カテゴリ:PC
最近、読書をしなくなりました。いわゆる活字離れというヤツですが、理由は 1)老眼が進んできたこと 2)情報源としてネットで充分なこと 3)ゆったり読書をするという時間が取れない。というのが表向きの理由です。実は、元々読書が好きでないのが、本当の理由です。
「本をパソコンが読んでくれればいいな」という単純な動機で、Text読み上げソフトをネットで調べてみました。有るわ!あるわ、沢山のフリーソフトが。片っ端から試してみました。結局、機能性と使いやすさから、「Text to Wav」というソフトが一番よいことがわかりました。ここからダウンロードできます。この Text to Wav のみならず、大部分のフリーソフトはMicrosoftのTTS(Text To Speech)というエンジンを使っている。 Text to Wav を使って、実際に喋らせるためには次の設定が必要になります。喋りの音声は2種類あり、1)Microsoftの音声 2)Syn TTS の音声 です。もちろん、両方インストールすれば2種類使えます。 1)Microsoftの音声設定。(Harukaと言う女性の声による読み上げ) 1.x86_SpeechPlatformRuntime\SpeechPlatformRuntime.msi のインストール (64bit機の場合は、x64も同時にインストールして下さい) 2.MSSpeech_TTS_ja-JP_Haruka.msi のインストール 3.Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 のインストール 3.のMicrosoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1は既にインストールされている場合が多いですので、既にインストールされている場合は、不要です。 2) Syn TTSの音声設定 1.Libchasen.msi のインストール 2.SynTTS.msi のインストール 以上の設定で、Microsoftの音声とSynTTSの音声がText to Wavで利用できるようになります。尚、SynTTSは64bit機では動作しませんでした。 それぞれの音声を動画で例示しましたので、下の画像をクリックしてみて下さい。比較のために、市販(一太郎付属ソフト)の詠太2のサンプル音声も動画に入れています。 Text to Wav の画面 YouTubeの映像では順番に、1.SynTTS男性 2.SynTTS女性 3.Microsoft女性(Haruka) 4.発音辞書 5.Microsoft(Annaさんの英語発音) 6.詠太2の男性のサンプル発音 となっています。 テキスト読み上げソフトを探してみてText to Wavにたどり着きましたが、フリーでここまで読み上げが出来るのかと感動しました。dynabookパソコンにLaLaVoiceという読み上げソフトが付属していましたが、たどたどしい発音でしたが、TTSエンジンはそこそこ実用に耐えそうです。さすがに、一太郎2012 翔プレミアムに付属している「詠太2」の発音には少々劣りますが、フリーで気軽に使えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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