。実は昔、小学生の頃にいとこ達と行った事があるのだけど、あまり覚えてないからなあ。入場料は大人200円、小学生以下は無料。そのせいか、子供連れがとっても多かった。遊園地にいくより安上がりだし、楽しめるなら親は楽ですね。入り口でキャラクターとの撮影会。オトナ二人はそのまま通過。続いて地上はデジタルの説明や体験コーナーなど。人気があったのは｢ニュースキャスターになる｣というコーナー。実際にカメラの前に座って、プロンプターにうつった原稿を読んで…という趣向。じゃんけんで勝った子供が挑戦してました。オトナが群がっていたのは、新撰組のスタジオ前。本当にセットが組んであって、照明と同じくらいの高さのところの窓から見学できるようになっている。｢フラッシュをたくとすぐにカーテン閉めます」とお触書があり、下のほうで俳優さんが動くのが見える。休憩中らしく、見学者も次の本番までじっと待ってる様子。あそこで慎吾ちゃん達がやってるのだなあ。隣は朝ドラ天花のセット。誰もおらず。最後のセットはＢＳの音楽番組の収録中。でも一番楽しめたのは、出てからの相撲中継。優勝争いどうなるんだろうとワクワクしてみたけど、朝青龍の勝ちであっさり決まる。その後、代々木公園を散歩してお出かけ終了。

  July 18, 2004

• ピンチョス！

  久々に妹とランチ。代々木のピンチョス･カフェに行く。最近、色んなところで見かけるようになったピンチョスだけど、ホセさんは｢ボクが日本に紹介した」と言い張っていたなあ。ホセさん曰く、ひとつならピンチョ、複数形がピンチョス、らしい。本場(？)のピンチョス・ベポにはまだ行ってないんだけど…。メニューを見ると、ピンチョス・カフェといいながら、肉じゃがとかだし巻き卵なんてものもある。パスタはあるけど、パエリヤがない。あまり本格的ではないようで…。ピンチョスは１つ200円から数種類ある。ピンチョスをチョコチョコ頼んでサラダとパスタ、サングリアにワインを飲んで二人で5,000円くらい。まあ気軽につまむにはいいかな。新宿南口サザンテラスからすぐなので、混みあう週末には穴場かも。

  July 17, 2004

• ワインな夜　エノテカ経由スカレッタ

  エノテカのワイン会に参加。今回はシャンパーニュ３種とブルゴーニュワイン、ジュブレイシャンベルタン３種のテイスティング。シャンパーニュはムタールという作り手のセックとロゼと1985年のヴィンテージ。ヴィンテージものは初めて飲んだのだけど、泡が繊細でブーケもフレッシュフルーツというよりドライフルーツみたいな感じ。白ワインに近い感じかな。シャンベルタンはすべて2000年のプルミエ・クリュ、ピノ･ノワール単一という共通項があるけど、作り手が違うため、全く印象が違う。ワインは好きだけどあまり詳しくないので、いつもその場限りなんだけれど、比較して飲むとなかなか面白い。それにしても少量ずつとはいえ、お腹がすいているところにワインをぐいぐい飲むのですっかり気持ちよくなってしまった。ワイン会のあとは、青学近くのイタリアン「スカレッタ」でオットと待ち合わせ。平日の夜に二人で外食というのも珍しい。この店は昨年2，3回行ったきりで久々の訪問。ラストオーダー12時と遅いので、10時の待ち合わせでも大丈夫。アラカルトでシェアして５品ほどいただきました。前菜は和牛のタルタル、ジャガイモと鯵のがレット。パスタは生シラスの冷製パスタ、桜海老のキタッラ、ジェノベーゼソース。メインは仔羊のローストと煮込みとソテー。デザートはラヴェンダー風味のクレームブリュレにオレンジミルクのソルベ。全体的に塩味が強めながら、美味しかった。白ワイン1本はうちにしては少なめ。まあ、私はその前に散々飲んでるか…。

