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カテゴリ:『ふるさと いずえ情報局』
今日は『市民の声を聴く会』に出席した。
まあ、前回よりは議員さんの受け答えは活発になったが、及第点は付け難い内容だった。 市民からの痛烈なひとことが記憶に残った。 「議員は市の代弁者ではない。市民の代弁者でしょう」 今回の聴く会は、議会・市政の報告を短くして市民の意見を聴く時間を増やすということだった。 しかし内容はパワーポイントで準備した当たり障りのない説明をした後、事前に提出されていた質問を市の立場に立って回答をした。そして市民の意見を十分に聴きますという時間を増やした。 市民からの意見や苦情が前回より多く出た。しかし議員さんの説明は市寄りの回答が多かった。 そして先の市民からのひとことだ。 今回の議員さん5人は市議会の中心的な方々だった。だから受け答えはできる。しかし、それゆえに質問を選り好みする作為が感じられた。 特に、議員定数の話が出た時には明らかに質問を早く終わらせたいといういう思いが感じられた。さらには女性からの意見を演出的に引き出そうとする議員席を離れての質問依頼のパフォーマンスがあったがこれはよくない。発言は自然に出てくるものでなければならない。ただ、実際のご意見は自発的なものだったけれどね。聴く会で議員が出席者の席に行く行為は良いことではない。 市民席は30席用意されていたが18席しか埋まらなかった。12席もの空席は市民の議会への期待度を表していたのかもしれない。 本日の聴く会で出席して聴いた感想を要約すれば、議員さんは「市民の苦情処理を聴きたがり、市政や議会の本質についての質問・提言を聴きたがらない」ということだ。 議員さんの仕事は苦情処理も必要かもしれないが、それよりも市政の方向性のチェック機能が本分だ。これからの『市民の声を聴く会』では本分の市政についての意見の吸い上げに留意してほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.05.12 07:44:18
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