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池袋の「サンシャイン60」で一日中缶詰めで仕事だったのだが、ずうっと昔から知っている割には足を踏み入れたのは生まれて初めてである。もう築30年近く経っているので古びているのは当然としても、とにかく感覚的に「なんか陰気くさい場所だなぁ」と思っていたら、ここは昔、第二次大戦でA級戦犯であった東条英機ほか戦犯60名の処刑が行われた『巣鴨プリズン』の跡地であった。処刑された戦犯たちの遺骨は米軍によって海に投棄されたようだが、その後彼らは例の靖国神社に祀られ、小泉純一郎さんはその英霊たちに熱心に参拝しているのである。
そういった場所柄のせいか、ここは昔から怪奇現象の目撃談が多く、心霊スポットとしても有名だそうである。実際、このサンシャインの工事中には何人も転落死する事故が相次ぎ、今でも時折上から誰かが落ちるような人影が見えると言う。怖いのである。(怖いという字は字を見ているだけでも恐いなぁ)。普段から霊感などというデリケートなものはなにも感じないワタシだが、その後、夜になって妙に両肩が重いのが気になるところである。
ところで昼めしは、一緒に仕事をしている某シンクタンクのヒトに連れて行ってもらった池袋東口のラーメン屋で「つけ麺」を食べた。唐辛子の効いた濃厚ピリ辛スープに、ラーメンの麺を付けて食べるのだが、つけ麺は以前、広島でも食べたことがあるが関西では一般的に馴染みが薄いのである。冷めた麺を熱いスープに付けて食べるというのは鴨ざるなどと同じような感覚に近いが、このつけ麺の場合それが旨いかどうかというよりも、どちらかというとそういう「わざわざ感」を楽しむための食べ物であるような気がする。ラーメンはやはりちゃんとスープに浸っている方が良い。
昼めし食べたら、またサンシャイン刑務所に引き戻されて午後の労働である。
プリズナー。
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