  July 16, 2004

• つるるん！京の冷し葛玉露

  去年買ってみてヒットだった和菓子。コープのチラシで見つけたので、普段のおやつにはちょっと高いけど、あの「ぷるるん！」が忘れられず、買ってしまった。３つ入りでひとつづつパックされている。おそらくこの１パックを３つぐらいに切っていただくのだと思うけど、あまりにつるるんと喉ごしがよく、切っても結局全部食べちゃう。色はくすんだ緑色であまり美しいともいえないのだけど、甘味はほんのり、玉露の味がしっかりして、こしがありかつ柔らかくて、となかなか他では味わったことのない代物なのです！原材料をみると、砂糖、葛粉、澱粉、玉露、蒟蒻粉、寒天とある。このプリプリは蒟蒻からきてるのかなあ。飾りも何もないお菓子だけに、この柔らかさ、歯ごたえを出すために、何回も配合を変えて試作したんだろうなあ。つめたーく冷して食べると、もうたまりません。地味なお菓子ながら、なかなかの実力です。

  July 15, 2004

• 枝豆豆腐をつくる。

  ここのところ毎日、枝豆豆腐を作ってる。豆腐といっても、にがりで固めるお豆腐とはちがって、葛粉で練って練って型に入れて冷やしたもの。でも枝豆も大豆だから、正真正銘のお豆腐かな。生のままの枝豆を鞘から出して、だしと一緒にミキサーにかける。そこに塩と葛粉を加えて、鍋に入れて火を入れつつ練る。ただそれだけなんだけど、枝豆とだしと葛粉の割合によって出来上がりが全く違ってくる。昨日は葛粉が多かったせいか、オット曰く「枝豆ういろう」といった風情。モチモチしていて固め。枝豆特有の青くさいような、甘味があって美味しいんだけど…。でも違う、違う！暑い時期なんだから、もっとつるんとプルプルしてほしい。今日はだしの割合を増やしたみた。固まるまでにちょっと時間はかかるけど、柔らかくていいかんじ。昆布だしにみりんと薄口醤油の旨だしをかけて、つるるんと。いい感じ！枝豆の緑が爽やかで、この季節にぴったりの一品。

  July 14, 2004

• 韓流？いえいえ、おフランスの気分。

  巷では韓国ブームですが、私はフランス語のレッスン開始！大学で第２外国語でとったけど、それっきり。時々ＴＶのフランス語講座を見るくらいだったので、文法や単語がかなりアヤシイ。知り合いの働くカフェで駐在マダムのフランス語講座をはじめると聞いて、フランス語再挑戦を決意した次第。ＮＨＫテキストなど買ってみたものの、なかなか思い出せないのよね。さて、レッスン。先生は美しいマダム。日本語は片言しか話せないので、説明してくれるのはいいのだけど、その説明がわからなーい。フランス語の堪能なカフェの日本人マダムに通訳してもらったりして。結局、英語で説明してもらって意思疎通が出来たかな。それにしてもあんなに丁寧に発音を指導してもらったのは初めて。ここでは発音と会話（にはまだ遠いが）を鍛えてもらって、文法などは自分で勉強する方がよさそうだわ。それにしても懐かしいのは、昨年のＮＨＫ教育ＴＶのフランス語講座。フレンチ・大阪弁ぺらぺらのベアトリスの大ファンだったから、彼女見たさに講座を見ていたのにー。今年からすっかり衣替えしてしまって残念でならない。きっと私と同じ意見の人も多いと思うのだけど…。

  July 13, 2004

• 豚好き？

  月に一度の平松洋子さんの料理教室に参加した。先月はお休みしてしまったので、２ヶ月ぶり。この日のメニューは蒸し豆腐、酸棘湯、きゅうりのサラダの３品。蒸し豆腐はお皿に豆腐をつぶして豚ばら肉・梅干しを叩いたものを豆腐に埋め込み、ネギのっけて調味料と片栗粉をまわしかけ、蒸しあがりに三つ葉を散らすというもの。スープは豚ロース、干ししいたけ、たけのこ、ザーサイ、豆腐などすべて細切りにした具がたっぷり。黒酢と粉山椒が味のポイントかな。きゅうりのサラダは皮をすっかりむいて塩をしてナンプラー、レモン汁、唐辛子粉で味付け。前回のメニューは沖縄取材の後だったようで、沖縄ご飯でゴーヤーや豚肉を使ったお料理だったそう。それにしても４月以降、ずっと豚肉メニューなの。かなりの豚好きとお見受けしました。

