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テーマ:今日の出来事(289403)
カテゴリ:旅行生活
心身ともに疲労が鬱積しつつある今日この頃、先日から国外逃亡を図ったろうと思ってスケジュール帳と航空会社の空き便とをニラメッコしながらあれこれ画策していたのだが、どう考えても今週とか来週の日程では無理があることが判明。 そうとなったら自宅から30分で行ける思いきり近場の極楽リゾート、有馬温泉に突撃をかけることにしたのである。今日は平日なのであるが、急遽休みを取って朝から快晴の空の下、愛車をぶっ飛ばして六甲山を越えて裏側の有馬に向かったのであった。 はっきり言って、年に2~3回来ているような気もするが、そういえば肝心の温泉に入ったことが一度もないことに気づいた。はっきり言ってこれはまずいので、今回は温泉で癒されて極楽気分に浸ることを真剣に追求するのがテーマである。 「ここよここよ」と自分の行きたい場所を看板で主張するヨソのおばちゃん、手が邪魔なんだけど。 有馬名物「足湯」である。入浴施設「金の湯」の表にある無料足だけ温泉で、いつも満員である。一瞬ワタシも参加しようかと思ったが、イヤイヤ今日は足だけではなくて全身入るのである。こんなことで満足していてはいけないので、とりあえずこの場を離れるのである。 有馬の町は炭酸せんべいで溢れている。どの土産物屋も、イチオシは炭酸せんべいである。知らない間にバリエーションが増えていて、「白ごま入り」とか「青のり入り」とか「生姜クリーム」とかいろいろ商品開発は進んでいるのである。原料に炭酸を使っているのだが、残念ながら噛んでもしゅわしゅわ泡はでないのである。風月堂のゴーフルと実はよく似ているが、どっちが真似をしたかは定かではないのである。 なんてことを言いつつ、意表をついて今回はちゃんと宿を予約していたりするのである。といっても日帰り夕食露天風呂付きプランなので、温泉に入って晩御飯を食べたらとっとと帰るのである、なんせ片道30分なので泊まる意味はないのである。滞在時間6時間1本勝負である。 てなわけで、真昼間からさっそく露天風呂である。平日のせいか、誰もいないので貸切状態である。「金泉」と呼ばれる赤色の湯は有馬の代表的な温泉であり、鉄分や塩分が多く含まれ、空気に触れると酸化して茶褐色になるのである。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなどなどで、最近持病の肩こりが悪化していてよく背中が攣ったりするのだが、そういうのにも良く効くそうである。 見上げると頭上は快晴の空である。まだ外気の肌寒いこの季節に、昼間からスッパダカで露天風呂というのはものすごい優越感なのである。しかし誰もいないから良いのだが、よく考えると風呂場にカメラを持ち込んだりするのは犯罪行為だったりしてと思いつつも、日記読者のためにとフリチンでデジカメをパシパシ撮るのである。しかしそのうちノボせて気分悪くなり、フラフラである。 風呂をあがって部屋でうたた寝などしながらごろごろしていると、やがて夕食の時間である。本日は京懐石のコースなのである。なかなか噂どおりの上品なお味で申し分ない。冷酒も進むのである。 食後に再び温泉に入り、初めての有馬温泉入浴はもう満喫である。そうして夜の9時には有馬を後にし、も一度六甲山を越えて阪神間の夜景を眺めつつ、帰途についたのであった。まったく馬鹿みたいな極楽日記であるが本人は幸せなので仕方ないのである。おわり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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