  July 12, 2004

• またいっちゃった…

  またいってしまった…。すっかり虜になってしまった…。新宿まで買い物に出たら遅くなってしまい、外食しようということになったのだけど、思いついたのは｢豚耳｣。またもや目黒まで台湾料理を食べに行ってしまった。月１のペースで行ってるなあ。我が家にとってはかなり珍しい。外食するなら、家で作れないようなものが食べたいので、そういうお店に事前に予約を入れて、その日を楽しみに待つタイプなんだけど。でもご飯作るのがしんどい時、急に外食することになることもある。そういうときに行くお店って実はとっても大切なお店なんだよね。予約を入れてなくても飛び込めるお店、気軽に行ける値段と雰囲気。もちろん美味しいことが大前提。今日は昼間にジムに行ったせいもあり、オットも私も食欲旺盛。豚耳、豚子袋の生姜和え、叉焼饅頭、山芋とスペアリブのスープ、干豆腐と高菜の炒め物、山芋餅のチリソース煮、五目炒飯、五目野菜そば。紹興酒を飲みながらしっかりいただきました。ちょっと食べすぎ…。干豆腐は高野豆腐のようなものをイメージしていたのだけど、もっと細くて麺のよう。ちょっとジャンキーな屋台っぽい味なんだけど、あとひく美味しさ。山芋餅はおろした大和芋を一度揚げてあるようで、もちもち。台湾紅麹を使ったチリソースはピリ辛ながらまろやかで、とっても美味でした！デザートにはこの時季限定、台湾から航空便で届いた完熟マンゴー。果肉は赤みが強く、甘味が濃くてとろり。ああ、ああ満足の晩ごはん。

  July 11, 2004

• ズッキーニはかぼちゃ？

  ズッキーニなる名前を聞いたのは、ラタトゥイユを知った時。料理本には「なければきゅうりでＯＫ」と書いてあったような。確かにきゅうりが巨大化したような姿。でもかぼちゃの仲間なんだってね。たしかに瓜ほど水分は多くないし…。今は日本でも栽培しているらしく、手に入りやすくなってお値段も安い！最近お気に入りは唐辛子をきかせた炒め物。以前｢古家庵」の安さんに教えてもらった韓国かぼちゃのジョンみたいな感じで作ってみる。韓国かぼちゃはズッキーニみたいに細長い。なかなか手に入らないのでズッキーニで代用できるって言ってたなあ。今日はズッキーニを拍子木切りにして、胡麻油で炒める。シメジやエリンギも一緒に。塩、だししょうゆで調味し、唐辛子パウダーをふりかける。あとは黒酢鶏、焼き鮭、蒸し茄子、きのこと茄子のマリネ、茄子とみょうがの味噌汁、五穀米入り発芽玄米ご飯でとってもヘルシーな晩ごはん。

  July 10, 2004

• 目黒川　ラ・ルーナ・ロッソに行く

  話題のイタリアン、オステリア「ラ・ルーナ・ロッソ」にランチに行く。あまりにも暑くて代官山からタクシーで行ったのだけど、このお店、一番近い中目黒からも結構距離がある。お店は目黒川沿いの小さな一軒家。真っ白でスクエアな外観は地中海あたりの建物みたい。中は手前にオープンなキッチン、奥が客席で突き当たりは一面ガラス張りで、目黒川の遊歩道に面して緑がいっぱい。真ん中に地下に行く階段があり、地下はワインセラーと少し暗めのテーブル席。1時に行ったけど、満席で女性ばかり！近くのＯＬさんが多いのかな。ランチは前菜とパスタに飲み物の1,000円、デザートのつく1,500円、メインがつく3,400円の3コース。私達は1,500円のコースで、パスタ3種をそれぞれ頼む。前菜は生ハムメロン、パスタは「鮮魚とからすみのフェデリーニ」「ツナとオリーブ、トマトソースのスパゲッティー二」「鶏肉とブロッコリのリガトーニ」。デザートは1種類で「マンゴーソースのパンナコッタ」かな。パスタはボリュームたっぷりでしっかりしたお味。でも本場エノテカ・ピンキオーリでパスタを任せられていたというシェフの手打ちパスタは夜のみ、ということで味わえず。こじんまりしたいいお店ですが、ランチだけでは判断できないなあ。今度は夜に行ってみようかな。

  July 9, 2004

• カラメルわらびもち

  今日のおやつは手作り、カラメルわらびもち！明日遊びに来る友人のたってのリクエストなので、作っておくことに。わらびもちにカラメルを混ぜてあるので、ほろ苦くてちょっとオトナの味。砂糖が多いので冷蔵庫に入れても硬くならない、だけどカラメルにしてあるので、甘すぎない、といい具合なのです。作り方は簡単。まず鍋にグラニュー糖をいれカラメルを作る。煙に動じないでしっかり苦いカラメルを作るのがポイント。あとは市販のわらびもち粉と水、砂糖に隠し味の塩を加えて火にかけて練る！練る！ゴマ豆腐の要領です。透明感がでたらＯＫ。きな粉を広げたバットに入れ、きな粉をまぶしておく。冷めたら適当な大きさに切り分ける。わらびもち粉は本わらびが入ったものがおすすめ。甘藷でんぷんではこのなめらかさは出ないのよね。

  July 8, 2004

• 七夕の日の再会

  お天気に恵まれた七夕、織姫と彦星は会えたのかな。さて、今日は夕方に急に召集がかかり、高校時代の友人と会うことに。これまた高校の友人が店長を務める恵比寿のバーに集合した。女性二人男性二人という組み合わせながら、既婚者がほとんどで別段ロマンチックなものでもなく、大阪弁で大盛り上がり。うち一人はほとんど話したこともない人だったけど、共通の友人がいたりと話も弾み…。それにしても、顔は思い出せても名前が出てこない、って状況にもう若くない、と感じてしまったわー。

  July 7, 2004

• トマトの味噌汁

  このところの蒸し暑さっていったら…。こういう時は、トマトの味噌汁。赤出汁にトマトとレタスを入れて、あったまればＯＫ。レタスがシャキシャキして、トマトの酸味とお味噌の相性もばっちり。コトコト煮なくていいのも夏にはぴったりです。レタスもサラダ・添え物だけじゃもったいない！

  July 6, 2004

• 桃・スモモ・さくらんぼ

  桃のおいしい季節がやってきた。路地物が出回ってきたようで、お値段もお安くなってきて嬉しい限り。好きな果物は？と聞かれたら、そうねえ、桃でしょうか。でも桃って当たり外れも大きいし、美味しいものは結構高い。普段食べるなら桃よりもお手軽で酸味のあるスモモかな。スモモもいろんな種類があるようで、まずは真っ赤な大石。これは皮が薄くて柔らかくて日本のスモモって感じ。ちょっと遅れてソルダム。粉を吹いたような表面は緑ぽくて、見た感じは、どうなの？って感じなんだけど、かじると濃い紫がかったピンクの果肉が甘くて酸っぱくて美味しいのよねー。歯ごたえもあるので、大石よりもソルダムが好き。大石とソルダムって、さくらんぼの佐藤錦とアメリカンチェリーみたいなもんでしょうか？さくらんぼは佐藤錦の方が好きなんだけどね。先日お店でいただいた佐藤錦はとっても粒が大きくて酸味と甘味のバランスが抜群だったなあ。うちで普段買う佐藤錦の倍くらいの大きさ。でも種の大きさが変わらないのは、これいかに？

  July 5, 2004

• 酢・あれこれ

  最近、お酢の減りが早い。にわかに健康に気を遣うようになったオットがぐびぐび飲むのだ。もちろん水で割って飲んでるんですけどねー。もともと酸っぱいもの好きの我が家、お料理でもお酢は良く使うのだけど、減り方が尋常じゃない。500ミリの瓶入りなんて1週間持たないもの。千鳥酢、きび砂糖酢、黒酢、イチジク酢などなど、毎回変えて飲んでるけど、一番のお気に入りは京都西陣の林孝太郎商店の米酢らしい。これ、ちかくのスーパーやデパートでは見かけないのよねえ。取り寄せるか…。

  July 4, 2004

• 祝・開店！真由膳

  友人が西麻布に和食屋を開店したので、お祝いも兼ねてオットとご飯を食べに行く。女性で30歳そこそこでお店を持ったなんてすごい！それも西麻布で。その世界では｢使えない」と言われる｢大卒・脱ＯＬ組」ながら、彼女は有名料亭、日本料理店の厨房で働き、小さな店も任せられ、魚屋に修行に行き…。なかなか出来るものではない。店に泊り込んでいた姿を知っているだけに、本当に良くここまで来たね、と嬉しくって。お店は地下1階だけど、道路からも良く見えて入りやすい雰囲気。明るく清潔な店内は、カウンターとテーブルが2つ。メニューは、お任せ5千円からと一品料理。〆鯖、冬瓜の煮物、卵豆腐、どれもちきんと仕事をした美味しい一品。おもしろいのは3ヶ月待ちという佐賀牛のあぶり。赤身にいい具合にさしの入った切り身をさっとたれにつけ、飛騨コンロで焼く。お刺身でも食べられるようなお肉は、脂肪がギトギトしすぎず、旨みがたっぷりで、和食屋で出す肉料理としては秀逸。最後にいただいた鯛のあらで炊いた土鍋ご飯も美味しかった！いいお店です。これからが大変だろうけど頑張って欲しいな。

  July 3, 2004

• 教会コンサート

  友人に誘われてピアノコンサートに行く。倉本裕基さんという作曲家で、ご自身の曲を弾くというコンサート。この方は数年前に韓国でブレイクして、韓国の若い人にはすごい人気らしい。以前、ＴＶで紹介されたのは見ていたのだけど、私が興味を持ったのは、コンサートの場所。通常のコンサートホールではなく、教会というのが面白いなあと思って。入ってみると、天井が高くて荘厳な雰囲気。立派なパイプオルガンの設置してあり、ふとウィーンの教会で聞いたパイプオルガンの響きを聞いた時の、鳥肌の立つような感動を思い出した。コンサートは、メロウでもの悲しいメロディの曲が多かったかな。今流行の韓国ドラマのＢＧＭにもぴったりはまりそう。夏の日の午後、夕暮れに聞くのにぴったり…。

  July 2, 2004

• ブランデーケーキに酔う。

  今回ババンと頼んだＳＨＩＭＩＺＵのケーキ達。抹茶チーズケーキ、カヌレときて、ついに真打登場！お店の一押し、目玉のブランデーケーキをいただく。パッケージを開けた途端、芳醇なブランデーの香りが…。お酒に弱い人ならこれだけで赤くなりそう。思ったよりもふんわりしたケーキに、たっぷりのブランデーのかほり。うーむ、美味しい。お酒はしっかりなんだけど、生地が軽いので、どんどん食べちゃう。いけない、いけない。1ヶ月ほど寝かせると更に熟成して美味しくなるそうだけど、絶対そんなに待てませーん。河童(？)の女の子の包装紙もレトロで、懐かしい感じの大人のおやつ。日持ちもするので、人にさし上げるにもよさそう。そうそう、父の日に実家に贈ったら、普段甘いものを食べない父も喜んでたみたい。

  June 27, 2004

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